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採用力UP講座 新入社員は育ちましたか?

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こんにちは。有限会社オフィスパティ キャリアコンサルタント 大山佳子です。

3月1日に、2020年卒向け『採用の広報活動の解禁日』となりました。採用担当の皆さんにとってこれからの日々は、新卒向けの採用にエネルギーをかけざるを得ない状況だと思います。しかし、今だからこそ立ち止まってチェックしていただきたいこと、それは「新入社員は育ちましたか?」です。どうしても「次」に目が行きがちのこの時期だからこそ、足元の状況をしっかり確認していきましょう。

まずは、次のチェックポイントを確認してみてください。

  • 電話応対は任せられる
  • 指示された業務であれば行うことができる

いかがでしょうか?2つともチェックがつけられたでしょうか。

少しほっとなさったかもしれませんね。しかし、このレベルは、入社後半年程度で身につけるべきことであって、次年度新入社員を迎える「2年目社員」としては、物足りません。育っていない新入社員をそのままにしてしまうと、どんな問題が起こるのか考えていきたいと思います。

 

指示をしないと動かない

入社間もない時期は、「指示した仕事をきちんとこなす」ことはとても大切です。上司・先輩社員から見ると、言われた通りに動く新入社員は好ましく感じるはずです。よって、その行為は周りから褒められることとなるため、新入社員にとっては「こうすることが正しい」と思う事となります。しかし、このまま「指示したことしか仕事をしない2年目社員」となることは、上司・先輩から見ると「困った存在」となってしまいます。

もし、「指示した仕事をきちんとこなす」事だけしか理解していないとしたら、その社員は「育っていない新入社員」です。

 

業務範囲を超える意欲がない

新入社員も半年を超えると、担当業務がだんだんと定まってきます。自分が責任を持つべき業務が定まることは、新入社員にとってはとても嬉しいことです。一人前になったという実感を持つことができ、意欲的に業務に取り組めるきっかけともなることでしょう。担当業務を責任をもってまずはしっかりとこなしてほしいと、新入社員には目標が掲げられるはずです。新入社員は、その目標に向け業務を少しずつ覚えていくこととなります。

ここまでは、良い流れなのです。しかし、「自分の業務範囲しか行わない2年目社員」は、あまり意欲的に見えないはずです。もし、業務範囲を広げていくことに関心を持っていないとしたら、その社員は「育っていない新入社員」です。

 

問題を解決する努力をしない

新入社員には、ミスをしたとき・何か問題があった場合、直ちに報告するよう教育します。自分で抱えこまず、問題を共有する必要があることはもちろん、まだ解決能力がない新入社員には、問題解決を任せられないことが大きな理由です。

上司。先輩社員は、様々な経験をする中で、問題解決能力を少しづつ身に着けて欲しいと願っているはずです。しかし、「問題が起こった時には上司・先輩に丸投げするままの2年目社員」は、困った社員です。問題が起こると自ら解決することに意欲を感じないままであるとすると、その社員は「育っていない社員」です。

いかがでしょうか?

少し心配な社員が目に浮かんでいるかもしれませんね。どうしても新卒採用に目が行きがちなこの時期だからこそ、活躍してくれる2年目社員に育てていく必要があります。どうしていけばよいか、ヒントをお伝えしましょう。

 

自ら考えることを指示する

指示に応えること自体はよいことです。ただ、指示を待っているだけでは物足りない社員です。多くの場合「考えていない社員」というレッテルを貼りがちです。

しかし、1年生社員は、「自ら動く」ことをしてよいのか、自信を持ち切れてないという場合が多いはずです。ということは、まだまだ彼らの考え方を修正するチャンスは、数多くあるという事です。

もう少し早い段階でしたら、少しずつという事が可能でしたが、これからでは正直時間がないという事もあるかもしれません。少しボリュームのある仕事を任せ、自分で考えることを明確に「指示」しましょう。

 

業務全般をきちんと理解させる

自分の業務を理解できていることはよいことです。ただ、会社全体の中での位置付けを理解していないために、他業務との関連が理解できていないかもしれません。他業務との関連でお互いに少しはみ出しあって、より良い業務としていくことは、全ての社員が理解しておくことで、新入社員に限ったことではありません。業務全体を見通す力を身に着けるチャンスは、1年間仕事をしてきたこの時期だからこそ、有効なはずです。

 

解決を任せる

新入社員の時は「危なくて任せられない」という状態です。しかし、1年間という経験を踏まえれば、問題解決の場面にも数多く立ち会っているはずです。問題の報告があった時に、安易に上司・先輩は手を貸すことをしないことが大切です。もちろん、解決を任せることで、問題が大きくなってしまうことも有るかもしれませんね。問題解決は、経験することが一番の学びであることを理解し、周りが思い切って「手を出さない」決断をすることが大切です。ただし、解決を任せることと、責任を持たせることは大きく異なります。何かあった時は後始末を含め、上司・先輩が責任を持つこともそれとなく伝えておくことも必要です。

 

新入社員の前で恥をかかせない

来月から入社してくる新入社員に、「悪い例」として2年目社員を引き合いに出してしまうことはよくあるようです。新入社員に対しては「良い例」で、ぜひ2年目社員を登場させていただきたいと思います。そして、新入社員とは違う「期待」があることを、機会をとらえて伝え続けることが必要です。

 

いかがでしたか?

今だからこその「2年目社員教育」に、ぜひ取り組んでいただければと思います。これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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