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採用力UP講座 GW前の新入社員対応に注意しよう

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こんにちは。有限会社オフィスパティ キャリアコンサルタント 大山佳子です。

今年のGWは国の慶事もあり、多くの企業が4月27日からの10連休となるようですね。採用担当の皆さんは、久しぶりの長期休暇を楽しみにしていらっしゃるのではないかと思います。また、今年入社の新入社員にとっても、緊張の連続だった毎日から少し解放され、思いっきりリフレッシュできる良い機会です。

しかし、毎年GW明けの新入社員の中には、少し心配な状況の社員が一定数います。今回は、通常より長い休暇となるGW前に、新入社員対応について考えてみたいと思います。新入社員は、入社以降の毎日をどのように過ごしてきたのでしょうか。皆さんと一緒に想像してみたいと思います。

 

入社以来緊張の毎日

毎日、新しいことに触れ、初めてのことに挑戦し、何人もの人に自己紹介をし、ほんの少し会社のことに詳しくなったような気がする。思った以上にできないことが多く、緊張の毎日を過ごしている姿が想像できます。

また、入社前に想像していた毎日とのギャップに、ショックを感じている新入社員もいるかもしれません(この状況「リアリティショック」についてはこちら

 

毎日が失敗の連続

研修では、名刺交換・敬語の確認・電話対応等、これまで経験したことがないことに関して、ベースのスキルを身に着けるよう指導されているはずです。ベースのスキルであることは、新入社員自身もある程度理解しているため、早く身に着けようと努力しています。

しかし、初めてのことが多いため、大半の新入社員は「失敗」をします。名刺の渡し方の時の姿勢、声の大きさ、手の位置等、指導する側は細かい点に関しても指摘をしていきます。このような研修が毎日続いているということは、多くの新入社員の毎日は、「失敗の連続である」という事実です。成功体験の少なさは、自信を失うことにもつながります。

ここで、若年者の「離職理由」に関して確認していきましょう。労働政策研究・研修機構の調査(平成29.2)によると、「初めての正社員入社」して、三年未満で離職した若者の離職理由によると、上位は「労働条件」や「人間関係」、「健康を損ねた」といった回答内容です。この3つよりは下位ですが、「仕事がうまくできずに自信を失った」というものがあります。上司・先輩たちは、新入社員に今の段階でうまく仕事をしてもらおうとは、恐らくほとんど思っていないはずです。

むしろ、へんなプライドは持たない方が良いとの判断のもと、必要以上に厳しく接し、「素直さ」をひきだそうという教育方針の会社も多く存在していると思います。自信を失っている相手には、この教育方針はあまり効果がありません。

さらに、新入社員のGWの過ごし方も一緒に想像してみましょう。

 

友人と自分との会社の扱いを比較

GWは久しぶりに学生時代の友人と会う機会が多いはずです。話題は、お互いの会社での過ごし方や、初任給のこと、先輩の様子、上司のこと等、具体的な情報をお互いに交換していることでしょう。

これはどの社会人にも言えることですが、聞けば聞くほど「隣の芝生は青い」ように感じてしまい、自分の置かれている状況を悲観的にとらえてしまう人は一定数います。特に社会経験の少ない若者ほど、この傾向は強いため、自分はそれほど丁寧に教えられていない、自分への叱られ方は普通以上に厳しいかもしれないと、思いこんでしまう新入社員もいるかもしれません。

 

自分で決められる毎日

当たり前ですが、休暇中の毎日は何事も自分で決めることができます。会社では何一つ自分で決めることや、任されることがないと感じているとしたら、大変なギャップです。休暇明けの出社を、皆さんが思った以上に憂鬱に感じている新入社員は多いものです。

 

いかがでしょうか?いやいやそんな甘いこと言って・・・。と感じられたかもしれませんね。確かに長い休暇明けの勤務は、どんな会社員にとっても憂鬱です。ただ、いつも以上に長い休暇により、いつも以上に足が重くなる新入社員のことを理解しておくことは、早期離職防止には有効です。危険は小さな芽のうちに摘んでおきたいものです。

お勧めしたい休暇前のコミュニケーションについて考えてみましょう。

➀頑張りを評価する

出来ているかどうかだけに注目すると、まだ努力が足りないように映る新入社員もいるかもしれませんね。しかし、緊張の毎日を一生懸命過ごしていることを、きちんと評価することは、新入社員の小さな自信となるはずです。

➁小さな成功を見逃さない

新入社員の出来ていることは、そんなに多くないはずです。だからこそ、その小さな成功を見逃さずに声をかけてあげましょう。誰にとっても褒められることは嬉しいことです。モチベーションの維持には効果的です。

➂期待を明確に伝えよう

期待されているという当たり前の事実に、新入社員は気づいていないことが多いようです。タイミングは初任給の日が良いかもしれません。下手な冗談より、きちんと明確に今後への期待を伝えましょう。

いかがでしたか?

長期休暇後にモチベーションを落とさないように、ぜひ一工夫をしたコミュニケーションをとっていただくことをお勧めします。これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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