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ジモ採るコラム 魅せる会社になるためにvol.36 ~何から始める?ブランディング~

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令和の御代が始まりました。気持ちも新たに、次代に向けて、歩んで参りたいものですね。

さて、歩みといえば、ブランディングのステップ、今月も一つ上がって参りましょう。今回は、分析のステージのトリを務める「SWOT分析」です。

 

クロスSWOT分析

ここでは、単純に「強み」「弱み」「機会」「脅威」だけ列挙するのではなく、内部環境である「強み」「弱み」と外部環境の「機会」「脅威」を掛け合わせた「クロスSWOT分析」を活用します。

  • 「強み」と「機会」を掛け合わせたところが、「積極攻勢」ポイント。
  • 「強み」と「脅威」を掛け合わせたところが、「差別化」ポイント。
  • 「弱み」と「機会」を掛け合わせたところが、「弱点強化」ポイント。
  • 「弱み」と「脅威」を掛け合わせたところが、「防衛/撤退」ポイント。

と捉え、多面的に考察を深めて参ります。例えば、個人経営の和菓子屋さんを考えてみましょうか!

  • 「強み」に、“安全安心な自然素材を使用している”
  • 「弱み」に、“人海戦術頼り”
  • 「機会」に、“インバウンド需要の高まり”
  • 「脅威」に、“原材料の高騰”

と挙げられていれば、

  • 「積極攻勢」として、“外国人観光客向けの新商品開発と認知促進活動”
  • 「差別化」として、“原材料仕入れ先の見直しによる高付加価値化”
  • 「弱点強化」として、“産業用ロボットの導入による生産効率向上”
  • 「防衛/撤退」として、“不人気アイテムの整理・廃止による商品の絞り込み”

という戦略案が導き出されます。この段階で、大切なことは、目的はあくまで、「市場機会仮説」を絞り出すことです。

 

優先順位を付けて取り組むこと

よく、「強みを活かす」なんてフレーズを耳にするかと存じますが、安直に「強み」をゴリ押ししても、そこに「機会」が見出せなければ単なる「押し売り」ですし、「強み」と思っていても、実は他社も備えている要素であれば「差別化」できず、自ら「レッドオーシャン」に飛び込んでいくことになりかねません。

一方で、「弱点強化」という意味で、場合によっては「弱み」を生成発展に向けた「機会」として捉えることも可能です。

何れにしても、炙り出されたポイントから、優先順位を付けて取り組むことが肝要です。経営資源が限られた中小企業が、「何もかも」に取り組むのは、最悪の打ち手ですので・・・

そして、いくつかの「仮説」から、「積極攻勢」を仕掛けると経営判断されたとしたら、社員さんやビジネスパートナーを巻き込んで、安心安全にこだわった新商品開発、SNS活用、多言語対応のコンテンツマーケティング等々、戦術のアイデアを出し合い、その「市場機会仮説」を収斂させ、仮説をより具体化していきます。

この段階では、「仮説」を200~300文字くらいの文章に落とし込んでおきましょう。また、「クロスSWOT分析」は、ブランディングに限らず、多面的に物事を捉えるフレームワークとしても活用できますので、是非応用してみてください!

さあ、「市場機会」が発見されたら、次回以降は、STPマーケティングに取り組んで参ります。

引き続き、お役にたてれば幸いです。

ではでは!

ライター紹介

櫻山 貴文

http://p-sankoh.co.jp/

1966年11月名古屋市内で生を受け、1985年3月まで名古屋弁を喋りまくる。
1985年4月、大学進学と同時に憧れの吉祥寺界隈で東京ライフをスタート。俄仕込みの疑似標準語を駆使しながら、当時の典型的な学生生活を経て、バブル真っ只中のコンピューター業界へ。メインフレームからワープロまで、システム営業を中心に約5年間、東京圏の華やかなビジネスシーンを経験させていただく。
1994年父親が経営する印刷会社にUターン転職。億単位から銭単位の商談の変化と10年ぶりの名古屋弁の世界に一瞬戸惑うも、営業職一筋で名古屋の温かい文化に浸り人情を勉強させていただく。プロバイダー事業の失敗、ファブレス化の選択、ヘルスケア小売事業参入、モバイル・マーケティング事業参入等、トライ&エラーを重ねながらも、2003年11月に代表取締役に就任以降、今日まで株式会社サンコーのリーダーとして、周囲の皆様に支えられながら何とかやっております。
学 歴
1985年 3月 愛知県立横須賀高等学校 卒業
1989年 3月 明治大学商学部商学科  卒業
職 歴
1989年 4月 富士通株式会社 入社
1994年 4月 同社 退職
1994年 6月 株式会社サンコー 入社
2003年11月 同社 代表取締役社長に就任 現任に加えて、2014年4月~ バリュー・プロモーション株式会社 代表取締役社長を兼務
その他
経営品質協議会認定セルフアセッサー(2003年度より)
一般社団法人日本ほめる達人協会認定「ほめ達!」検定3級
明治大学校友会名古屋地域支部常任幹事
愛知県立横須賀高等学校同窓会総務
中部経営塾 代表幹事
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会1級資格取得者

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