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魅せる会社になるためにvol.34 ~何から始める?ブランディング~

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啓蟄に入り、暦の通り、虫たちが蠢く季節です。そして、当コラムも、今月から一段一段ステップを這い上がって参ります。先月お伝えした通り、ブランディングの目的が明確に定まったら、最初に向き合うステップの目的は「市場機会を発見する」ことにあります。

そのために、「PEST」と「3C」というマーケティングではお馴染みの分析手法を用います。

 

「PEST」

「PEST」は、自社がコントロールできない「世の中の流れ」「価値観の変化」「業界動向」等、マクロ面から「注目すべき変化」を捉え、特に自社の事業環境にとって、プラスの流れなのか、マイナスの流れなのかを見極める分析手法です。

「PEST」とは、下記に挙げた4種の環境要因の英文頭文字を表しています。

  • Political:政治的環境要因
  • Economic:経済的環境要因
  • Social:社会的環境要因
  • Technological:技術的環境要因

それぞれの「注目すべき変化」は、下記のような視点で考えてみてください。

  • Politicalは、規制緩和、税制、政界の動向、国際秩序、公的補助等・・・
  • Economicは、景気、物価変動、失業率、金利動向、業界成長曲線等・・・
  • Socialは、人口動態、ライフスタイル、自然環境、求人動向、世論等・・・
  • Technologicalは、技術革新、新素材誕生、エネルギー革命、特許、代替技術等・・・

これらの分析を進めるにあたり、「PEST」のどれに属するのか、判断が難しいケースも珍しくありません。しかしながら、環境要因カテゴリーの正確さを問うことが目的ではありませんので、自社に影響を与える要因を見落とさないことが重要です。

そういう意味では、この段階では、一人で考える、むしろ、社内のメンバーにヒアリングを諮ることも有効かもしれません。幸之助翁の教え、「衆知を集める」ってやつですかね。では、具体的に事例を挙げてみましょうか。

 

具体的事例

近いところでは、英国のEU離脱問題は、多くの企業が、英国進出への見直しを強いられていることでしょう。先進国でも、カントリーリスクを十分考慮しなければいけない、典型的なケースと言えますね。また、中小企業に対する補助金・助成金の充実は、士業の皆さんにとって、大きなビジネスチャンスと言えるかもしれません。

これらは、Political環境要因に関わる、「注目すべき変化」です。

他の環境要因に目を配ると、Economicでは、世界的な金利上昇のトレンドが我が国に波及するタイミングの見極め。設備投資需要に直結することですから、製造業相手のビジネスには見逃せない動向です。

また、Socialでは、コンプライアンス重視から、従来の営業手法の見直しを余儀なくされる中小企業も少なくないかもしれません。

そして、Technologicalは、一企業の問題ではなく、世の中を大きく変えるインパクトを孕んでいます。AI進化、IoT普及、ビッグデータ活用、5G整備等、従来のビジネスがあっという間に陳腐化する可能性は、規模の大小を問わず、チャンスでもあり、リスクでもありますよね。

このように、先ずはマクロ視点で、自社を取り巻く環境変化にアンテナを立て、考察を深めることが、ブランディングを進める第一歩なのです。

次回は、3Cについて話を進めてみたいと思います。引き続き、お役にたてれば幸いです。

ではでは!

ライター紹介

櫻山 貴文

http://p-sankoh.co.jp/

1966年11月名古屋市内で生を受け、1985年3月まで名古屋弁を喋りまくる。
1985年4月、大学進学と同時に憧れの吉祥寺界隈で東京ライフをスタート。俄仕込みの疑似標準語を駆使しながら、当時の典型的な学生生活を経て、バブル真っ只中のコンピューター業界へ。メインフレームからワープロまで、システム営業を中心に約5年間、東京圏の華やかなビジネスシーンを経験させていただく。
1994年父親が経営する印刷会社にUターン転職。億単位から銭単位の商談の変化と10年ぶりの名古屋弁の世界に一瞬戸惑うも、営業職一筋で名古屋の温かい文化に浸り人情を勉強させていただく。プロバイダー事業の失敗、ファブレス化の選択、ヘルスケア小売事業参入、モバイル・マーケティング事業参入等、トライ&エラーを重ねながらも、2003年11月に代表取締役に就任以降、今日まで株式会社サンコーのリーダーとして、周囲の皆様に支えられながら何とかやっております。
学 歴
1985年 3月 愛知県立横須賀高等学校 卒業
1989年 3月 明治大学商学部商学科  卒業
職 歴
1989年 4月 富士通株式会社 入社
1994年 4月 同社 退職
1994年 6月 株式会社サンコー 入社
2003年11月 同社 代表取締役社長に就任 現任に加えて、2014年4月~ バリュー・プロモーション株式会社 代表取締役社長を兼務
その他
経営品質協議会認定セルフアセッサー(2003年度より)
一般社団法人日本ほめる達人協会認定「ほめ達!」検定3級
明治大学校友会名古屋地域支部常任幹事
愛知県立横須賀高等学校同窓会総務
中部経営塾 代表幹事
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会1級資格取得者

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