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【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.45

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ジモ採るコラムをご覧の皆さま、こんにちは。田中ヒロユキです。2019年、令和元年も終わろうとしていますね!…あれ…確か先月も同じような書き出しで始めましたね。すみません!

令和元年最後になります。45本目のコラム、どうぞご笑覧くださいませ。

 

学生を十把一絡げにする企業は捨てられる

大学3年生はそろそろ、就職活動本番が近づいてきていることもあり、気持ちがザワついてる人もいるようです。何も準備してなーい!という学生もいれば、面接の練習だとか、履歴書の下書きくらいはやっています…という学生もいます。まぁ、キャリアセンターやゼミの先生に言われて渋々書きましたけど…という学生も少なくはないでしょうが(笑)。

さらに進んだ段階になると「インターンでお世話になった企業でそのままアルバイトしています」とか、「企業の経営者さんや採用担当者とサシ飲みできるイベントがあるので、そこに参加しながら企業研究やってます」という堅実派も。「就職する」ことを選択している学生でもこれだけの振れ幅があります。

一方で、我々昭和生まれが驚くような学生も出現しています。前職の大学でも数名いた学生起業家たちです。もちろん、名古屋市内の様々な大学にも存在しています。まぁ、起業の経緯やその業態もかなり幅がありますが。

ボクが直接知っているだけでも…飲食店…、トラックドライバーをまとめて物流を請け負う…、学生エンジニアを取りまとめてWeb制作やアプリ開発を請け負う…、大学教員向けの商材を開発して販売…。本当に…、今の学生は多種多様です。

先日出会った某大学の学生もその1人。企業と学生のマッチングの場を提供することを事業にしています。彼なりに現在の就職・採用活動には疑問を感じている。その疑問を解消できる取り組みがないか?…と模索する中で「仮説」を立て、「理念」が生まれ、諸先輩方の力を借り「起業」という1つの答えを出したわけです。

そうした学生はまだ少数派です。そして「学生」という小さな世界の内側にいます。その内側で凄まじい渦を巻いている。他の学生たちを巻き込みながら。まさにインフルエンサーになりつつあるのが彼ら。渦を巻く(行動を起こす、他人を巻き込む、引き込むなどを含む意味で用いています)ことが染み付いた彼らは、おそらく大学キャリアセンターが推奨するような道を選ばないでしょう。

彼らと接していると、彼ら自身がいわゆるメインストリームからは外れたところに立ち位置をとっていることもあり、多様性を認める姿勢、スタンスをとっても強く持っています。それゆえに多様な価値観を持つ学生を惹きつけやすいポジションにあると言えます。

このように時代が変化していく中で、採用企業のアクションはどうしていくといいのでしょうか?自社の中で、働き方のみならず、価値観も多様化させることに企業はどう向き合うのか?非常に興味深いところです。

 

合同企業説明会はオワコンなのか?

合同企業説明会やナビサイトを運営している名大社のコラムでこの小見出しはかなり刺激的ですが(笑)続けます。合説の参加人数は年々減っている…と言われます。そしてナビサイトユーザーも。学生そのものも減っていますし。じゃあ、合同企業説明会はオワコンなのか?

先の疑問に答えを出す前に、合同企業説明会の意義を再確認するためにも、経緯を振り返っておきます。

合同企業説明会(合説)は今から28年前、ボクが就職活動をしていた頃には存在していました。さらに諸先輩方も合説には出かけていたわけなので、その歴史は古いのでしょう。チェックインの方法や企業さんの説明方法など、技術的な部分、細かな部分は変化、進化しているものの、コンセプトや設営の方法は大きく変わっていません。学生時代のボクも、全然知らない、調べてもいない企業さんのブースに座って、よくわからない話をフンフン…と聞いていた記憶があります(笑)。

きっと数年後にはVR説明会やホログラム説明会なども登場するでしょう。また、ボクが大学を卒業した翌年1996年にその原型が生まれたナビサイト。こちらも様々な機能を付加しながら今日までそのサービスが維持され、様々なプレーヤーが参入するビジネスとなりました。採用市場はこのように作られてきたわけです。

先ほどの刺激的な小見出しに話を戻すと、合同企業説明会やナビサイトというのは就活生に有意義な存在だとボクは信じています。それは学生と企業の偶然の出会い、思いがけない縁の始まりが包含されているからです。

「やりたい仕事」を決め打ちしている学生でも、まだ見ぬ仕事、まだ知らない企業はあるもの。そしてどんなに時代が進んでも「やりたいことがわからない」「どんな仕事があるんだろう?」と言った状態から就活に入る学生が大多数を占める日は続くのです。

採用企業が取り組むべきは

  1. 学生たちの選択肢の1つに自社が入ること
  2. 偶然の出会いの確率を高めること
  3. 偶然の出会いを確実なご縁にすること
  4. そのルートを複線化すること

…なのだと考えるのです。母集団を大きくするのは、あくまでも上の4つの取り組みの結果であり、プロセスなのです。

いい人を採る道:採用ルートの複線化、セカンドオプションの用意&強化を視野に社内調整を。

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

1971年 愛知県生まれ。愛知大学卒業。
採用・人事戦略コンサルタント  国家資格キャリアコンサルタント
内定ゼロで大学卒業後 人材派遣会社営業、採用、スタッフ管理などを経て、採用コンサルタントとして独立。
並行し、リーマン後の就職氷河期に大学非常勤講師のキャリアをスタート。
2015年4月 名古屋経済大学准教授に着任。また キャリアセンター副センター長を兼務。数多くの採用企業、学生双方に関わる。
2019年3月 同大学を退職し現職。
大学勤務経験を活かし、大学との繋がりがより深まる具体的なノウハウ、大学と学生に刺さる企画を提案する「採用の仕掛け人」である。
株式会社 人材と採用 代表取締役

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