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【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.33

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ジモ採るをご覧の皆さま、こんにちは。キャリアセンターの中の人 田中ヒロユキです。近頃の報道を見ていると、技能実習生の枠の拡大がー…とか、人手不足がー…などと言われていますね。繁華街でもない私の住むエリアでもコンビニエンスストアの店員さんはネパールの方だったり、週に一度ほど食材を買いに出かけるスーパーのレジでは僕と同世代かそれ以上の女性が主な担い手だったりします。

はて、日本人学生ってどこでアルバイトしてるんでしょう?と思いながら夜の繁華街を歩いていると居酒屋さんの制服を着たお兄さんから「先生!飲み会ですか?」と声をかけられ、振り向くと本学の学生だったりして(笑)「お店まだ決まっていなかったらウチどうですか!?」なるほど…営業力つきそうなアルバイトしてるねぇ(笑)

他にもスターバックスだとか個人経営の居酒屋さん、料理屋さん、ホテルのバンケットにイベント系の派遣会社、某大手貸し会議室の受付など、まぁアルバイトする場所はいくらでもあります。こちらも、私が学生だった頃と比べて多様化が進んでいる…ということです。さて今日は採用広報をテーマにして進めます。

 

採用広報を考える前に

企業における広報は経営活動や営業活動の一環として取り組むもの。ですから、広報だけが独立して何かをやる…ということはあり得ないわけです。

具体的に広報の仕事といえば、

  1. 今の自社がどのような状態なのか?
  2. そして短期、中期、長期的にどこを目指しているのか?
  3. 今の自社ブランディングがどうなっているか?
  4. 自社のステークホルダーはどのような人たち、企業、団体がいるのか?
    といったことを社長と同レベルかそれ以上に把握した上で、
  5. 今目指したいブランディングは何で、ターゲットは誰か?
  6. 今一番力を入れたい商材・サービスはどうすると時代とマッチするか?
  7. 自社、もしくは商材・サービスとその認知度を爆発的に拡げるにはどうするか?

…といったことをバックオフィス部門、商品開発・企画部門、営業部門、マーケティング部門などと協働する。その上で、広報戦略、世間に刺さるストーリーとツールを作り上げていき、そのストーリーをメディアなどの媒体に載せる活動をする、全体の企画をする…のが企業広報のお仕事です。

その活動の結果として、自社、商品・サービスの知名度が上がる、売り上げ拡大、利益拡大…とつながっていくわけです。

 

では、採用広報は?

採用広報のターゲットは、採用対象者(新卒、中途・転職、専門職)、学校(大学、短期大学、専門学校、高等学校など)、保護者、世間となります。世間?と思われるかもしれませんが、世の中の空気を作るのは世間です。世間に知られていない企業なのであれば、それ相応の採用広報が必要です。

また、採用広報で使えるツールといえば、

  • ナビサイトや逆求人サイト、スカウトサイト
  • 合同企業説明会や学内企業説明会
  • 企業や経営者団体、自治体などが主催するインターンシップ
  • 就活生、学生との食事会

…など、やはり学生、就活生個人と出会う機会につながるものになります。

こうしたツールはすでに世の中に多く存在していますからご存知なだけでなく、すでにご活用されている企業様も多いことでしょう。ここまでお伝えしてお気づきでしょうか?ターゲットもツールも基本的には企業にとっては大きな差別化要因にならない、ということです。※これ、名大社さんのメディアで書くのはどぉよ?とツッコミが入りそうですが、事実は事実です。

ということは、他社との差別化要因は自社の成長ストーリー、経営者が事業にかける思いと経営理念や自社の実態と目指している未来との関係性、採用されたら私はどうなるの?をイメージさせるということになりますね。

●●な会社と取引しているから、●●社の部品を作っているから安定しています!は入社を決意する大きな要因ではないのです。

 

自社に向いてる採用広報を考える

ここで突然質問ですが、地元で名前も知らない、何が食べられるかわからない飲食店に入る時、あなたはどんな気持ちでしょう?何も気にしないでズカズカと入れるタイプですか?何が食べられるんだろう?どんな雰囲気のお店だろう?お店の人はどんな雰囲気?予算はいくらくらい?と色々気になってしまい、店の入り口でGoogleで検索するタイプですか?

一般的に就活生の気持ちは前者ではなく、後者です。BtoB企業であれば、なおのこと予備知識はありません。しかも、愛知県内だけで32万の事業所が存在しています。この条件下で自社のことを知っている学生に出会うのは奇跡のようなものです。

であれば、大人として、また社会人の先輩として就活生、学生との接点になる採用担当者、人事担当者の人選、また、アルバイトスタッフと接する現場リーダーの人生はどんな視点で行うべきなのか?が自ずと導き出されます。

また、自社のセグメント、扱っている商材・サービス、ターゲット層、採用に使える予算によっても様々なことが変わってきます。特に大きな予算が使えるのであれば、ツールとして大手のナビサイトを使うことを優先されることと思います。しかしこのツールは空中戦です。知名度、予算がモノを言う世界。であれば、地上戦、ゲリラ戦も覚悟して採用広報を練っていく必要があります。

それらを踏まえて、ターゲット学生を絞っていきます。偏差値なのか、学校名なのか、学生の人柄や行動量なのかは企業ごとに違いますが、絞り込むための切り口も多種多様。なおかつ、今現在自社で活躍している層を厚くしたいのか、違う層を厚くしていきたいのか?でもやることは変わります。

そしてインターンシップでは何を実施するのか?採用後、入社後にどんな社内外の教育機会を設けるのか?なども考えておく必要があります。

今回の内容は、現場で採用業務を担当されている方にとってはすでにご存知のことばかりかもしれません。では、経営者のあなたはどうでしょう?採用部門に丸投げしてません?採用業務を丸投げしている経営者、母集団や内定者数を見て「どうなってるんだ!?」しか言わない経営者の元からは採用チームも去っていきますよ。

いい人を取る道:採用業務の困りごとを把握し、出しゃばりどころと引きどころを心得る

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

愛知大学文学部文学科卒業
大学卒業時は未内定で、1冊100円の求人誌で探した営業会社で営業を担当。それがいわゆるブラック企業で1年足らずで退社。
次は【人を管理する側】で働こうと人材派遣業界へ。労働者派遣法初めての改正自由化の時期をはさみ、10年籍を置く。

06年、独立。株式会社ウィングを起業。製造業、事務、医療機関などを中心に人材の採用と仕事へのマッチングに携わる。
同時に08年以降、企業の採用コンサルティング、採用企画を手掛け、企業がほしい人物像と経営戦略とを掛けあわせるサポートを行う。
また起業と同時に、仕事や場を選ぶことが人生に与える影響、リスタートする人としない人との差に興味を持ち、キャリアデザインについて学び始める。
現在は名古屋経済大学においてキャリア教育・就職支援専門の教員として就活生から怖れられつつ、一部から頼られている。理由は「採用担当者さんの100倍厳しい」から。
JCDA会員 (2009年資格習得による)
名古屋経済大学 キャリアセンター副センター長 法学部 准教授
株式会社ウィング 代表取締役

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