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採用基礎力UP講座 把握力編 ~中途採用時に把握すべきポイントとは~

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こんにちは。キャリアコンサルタント大山です。

シリーズでお送りする、①魅力発掘力②把握力③発信力 で構成される「採用基礎力」。

第八弾は、これから年度末に向け活性化が予想される転職市場において、中途採用を上手く進めるために必要な「把握力」とは何か、を考えていきます。

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新卒採用は、採用スケジュールが横並びなこともあり、他社の採用状況についての情報収集は比較的容易です。しかし、中途採用に関しては、スケジュールはもちろん、欲しい人材スペックも各社微妙に異なることから、比較材料がほとんどなく客観的に中途採用状況を図ることが難しい場合が多いようです。

中途採用業務には、新卒採用とは異なる把握すべきポイントがいくつかあります。

求職者側から見た転職活動について、活動段階毎に傾向を整理し理解していきましょう。

 

1.応募先選択段階

WEBでの情報収集・ハローワークや人材紹介エージェントの利用・合同企業説明会への参加等、転職者向け求人情報を得る方法は様々ですが、情報収集方法は、新卒向けとほぼ変わりありません。異なるのは、応募先を絞り込むための検索条件が明確で、さらに条件への強いこだわりがあるという点です。

ジモト転職希望者の場合、勤務地と職種で絞っている方が多く、皆さんが思った以上に業務内容や、会社の特徴をよく理解した上での応募先選択は少ないのが現状です。

また、応募先の社数を絞って活動する傾向があり、在職者で2・3社、離職者でも5社程度の応募社数です。そのため、業務経験が少ない若い離職者程、応募する社数が少ないことが原因で、転職活動が長引きやすくなることもあるようです。

初めて転職者ほど、条件で狭めようとしている傾向が強く、少しでも条件に合わないと応募できないと考えてしまいがちなため、応募して欲しい人のイメージを解りやすく表現することは、大変重要なポイントとなります。

 

2.一次面接段階

呼ばれたから来たのか?と誤解してしまう程、志望度合いが低い印象の求職者は多いようです。本来は自己アピールをきちんとして欲しいところですが、自分のアピール以上に応募先企業に対する情報収集意欲が高く、質問が多い求職者は多いようです。

一次面接は、お互いに情報を十分に出し合い、判断材料を増やすための時間にすることが、双方にとって良い結果につながります。今回募集している人材への期待、入社後具体的に何をしてほしいと考えているのかを、応募者に具体的に伝えるように心がけることは、とても大切なポイントです。

 

3.最終面接段階

採用したいと思う求職者ほど、他社でも同様の評価を受けている確率が高く、皆さんにとっては気を揉む段階です。新卒者と大きく異なる点は、採用条件を冷静に見極めて意思決定したいと考える求職者が圧倒的に多いという事です。感情に訴えても、あまり響かない求職者が多い原因はここにあります。

評価しているポイントを明確に伝えることは、最も志望意欲を高める方法として効果的です。求職者にとって、転職の最大のメリットは、具体的な業務内容に対して必要とされていると「実感できる」ことです。労働条件以上に心に響くポイントとなります。

 

4.内定受諾までの段階

迷う原因は、情報不足です。転職希望者は、結局のところ入社して働いてみないとわからないことがある、と頭では理解しています。「迷う=入社意思が低い」とは、言い切れないため、注意する必要があります。

迷うそぶりに対して、拒否反応をそのまま伝えるのではなく、何を迷っているのかを把握し、十分な情報提供を心掛けることがポイントです。

 

5.退職交渉について

在職中の求職者の場合、退職交渉をきちんとしているか、把握する必要があります。

ごくまれに、引き留めにより内定辞退者が出る場合がありますが、その心配のため、必要以上に急き立てる対応は逆効果となります。退職の仕方を解りやすく従業員に教える会社は皆無です。強く孤独感を感じるこの時期は、暖かいサポートに対して普段以上にありがたさを感じるはずです。退職交渉の進め方をサポートしていくことが、入社後にまでよい効果をもたらす可能性が高まります。

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また、採用活動中常に把握しておくべきポイントは以下の通りです。

〇転職活動開始理由を把握する(在職者向け)

離職者でなければ、転職活動は必ず必要な活動ではありません。会社での小さなもめ事を理由に、ある意味発作的にWEBに登録してしまった・・・という場合も、あるかもしれません。目的のない活動に付き合ってしまうと、皆さんのストレスは高まります。転職活動開始理由について、明確に答えることが出来るかどうかという点は、ぜひ把握しておくべきポイントです。

〇転職活動状況を把握する(離職者向け)

転職活動を意欲的に行っているかどうかは、大変重要なポイントです。特に20代の若い世代の離職者に対しては、働く意欲を強く持っているかを見極める必要があります。毎日どのように過ごしているか、自律した生活を送ろうとしているか、しっかりと聴いていく必要があります。

 

いかがでしたか?年度末に向けた中途採用時に、ぜひ参考にしていただければと思います。これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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