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採用力UP講座 新卒採用の未来を考える

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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
有限会社オフィスパティ キャリアコンサルタント 大山佳子です。

2020年卒採用活動から、一般社団法人日本経済団体連合会による「採用選考に関する指針」が廃止され、内閣官房を中心とした、就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議によって、経済各団体に対して「就職・採用活動に関する要請」が行われました。

2021年卒採用活動に関しても、具体的なスケジュール変更はなく、一見今までと何も変わっていないようにも見えますが、自社の未来を意識した「採用の在り方」検討は必要です。国は、これから「超スマート社会」が訪れると想定し、国の在り方を検討しています。採用の未来について、考えていきましょう。

 

学生との出会い方

今年の現状

昨年問題になった「就職情報サイト」による内定辞退率の有償提供の影響か、キャリアセンター主催学内イベントでの、「就職サイト」への会員登録促進が、あまり積極的に行われていない印象です。その一方で、学内企業説明会や大学独自求人サイトに力を入れている大学が増えてきました。学生は、自ら積極性を発揮しなくても、大学がプログラムを十分提供してくれている環境です。

また、インターンシップ参加経験のある学生が、増加しています。「平成29年度大学等におけるインターンシップ実施状況」によると、大学学部生に対して、単位認定を行うインターンシップインターンシップの実施率は、87.0%となっています。こちらも、参加を促す環境が充実してきています。

以上のように、大学の推奨プログラムを受けていれば、自ら学外のイベントに出向くことなく、企業と自然に出会える環境が充実してきています。大学との関りは「求人票」送付からでは、遅れを取ることとなりそうです。

採用の未来について

インターンシップは、企業が当然実施すべきプログラムとして、少なくとも学生・大学側から捉えられることとなりそうです。さらに、インターンシップ内容について、国から様々な要請が強化される流れも想像できます。既に、2021年卒採用に関して、採用直結型インターンの禁止要請が出されていますが、さらに強化されていくかもしれません。特に、インターンシップという名称ではあるものの、内容は会社説明会と区別が難しい1day型のインターンシップに関して、より踏み込んだ要請が行われる可能性があります。

インターンシップは、学生との接点を持つ機会として、今以上に重要となります。プログラム内容の充実が急務です。

 

採用ステップ

今年の現状

エントリーシートに関して、手渡し用紙への手書き型と「就職サイト」等を通じたWEB入力型に、2極化がさらに進んでいるように感じます。新卒採用に関しては、なぜか「手書き型」への根強い人気があります。提出する学生側にも、さらに読み手である企業側にも大きく負担を強いる「手書き型」ですが、読み手を若手社員に任せるなど、あえて手間をかけさせることを歓迎する意識は、なかなか変わっていないようです。

オリンピック開催準備による会議室不足は、関東地域を中心にじわじわと影響を及ぼしそうです。自社内での説明会や面接ができるよう、知恵を絞っている企業が、大企業を中心に増えています。

採用の未来について

エントリーシートに関しては、働き方改革を契機に「手書き型」が減るかもしれません。どう考えても非効率な手書き文書を読む時間は、AIを活用したテクノロジーにより効率化がすでに進んでいます。大量にエントリーシートを集め、振り落とすという現状の採用ステップ自体を、見直そうという動きが活発化しそうです。
新卒採用時期は、人事以外の社員を動員し採用活動を行う大企業は多くありますが、振り落とすステップに、そもそも人を関わらせる必要なのか、検討が進みそうです。

集団面接やグループディスカッションなど、人物像を効率的に見ようとする工夫にも限界が来るかもしれません。就職対策講座などで十分対策を行った学生を、一定のチェックポイントで振り落とすことは、実は効率的でないことに、多くの企業が気づき始めています。

これまでの採用活動では、まずは自社の存在を知ってもらい、多くの学生にエントリーシートを出してもらうことが重要でした。今後は、パワーをかけるべきステップを変えていく必要がありそうです。大企業にはできない、採用の未来に向けてアイデアを考えてみました。

1、夏季・冬季に短期学生アルバイトを受け入れてみませんか?

新卒学生に大人気業界は「食品業界」です。日常的になじみがあることに加え、飲食業界のアルバイトなどで、知っているように感じている事も大きく影響しています。また、仕事に取り組む姿勢は、仕事をしているところから見極めることが最も有効です。有償であることは、学生にとって「ありがたい」と感じるはずです。簡単な業務を切り出す手間以上に、得られることが多くあるはずです。

大学のキャリアセンターを通じて、有償インターンシップとして広報する方法もあります。1年生から継続的に参加してもらえるチャンスです。

2、採用ステップにIT技術を活用しましょう

現状は、大手企業が「振り落とす」ステップに、活用している印象です。採用するためのステップへの活用は、新しい視点かもしれません。企業説明はWEB上で行い、一方通行ではなく、相互やり取りができる仕組みを取り入れてもよいかもしれません。WEB会議システムを使って、テーマを定めた議論を学生だけではなく社員を交えて行うことで、面接の代わりができるかもしれません。

場所を設定する必要がなく、企業にとっては採用コストダウンにもつながりそうです。さらに「意欲的な企業」と学生に認知させるメリットもありそうです。自ら動いている学生のアンテナに触れるチャンスとなる可能性があります。

いかがでしたか?これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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