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中途採用した社員が社風に馴染めない…そんな時どうする?【3】

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第3回 中途社員に社風に馴染んでもらうには?

採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。さて、今回のテーマは「中途社員に社風に馴染んでもらうには?」です。

「そんな過保護な発想はせずに、大人なんだから自分から慣れるよう努力すればいい」というのはまさにおっしゃる通りなのですが、そうはいっても中途入社者に早く社風に馴染んでもらい、戦力として活躍してもらえれば、会社にとっては大きなメリットです。ちょっとした周囲の働きかけでそれが実現するのなら、そうしたほうがいいと思いませんか?

そこで今回は、配属先の部署や直属の上司、そして人事担当ができる「ちょっとした働きかけ」のいろいろをご紹介します。

 

1:どんな場でもいいので、歓迎会を行う

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まずは王道中の王道、「歓迎会を行う」です。

中途入社者が現場に入っても、多くの職場ではお互い自分の業務が忙しくなかなかコミュニケーションをとる機会がないのではないでしょうか。また、ランチタイムなどの休憩時間があっても、お互いに会話のきっかけが掴めないこともあるかもしれません。

そんな「よく知らない者同士」の距離を縮めるのが、「歓迎会」です。できれば入社した当日、または1週間以内くらいに開催できればベストですが、できるだけ多くの社員の都合がついたほうがよいので、日程が合わなければ多少ずれ込んでもいいでしょう。

「歓迎会」=「飲み会」のイメージも強いですが、もし職場で飲みに行くことがあまりない社風でしたら、別に飲みに行く必要もありません。ランチタイムに歓迎会をするのもいいですし、外に食べに行かなくても昼食時や就業時間後ケータリングなどを用意して、会議室などで小一時間程度の会を開催するのもいいでしょう。

「歓迎会」で重要なのは、お互いに自己紹介をして人柄を知ること、そして今後のコミュニケーションをしやすくすることです。それができれば形式にこだわることはないので、「食事をしながら」が難しいようであれば、朝礼やミーティングなど部署の全員が顔を合わせる場で、「歓迎会」の時間を作るのもありだと思います。

これはあまり入社日から日にちを空けると、わざとらしくなってしまいますので、タイミングを逃さず実施できるように現場に声かけしてみましょう。

 

2:ランチに誘う、昼食を一緒に食べる

「歓迎会」は、配属先の同僚や上司が行うものですが、「ランチに誘う」は人事担当もできる働きかけです。前回の第2回「社風に馴染めてなさそうな中途入社者のフォロー法」では、フォローとしてランチに誘う方法をご紹介しましたが、中途入社者も社内での会話量が増えるほど、その会社に馴染んだと感じられるので、もっと気軽な気持ちで誘うのも実はおすすめです。

「とはいえ、何を話していいかわからない」場合には、人事採用担当として

  • 入社前と入社後のギャップ
  • 入社してみて改めて気づいたこと
  • 今だから言える、実際にこの会社を選んだ理由
  • 他に応募していた会社

などを聞いてみましょう。

「今後の採用活動に参考にしたいので」と伝えれば、大抵の人は「自分の意見が何かの役に立てば」といろいろ語ってくれます。

このときに中途入社者から聞いた生の情報は、次の採用活動にも必ず役に立ちます。そして、中途入社者も「役に立てた」と実感でき、気持ちが前向きになるかもしれません。

 

3:休日の遊びの予定に誘ってみる

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地方の中小企業だと、先輩後輩、職場の同僚と休日も一緒に出掛けたり、遊びに行ったりすることも結構ありませんか?もちろん社風にもよると思いますが、休日も一緒に遊ぶような社風であればぜひ遊びの予定に誘ってみましょう。

ある地方都市の中小の部品メーカーに東京からIターン転職してきた男性は、その転職について

「初めての土地、初めての会社で友達もいなくて慣れるかどうか不安だったけど、先輩たちが休日のたびに遊びに誘ってくれたので、そんな心配忘れてしまいました」

と語っていました。プライベートの遊びを通じて職場の人と人間関係が築ければ、会社や業務の「多少自分に合わないルールや社風」も気にならなくなっていくものです。中途入社者のなかには「プライベートと会社は別にしたい」タイプもいるかもしれませんが、まずは気楽に誘ってみましょう。

 

4:仕事を任せる

これは直属の上司のマネジメントの分野ではありますが、人事としてもぜひ気に留めておきたい事柄です。

自社ならではの業務ルールや仕事の進め方は、仕事を通じて覚えるのが一番早いですし身につきます。さらに、業務の必要性があれば様々な人ともコミュニケーションがとりやすくもなります。何よりも仕事を任されれば、中途入社者も職場に自分の居場所を感じられます。

それが現場の業務が忙しくて、仕事を分担したり、教えたりする時間がなく「とりあえず、資料読んでおいて」と放置状態になっていると、中途入社者はなかなか職場に自分の居場所を感じられません。その状態が続くと、「自分は必要とされていないのではないか」「馴染めないのではないか」という考えを助長してしまうでしょう。

仕事をしにきているのですから、社風に早く馴染んでもらうには、仕事を任せるのが一番です。中途入社者が仕事を任されているか、人事としてもぜひ目を配ってみましょう。

 

基本的に社風に馴染めるかどうかは、個人の性格と社風が合うかどうか、合わせられるかどうかも大きいのですが、もし入社後1年未満に退職してしまう人が多いようであれば、それは会社の制度や社風そのものに問題があり、一度制度や社風を見直す必要があるかもしれません。

そんなときにはどうすればいいのか。このテーマは、次の第4回でご紹介します。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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