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【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.38

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ジモ採るをご覧の皆さま、こんにちは。田中ヒロユキです。多分、他の執筆者の方も触れていらっしゃることですが、今月はこれに触れざるを得ません。そうです。改元です。

改元といえば「崩御」→「自粛」→「いろいろな活動を抑制」という連想ゲームしか頭になかったボクにとっては、世間の改元フィーバー&最長のゴールデンウィークのダブル祭りはいろいろな意味で日本人の祭り好き、お祝い好きを感じる期間となりました。

 

その影響がジワジワ来そうなニュースです

そんな中ですが昨夜、気になるニュースが飛び込んできましたねー。日本自動車工業会の記者会見席上で飛び出した、豊田章男 現トヨタ自動車代表取締役の「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」というコメント。

※引用元はテレ朝news

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000154403.html

※日経のWeb版でもほぼ同様の報じ方です。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44743460T10C19A5L91000/

前後のやりとりなどが全く不明なので軽々な判断はできないのですが、豊田社長の心中を察するに「あー!やっと言えたわー」って気持ちと「さぁこれから社内外への影響はどうなるかな?」という実務的な捉え方とがあるんじゃないかなと。邪推でしょうかね 笑。

加えれば、他業界の重鎮の皆さんの立場を考えるに、経団連も言った、トヨタも言った…となり、より口が滑らかになるんじゃないか?とさらに邪推 w

少なくとも、トヨタさんで定年までガッツリ働こう!と考えて入社した社員さんにとっては、より価値のあるアウトプットを求められる素地が整ったことになりますし、反対にブラさっがてるかのように地味に仕事を振ってもらっていない社員さんにとっては冷や汗モノなんでしょう。

昨夜(5月13日夜)知人がfacebook上でシェアしていた先ほどの記事に、ボクはこうコメントしました。

「楽しく働けない or 楽しく働けなくなっちゃった人をずっと雇い続けていたら、楽しく働いている人を山ほど雇っている海外のライバル企業に負けるからねー…。」と。

 

今後

こうなると今後、企業経営者の仕事がシフトします。

つまりは

  1. 社員が楽しく働けるビジネスモデルと働き方の確立
  2. 時代を先どる評価制度と賃金制度の確立
  3. 社風の確立とメンテナンス
  4. それらにより自社を大きく伸ばす人材の惹きつけと獲得
  5. 苦手なこと忌避されることを自動化する or 外注するためのビジョンを描くこと
  6. 自身が一番の営業マンとなること

この6点に集約されていく気がします。

逆に1~5が出来ていなければ貴社は、某調査会社の人手不足倒産にカウントされることになるわけです。

 

安定している会社に人が集まった時代の終わり

読者の皆さんはどんな社員が欲しいですか?優秀な人ですか?コミュニケーション力がある人ですか?何でもいいんですけど、それは具体的にどんなことがどれだけできる人ですか?逆に、近しいニュアンスで語られがちだけど実は違うんだよねってことは何でしょう?

統計データなどでよく見かける「採用したい人物像」あるいは「企業が応募者に求める素質」があります。例えば「主体的」と「自主的」は何が違うでしょう?製造業の直接部門では「主体的」な人材は悩みのタネになり得る一方で「自主的」な社員が生産性向上に寄与します。この辺りを混同している採用担当や経営者の方は実は少なくありません。

また、働くこと=ガマン、辛いことと捉えている経営者さんもまだまだ多い印象ですが、それだけだとこれからは採用がキツくなります。仕事、働くこと=辛いもの、ガマンという捉え方は変えなくても良いと思うのです。だけどそれだけじゃない…と。仕事には辛いこともガマンしなきゃならないことも多い。そしてそれと合わせて楽しいことも含まれてる。楽しい結果を手にするなら楽しく取り組めるやり方を考えた方がいいと考えるのです。もちろんそれ自体がイバラの道ですが。

まぁ、楽しくってところの定義が幅ありすぎで難しいんですけど、ちゃんと時間を掛けて脳みそに汗かいて自社(部署で、チームで、上司として…などもあると尚いいんですが)での仕事の楽しさ、楽しみ方を打ち出しておいたほうがイイですよ。こうしたことを考えるのが経営者やリーダーの仕事です。

 

楽しく働ける会社

なんとなく軽い感じで書いてるので、あまり真剣に受け止めていただけてないかもしれませんが、メチャメチャ大事なことなのでわざわざ書いてますからね。これ。

然しながら、社員さんが楽しく働いていない会社には、ますます新卒が入りません。無理やり楽しめ!って命令される会社があるとしたらそれは…飛翔体を発射する某国になってしまいます。仮にそんな会社に入る学生がいるとしたらそんな学生は、企業のことも自分達が働く世の中のことも分かっていない、働くことに興味も意欲も無い…そんな学生だけでしょう。あなたがそんな学生を欲しければ…ですが。

ボクは、何事も楽しめる、ヘラヘラ取り組めるというのは一つの才能、能力、素養だと考えるのです。なので会社として是非とも取り組んでいただきたいのは「仕事を楽しめるようにする」「その仕掛けを考える」ことです。

連休中、皆さんもつまらなさそうなところには行かなかったはずです。その理由は時間のムダだから。貴重な貴重な休日が台無しになるからでしょう。

働くのだって同じです。どうせ働くなら、どうせ給料をもらうなら、辛いとこでガマンするより楽しいところで頑張りたい、努力したい、そんな会社を作った経営者や先輩を尊敬したいし一緒に働きたい…その結果として自分も会社も成長できたら幸せ…と考える。だってそれ以外は自分の人生にとってムダだから。

働く個人は自分自身のキャリアのことを自分の責任において考えなければなりません。当然のことですし、2016年に改正された職業能力開発促進法にも定められています。←ご存知ですか?

同時に経営者とて、自社の稼ぎ方ではなく在り方を自問自答しなければ市場から追い出されてしまう。同じ法律内で「努力義務」程度にしか定められていないから余計に自己責任と切り捨てられますよ。

それが令和時代のデフォルトになっていくのでしょう。

いい人を取る道:会社を楽しくする、仕事を楽しめるようにする、雰囲気を良くする。これ全部 社長の仕事なり。

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

株式会社 人材と採用 代表取締役
企業の採用、採用工程設計、採用広報を支援しています。大学キャリアセンターに籍を置いていたことをフル活用中。
2015~2019年 名古屋経済大学 准教授 キャリア科目3科目、6クラスを毎年担当。2011~2014年 東海学園大学 外部講師 キャリアデザイン他2科目を担当。アジア出身外国人留学生の採用事情に明るい。
1971年 愛知県生まれ 愛知大学卒業

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