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採用基礎力UP講座 把握力編 ~2017卒学生 秋・冬採用を成功させよう~

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こんにちは。キャリアコンサルタント大山です。

シリーズでお送りする、①魅力発掘力②把握力③発信力 で構成される「採用基礎力」。

第6弾は、いよいよ後半戦迎える『2017卒学生の秋・冬採用』を効果的に進めていくために何が必要なのか、「把握力」を切り口に考えていきます。

秋・冬採用活動は、採用計画通りの採用人数を確保する、最後のチャンスの時期です。

下半期は、2018年卒向けの計画をそろそろ立てる必要もあり、採用担当者にとって焦りを感じながら業務を行うこととなりがちです。この時期に、採用担当者が陥りがちな想いはどんな想いでしょうか。

学生に対して「マイナス」イメージを過剰に持ってしまう

画像① (2)様々な事情で就職活動をしている学生がいることを頭で理解しつつも、「残り物」のイメージを過剰に持ってしまうことで、実は皆さんが思った以上に不利に陥っている可能性があります。例えば、他社が採用を見送った学生に本当に魅力があるのか心配しすぎのあまり、これまでの採用で落ちた理由ばかり聴いてしまっていませんか?

これまでの就職活動で痛い想いをした学生は、このような「マイナス評価視線」にとても敏感です。働いた経験がない学生に対して、「頼りないところ」を探しすぎないように気を付ける必要があります。

 

とにかく人数確保を優先し、学生に最終決断を急いで迫りすぎてしまう

内定辞退や、急な退職者があったために、本当なら終わったはずの2017卒採用活動を再開したという場合等、とにかく当初目標採用ノルマを達成することを優先せざるを得ない事情がある企業は、実は多いはずです。

採用担当者の皆さんは、会社からのプレシャーを感じ、どうしても焦ってしまいがちです。学生に、必要以上に決断を求めるその姿勢は、学生に不安を与えるだけで、かえって逆効果になる可能性が高く、気を付ける必要があります。

秋・冬採用活動は、スケジュールもタイトな中で「決めきる」必要があります。

新卒採用だからこそ、採用担当者が迷いを感じるところを中心に、効果的な採用活動のために、気をつけるべきポイントをお伝えします。ぜひ、これからの採用活動に活かしていただければと思います。

画像② (2)

公務員志望の夢が破れた学生への「把握すべきポイント」とは

公務員志望だった学生は、皆さんにとってやや腹立たしい発言をしがちです。公務員試験に落ちてしまい、「民間企業」に目を向けなきゃと、自らを奮い立たせているのですが、条件面にこだわった質問を悪気なく多くするために、いわゆる「感じが悪い学生」と判断してしまいがちです。さらに、来年以降公務員試験を再度挑戦し、早期退職しないかも気になるところです。採用したい人物の見極めポイントは以下の3つです。

  1. 会社に興味を持っているのか、「民間企業」全般への興味か見極める
  2. 業務内容への興味か、労務条件への興味か見極める
  3. 試験勉強はきちんとしたかどうか

NG学生は、「民間企業」というひとくくりでしか考えておらず、条件面で判断しようとして、実はあまりきちんと試験勉強をしていない、公務員志望を「言い訳」にしている学生です。

 

留学していた学生への「把握すべきポイント」とは

留学していた学生は、語学が使えることや海外との関わりにこだわる発言をしがちです。また、就職活動スタートが遅れた自覚があまりなく、幼い発言を繰り返しがちです。

留学の内容は、数年間から数週間まであり、本当にそれは「留学」なのか、疑問に感じるような内容の場合もあります。採用したい人物の見極めポイントは以下の2つです。

  1. 留学によって「身についたこと」が、本人の成長につながっているか
  2. 自分を優先する発言を繰り返していないか

NG学生は、「留学したこと」だけが自己PRの内容全てで、考え方に「幼さ」があることに何の疑問も感じていない。できれば、また「留学」(実態は遊学)したいと考えている学生です。

 

未内定者、就職活動を再開した学生への「把握すべきポイント」とは

現在活動している学生のほとんどが、このグループの学生です。

就職活動で、悩んだり自信を失ったりした経験があり、やや元気がない印象かもしれません。キャリアセンター等で相談した結果、大人が添削に添削を重ねたエントリーシートの内容と、本人の人物像にズレがある場合もあり、採用することにためらいを感じる場面もあるかもしれません。採用したい人物の見極めポイントは以下の4つです。

  1. 就職活動での痛い想いをした経験を、自分なりに対策を考え何か工夫しているか
  2. まるで評論家のように、冷めた目で就職活動を語っていないか
  3. 励ましに対して、素直に応えることが出来るか
  4. 話をきちんと聴くことができているか

NG学生は、だれかに言われるがままの行動を無自覚にしており、練習したことを吐き出すように、話すことのみにエネルギーを使いきってしまう学生です。

エネルギー不足に陥っているのは、むしろこの時期の学生には自然なことで、それだけを理由に不採用とすることは、かなりもったいないことと注意したほうがよいでしょう。

 

いかがでしたか?

まだ働いたことがない学生だからこそ、見極めは難しいものですね。まだまだよい人材はたくさんいます。よい出会いを生むために、ぜひこちらの記事を参考にしていただければと思います。

これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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