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転職者の入社の決め手、給与以外に何がある?【3】

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第3回 人事担当が意外に見落としがちな「決め手」

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

このテーマでは、転職者が入社を決めるときには、給与以外にも「勤務地」や「社風」そして、「仕事内容」や「企業の将来性」も「決め手」になることをご紹介してきました。

しかしこうした意識調査の項目にはあがらず、希望条件を聞かれたときに「優先したいこと」として上がることも少ないのですが、実際に転職活動をサポートしていると、転職者の入社の意思決定に非常に大きく影響するものがあります。

それが、人事担当をはじめとする企業の対応そのものです。

中小企業でも採用がうまくいっている会社は、選考プロセスでの転職者への対応がすばらしいことで共通しています。

「勤務地や社風、仕事内容はどちらも甲乙つけがたし」という状況で、最後に「じゃあ、やっぱりあの会社に」と選んでもらえる会社は何が違うのか。

このテーマの最終回となる第3回では、この「決め手」を確認していきましょう。

 

その①人事担当の好感度が抜群に高い

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外見の要素は決して侮ってはいけません。面接では、企業に対してもハロー効果(その対象を評価するときに、経歴や学歴、見た目などの目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価がゆがめられること)がはたらきます。

特に経歴や学歴などの情報がない場面では、「見た目」はとても重要です。

中途採用の選考プロセスでも例外ではなく、人事担当に人間的魅力的があればあるほど「こんな人が務めている会社なんだから、きっといい会社なんだろう」とハロー効果で会社の印象も格段に上がります。

容姿端麗であればもちろん素晴らしいですが、顔の造形よりも清潔感など身だしなみに気を付け、常に笑顔で明るく対応する、モチベーション高く仕事に取り組んでいるなどの「好感度」のほうがより重要です。

人事担当の方はぜひ、「自分が転職者の入社の決め手になりうる」ことを意識し、転職者からの好感度を意識してみてください。

 

その②書類を応募したらすぐに連絡がある

応募書類を出したのに、なかなか書類選考の結果が来ない。

このような会社はよくあるからこそ、書類を応募したらすぐに連絡が届く会社はその時点で転職者からの印象がよくなります。

書類選考の結果が遅いと、「人を大事にしないのではないか」「意思決定のスピードも遅いのではないか」「仕事も遅いのではないか」と「社風」に対するイメージが悪くなるのです(そして、「社風」は転職の意思決定の重要な「決め手」でもあります)。

一方、応募後すぐに連絡がある会社には「採用意欲が高い」「スピード感のありそうな会社」「活気がありそう」と「社風」に対するイメージもよくなります。

たかが連絡、されど連絡。

連絡のタイミングひとつで会社の印象は、まさに天地の差がつきます。できる限り、早い対応を心がけましょう。

 

その➂選考スピードが速い

併せて、ポイントになるのが選考スピードです。「早く転職先を決めたい」という事情がある人にとっては「速さ」は決定的な「決め手」になりますし、急いでいる人でなくても企業の好感度は確実に上がります。

問題なのは遅いことで、これは「致命傷」になりえます。

同じ「遅い」のでも、仕事をしている転職者が面接に来られる日程が少なく、なかなか都合がつかないという「転職者側の事情」であればいいのですが、

  • 面接官が多忙すぎて、なかなか面接が組めない。
  • 面接後、担当者が忙しくてなかなかジャッジをしてくれない。

と「企業側の事情」で選考プロセスが延びてしまうと、その間に転職者の気持ちがどんどん冷めてしまいます。

その間に、他社で選考が進みそのまま決まってしまったり、選考を待たされている間のよくない印象が意思決定に影響したりします。

ただし、実際の選考では「どうしても都合がつかない」など致し方ないケースも多々あります。その際には、途中に社員や人事と「面接」ではなく「面談」を入れて転職者をフォローするなど、何かしらの「気遣い」があると選考スピードが意思決定に悪影響するのを最小限に防げるでしょう。

 

その④面接官が「一緒に働きたい」と思えるタイプ

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そして人事担当だけでなく、面接官も同じように「決め手」となります。

中途採用の面接では、配属先の事業部の管理職や人事担当役員が面接を行うことが多いと思いますが、この面接官の印象がよいとやはりハロー効果で企業の印象は格段によくなります。

人事担当としては自分のことではないだけに、難しい問題ではありますが、面接官には仕事に対する姿勢、事業に対する問題意識、人としてのエネルギーレベルが高い人など、転職者が「一緒に働きたい」と思えるようなタイプをアサインできるといいでしょう。

 

最後の僅差の明暗を分ける人事の対応

人事担当をはじめとする企業の対応は、よほどひどいケースを除いて最初から大きな決め手となることは少ないかもしれません。

しかし人事担当や企業の対応は、「どっちにしようか」と転職者が迷ったときに最後の僅差で決め手になります。

また、給与や会社規模などの条件面では他にいい企業があるにも関わらず、「やっぱり気になる」と転職者の心にとまり、最終的な選択肢に残っていくのもこうした企業です。転職活動中の転職者の気持ちは常に揺れ動くので、意外にこの「僅差」で判断が分かれる場面はよくあります。

そのなかで自社に意思決定してもらえるように、転職者への対応を再確認してみましょう。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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