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採用基礎力UP講座 発信力編 ~効果的な内定者フォローとは~

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こんにちは。キャリアコンサルタント大山です。

シリーズでお送りする、①魅力発掘力②把握力③発信力 で構成される「採用基礎力」。第七弾は、2017年4月入社に向けて行われる「内定者フォロー」について、本当に効果を上げるために必要なことは何か、「発信力」を切り口に考えていきます。

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皆さんの会社では、「内定式」は行いましたか?行う予定でしょうか?

日本経済団体連合会の「採用選考に関する指針」に基づき、多くの企業が採用内定日を、10月1日以降としています。内定日を境に、これまでは〇〇大学の学生であった人物が、自社へ入社を予定している「内定者」へと変わります。

学生にとっては、就職活動終了確定日でもあるため、「ゴール」のイメージが強いようですが、採用担当の皆さんにとっては、自社の社員としてスムーズに迎え入れるための、大切な「スタート」ととらえる必要があります。実際に、多くの企業が「内定者フォロー」を行っています。

内定日から入社日までの約半年間、何もしないわけにはいかないから・・・が、実施理由となっている場合もあり、何をすればよいのか、プログラムが定まらないことも多いのではないでしょうか。また、この時期は次年度の採用準備や社内人材活性化にも取り組む必要があり、結局エネルギーを掛けきることができず、そもそも「内定者フォロー」は必要なのか、疑問に感じている採用担当者は多いようです。学生側の内定式への見方から、陥りがちなズレを確認してみましょう。

 

誓約書等提出書類の書き方説明や禁止事項説明がほとんどで、内容のない内定式

採用担当の皆さんが最も避けたい「内定辞退」は、内定式前後の発生率が高いため、とにかく確約を強く求めるあまり、内定式プログラムのほとんどの時間を、書類の書き方や「〇〇禁止」等、してはいけないことの説明に使っていませんか?

皆さんの「焦り」は、学生の不安をかえってあおる結果になりかねません。以前のコラム(「内定辞退」は悲劇なのか)にも書きましたが、去る者を追う考え方より、一緒に歩む未来のイメージをどこまで具体的に示せるか、が必要なポイントとなります。

 

社長や幹部社員の「あいさつ」が多く、形式的な内定式

残念ながら学生は、社長や幹部社員のあいさつを「ありがたい」とは、そもそもあまり感じにくいため、意欲的な態度で聞く姿勢を求めるのは、難しいかもしれません。また、話す側の社長や幹部社員にとっても、入社は前提としているものの、入社前の「内定者」に対して何を話すか定めにくいのも事実でしょう。しかし、会社紹介パンフレットそのままの内容では、内定者を一般の学生と同じように扱っていることが、伝わってしまい、結果として双方にとって良い時間にならないこととなります。

会社の「今」の姿やこれからの業績目標を、一部でもよいので具体的に伝えることで、「内定者」であることと、社長や幹部社員からの生のメッセージを受け取った実感を、学生がもつきっかけになるでしょう。

 

歓迎飲み会での社員の裏話に付き合わされる、めんどうだった内定式

入社前に、社員との関係を少しでも近づけようとのいわば「親心」で、内定式後に懇親会を開催する会社は多いようです。確かに、本音のやり取りができることでプラス効果もあるようですが、アルコールを伴う飲み会は、発言のコントロールが難かしいため、思わぬ暴言(と誤解されることも含む)を生むこともあるようです。

学生は、同期との距離を近づけたい欲求は高いものの、社員との距離感の保ち方が解らない場合が多く、「親心」を負担ととられてしまうこともあるようです。学生側の「内定者フォロー」へのニーズは、とても高いことは事実です。効果的にそして効率的に「内定者フォロー」を行うポイントを、お伝えしていきましょう。

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採用を決定した「期待」を伝える機会を持つ

内定者にとって、なぜ自分は採用されたのか、評価されたことはどのようなことか、は一番確認したいことです。評価したことだけを伝えるのではなく、今後の「期待」として伝えることがポイントです。この「期待」を伝えることが、内定辞退を防止する最も効果的な方策です。個別の期待はもちろん、内定者全体への期待を、様々な機会を通じて伝えていきます。

学生との距離感は適正に

最近、採用時から年齢の近い若手社員を前面に出して、気軽な関係性を築くことで、採用につなげようと努力する企業が多いように感じています。年齢が近い社員は話がしやすいメリットがありますが、近くなった距離感を修正することは難しく、入社後業務でのやり取りに、先輩社員の方が悩んでしまう事態が頻発しています。企業は「学校」ではありません。学生に合わせる考え方ではなく、会社にとって業務開始までに必ず出来るようになって欲しいことは、明確に伝えていく必要があります。

卒業までは、学業優先の学生を拘束しすぎたり、気軽なやり取りができる関係性を重視しすぎることは、いずれも逆効果となる恐れがあります。

社会人デビューへのスタート意識を強調し発信する

内定日はゴールではありません。内定者がこれから自社で社会人デビューするための、スタート日です。入社日までの宿題ばかりではなく、入社後をイメージできるように、自社情報を共有していく必要があります。

 

いかがでしたか?これから迎える内定式や内定者フォローのために、ぜひ参考にしていただければと思います。

これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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