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魅せる会社になるためにvol.47 ~何から始める?ブランディング~

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新年度もいよいよスタート!卒業式に始まり、入学式や入社式の中止が相次ぎ、オリンピックまで延期されるという昨今の状況ですが、皆さんのビジネス環境への影響は如何でしょうか?

さて、その昨今の事情の影響とは無関係ですが、約4年間お世話になったコチラのコラム、今回で終了させていただくことになりました。その今回は、ブランディングで最も大切な「ブランド・アイデンティティ」の構築について進める予定でしたので、節目としては相応しい内容かもしれません。というのも、小生が、実務において企業様のブランディング支援を手掛ける際、ファーストステージ(戦略ステージ)の成果物として、位置付けているのが、この「ブランド・アイデンティティ」なのです。

ブランディングのステップについては、前後半に分けられ、前半は戦略ステージとしての「ブランド・アイデンティティ」構築プロセス。後半は、戦術ステージとしての「戦略具体化」、「内外への発信」、「目標設定」というプロセスですと、説明していましたね。

魅せる会社になるためにvol.33 ~何から始める?ブランディング~

それでは、早速、進めて参りましょう!

 

ブランド・アイデンティティ

「ブランド・アイデンティティ」は、「ポジショニング」によって見出された自社の「独自性」を簡潔な言葉で表現したものです。

自社がブランドとして、ペルソナにどのように認知されたいのかを表す「旗印」となる言葉とも言えます。

資料:©一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会

そして、この発信側が掲げる「ブランド・アイデンティティ」とペルソナが抱く「ブランド・イメージ」を、限りなくイコールに近づける全ての取り組みが、ブランディングなのです。

イメージを掴みやすくするために、有名企業の事例をご紹介してみましょう。

ラグジュアリーなホテルの代表といえば、ザ・リッツ・カールトン。こちらの「ブランド・アイデンティティ」は、

『第二の我が家』

というものです。

えっ?あの豪華な施設が、『第二の我が家』なんて、そんな貴族みたいな生活を送っている人たちなんてどんだけいるの?

という疑問の声も出てきそうですが、リピーターさんが車寄せに停車すると、ドアマンが“おかえりなさい!”と声をかけるという伝説からも、スタッフ全員でブランドを体現していることが窺い知れますね。つまり、カタチある豪華なハードの部分ではなく、カタチのないホスピタリティ溢れたソフトの部分で、『第二の我が家』という「ブランド・アイデンティティ」を体現されているわけです。

 

 

ポイントを整理

「ブランド・アイデンティティ」は、所謂キャッチコピーではありませんので、奇をてらった言葉やインパクトのある言葉を選ぶ必要はありません。それよりも、ペルソナが親和性を抱くと同時に、ペルソナと接する社員さんならびにスタッフが、具体的にどのように振る舞えば良いかイメージできることが望まれます。

また、思い浮んだものが、今一つしっくりこないようであれば、一旦「3C」まで戻って、事業環境を俯瞰し、市場機会仮説を再度理解した上で、整合性に問題がないか、検証することも必要でしょう。

そんな整合性に問題を来していると、私的に危惧しているのが、スターバックス・コーヒー。こちらの「ブランド・アイデンティティ」は、

『サードプレイス』

というものです。

「居心地が良く、寛ぐことが出来る、自宅でも職場でもない第3の場所」

という概念は、いち早くWiFi環境を整えたり、小じゃれたソファーなども用意され、美味しいコーヒーを嗜みながら、読書やPC業務に集中できる、すてきな空間を提供してくれていました。しかしながら、近頃は、混雑の中、周りに気を遣うことが出来ない高校生や中高年のお喋りスポットと化してしまった様相で、お世辞にも居心地が良いとは言えない状況です。※あくまで、個人的な見解ですが・・・

そういう意味では、私的にリブランディングに取り組んでいただくことが、待ち望まれるのですが、そこは経営判断に委ねられることですので・・・

ちなみに、リブランディングといえば、小生が取り組む「ブランディング事業」の「ブランド・アイデンティティ」もこんな変遷を(;^ω^)

  • 2018年「事業承継を価値に仕立てるパートナー」
  • 2019年「経営者目線に基づく課題解決ブランディングの専門家」
  • 2020年「未来ある中小企業をブランディングで支える経営課題解決の伴走者」

このように、自社を取り巻く事業環境ならびに自社の成長度合いを鑑み、常に見直しを図ることをオススメいたします。何事もやりっ放しは、ご法度ですからね。

 

ブランディングを点検

そういう意味では、昨今の事情から、ペルソナのニーズにも変化を来している可能性も高いので、早速点検する必要がありそうです(;^ω^)

何れにしても、優れた「ブランド・アイデンティティ」には、求心力があり、企業の成長の推進力になると確信しています。そう、貴方のブランドの成功は、力強い「ブランド・アイデンティティ」を導き出せるか否かに委ねられていると言っても過言ではありません。

そして繰り返しになりますが、ブランディングとは、

発信側が掲げる「ブランド・アイデンティティ」とペルソナが抱く「ブランド・イメージ」を、限りなくイコールに近づける全ての取り組み

とご理解くださいませ。

 

ブランディングのステップ、なんとか、ファーストステージ(戦略ステージ)まで、お伝えすることが出来ました。春は出会いと別れの季節、また何処かで皆さんとご縁をいただければ幸いです。

ではでは。

ライター紹介

櫻山 貴文

http://p-sankoh.co.jp/

1966年11月名古屋市内で生を受け、1985年3月まで名古屋弁を喋りまくる。
1985年4月、大学進学と同時に憧れの吉祥寺界隈で東京ライフをスタート。俄仕込みの疑似標準語を駆使しながら、当時の典型的な学生生活を経て、バブル真っ只中のコンピューター業界へ。メインフレームからワープロまで、システム営業を中心に約5年間、東京圏の華やかなビジネスシーンを経験させていただく。
1994年父親が経営する印刷会社にUターン転職。億単位から銭単位の商談の変化と10年ぶりの名古屋弁の世界に一瞬戸惑うも、営業職一筋で名古屋の温かい文化に浸り人情を勉強させていただく。プロバイダー事業の失敗、ファブレス化の選択、ヘルスケア小売事業参入、モバイル・マーケティング事業参入等、トライ&エラーを重ねながらも、2003年11月に代表取締役に就任以降、今日まで株式会社サンコーのリーダーとして、周囲の皆様に支えられながら何とかやっております。
学 歴
1985年 3月 愛知県立横須賀高等学校 卒業
1989年 3月 明治大学商学部商学科  卒業
職 歴
1989年 4月 富士通株式会社 入社
1994年 4月 同社 退職
1994年 6月 株式会社サンコー 入社
2003年11月 同社 代表取締役社長に就任 現任に加えて、2014年4月~ バリュー・プロモーション株式会社 代表取締役社長を兼務
その他
経営品質協議会認定セルフアセッサー(2003年度より)
一般社団法人日本ほめる達人協会認定「ほめ達!」検定3級
明治大学校友会名古屋地域支部常任幹事
愛知県立横須賀高等学校同窓会総務
中部経営塾 代表幹事
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会1級資格取得者

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