名大社が伝える中小企業の採用担当者向けメディア
POWERED BY 名大社
求職者の方はこちら
求職者の方はこちら

内定者とのつながりをグッと深める!内定者フォローのポイントとは

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

今年の20193月卒の新卒採用は、大卒求人倍率1.88と昨年をさらに上回る売り手市場でした。民間企業の求人総数は81.4万人と前年から5.8万人も増加したのに対し、学生の民間企業就職希望者数は42.3万人と、38.1万人の人材不足が新卒採用の現場で起こっています。

約半数の求人が採用できないなか、来年度に向けて採用活動を見直す企業も少なくないようですが、この時期に同じくらい重要なのが、2019年卒内定者の内定者フォローです。

高い求人倍率のなかで採用できた内定者だからこそ、辞退者を出さず全員を入社式に向かえたいものですよね。そこで今回は内定者とのつながりを深め、入社への意欲をさらに高めてもらえるような内定者フォローについてまとめてみたいと思います。

 

学生が内定者フォローに求めていることは?

効果的な内定者フォローを考えるために、まずは学生が内定者フォローに何を求めているのかというニーズを株式会社マイナビの「2019年卒 マイナビ学生就職モニター調査」(7月)から確認してみましょう。この調査によると、「内定者フォローを受けたい理由」の上位5項目は下記の通りとなっています。

【内々定者フォロー・内々定者研修を受けたい理由】

  • 1位:内々定者同士の人間関係を深めたい(60.2%)
  • 2位:入社予定先の職場の雰囲気を知りたい(53.6%)
  • 3位:入社後の仕事内容について深く知りたい(49.4%)
  • 4位:先輩社員や人事担当者との人間関係を深めたい(37.4%)
  • 5位:社会人として必要な知識やスキル、マナーを身につけたい(37.3%)

回答からわかるように、内定者は4月から始まる社会人生活、仕事、そして職場での人間関係に対して、「本当にやっていけるのか」という漠然とした不安を、同期の内定者や先輩社員、職場や仕事内容を知ることによって解消したいと考えています。そのための機会をつくり、必要なコミュニケーションを重ねて内定者の不安を解消していくのが、効果的な内定者フォローのポイントといえるでしょう。

では次に、内定者フォローに対するニーズに応えるような内定者フォロー施策はどんなものがあるのか、整理してみたいと思います。

1位の「内々定者の人間関係を深めたい」というニーズに応え、学生からの開催の希望ももっとも高く、実際に実施する企業も多いのが「内定者懇親会」です。内定者懇親会は、内定者同士の仲間意識と共に入社意欲も高まりやすい施策です。同調査では6割の企業が実施している「内定者フォロー」の主流の施策ともいえますので、もしまだ実施していない場合には前向きに開催を検討してみてはいかがでしょうか。

そして、2 位の「入社予定先の職場の雰囲気を知りたい」、3位の「入社後の仕事内容について深く知りたい」、4位の「先輩社員や人事担当者との人間関係を深めたい」という学生のニーズに応え、学生から「入社意欲が高まった」という評判もよいのが「先輩社員(OBOG含む)との懇親会」です。

「先輩社員(OBOG含む)との懇親会」は、内定者懇親会ほど実施する企業は多くないようですが、学生にとっては、先輩社員から仕事内容や社会人生活の実態が聞けて、社内の人間関係や雰囲気もわかるという不安を解消できる情報を多く得られる機会となり、おすすめの内定者フォロー施策でもあります。

「懇親会」でなく「先輩社員との個別面談」でも同様の効果が期待できますので、内定者の意欲を高めるためにも、内定者フォローではぜひ何らかの形で先輩社員とのコミュニケーションの機会をセッティングしていきましょう。他にも、職場の雰囲気や仕事内容を知ることができるという理由から内定者が希望する内定者フォローに、「研究室や工場などの見学」「内定者アルバイト」「社内行事への参加」があります。

これらが対応できるかどうかは、業務内容や職場の状況にもよるかと思いますが、内定者が「職場の雰囲気や仕事内容を知りたいと思っている」ということを念頭に、それを伝えられるような内定者フォローは何ができるか、自社の環境に合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

 

逆効果?になりかねない要注意な内定者フォロー

学生との接点となる内定者フォローでは、そのコミュニケーションによって入社意欲を高められるのですが、対応を誤ると「なんか、この企業は違うかもしれない…」と入社意欲を下げるような逆効果になってしまうこともあります。そこで、モチベーションダウンにつながりかねない、内定者フォローでの2つの要注意ポイントも押えておきましょう。

まず配慮したいのが、接触頻度です。内定者フォローは、決してコミュニケーションの頻度が高ければよいというものではありません。前述の「2019年卒 マイナビ学生就職モニター調査」(7月)によれば、学生が希望する頻度は1~2か月に1回程度です。卒業までの学生生活を満喫できるよう、ほどよいコミュニケーションの距離感を保ちましょう。

そして2つめは、内定者フォローを担当する社員の人選です。特に、人事以外の先輩社員が懇親会や個別面談を行う場合、参加者の人選を「なんとなく」だったり、「たまたま都合がよかったから」だったり、「この人(社員)が会っておきたいというから」等の理由で決めてしまうと、内定者に思わぬマイナス印象を与えてしまう可能性があります。

たとえば、ある企業では内定者フォローとして、「疑問点や不安を払拭できるように」と人事面談を設定していました。その目的はよかったのですが、面談担当が人事部門の役職者だったため、学生からは「役職者を前に、学生が本音で質問なんかできない」と戸惑いの声があがってしまったのです。先輩社員との懇親会や個人面談も、盛り上がれば入社へのモチベーションは高まりますが、内定者が参加した先輩社員に距離を感じてしまうようなことがあれば、「この会社ではやっていけないかも‥・」と不安を助長してしまいかねません

そうならないためにも、「年齢が近い」「同じ高校・大学出身」「性格的に合いそう」「共通の趣味がある」などを考慮し、内定者が「こんな社員がいるなら、楽しそう」「うまくやっていけそう」と思えるような人選をしていきましょう。

前述の株式会社マイナビの調査からは、学生が受けた内定者フォローと受けたい内定者フォローでの間に、少なからずギャップがあることも明らかになっています。自社の入社13年目などの若手社員に「内定者の時に、どんなフォローがあるとよかったか」などをヒアリングし、志望度が高まる内定者フォローについて、施策を見直してみるのもよいかもしれません。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

関連記事

Uターン転職者に響くキーワードとは?

Uターン転職者に響くキーワードとは?

早めに気づいておきたい!社員が退職を考えているサインとは?

早めに気づいておきたい!社員が退職を考えているサインとは?

2021年卒採用から就活ルール廃止!20年卒採用への影響は?

2021年卒採用から就活ルール廃止!20年卒採用への影響は?

ジモト採用のことなら名大社にご相談ください

採用でお困りでしたら私たちがサポートに伺います

弊社は創業以来クライアント数延べ3,000社、東海エリアのジモト企業と求職者の数々の出会いの場を創出してきました。

ジモトに根ざした名大社だからこそわかる個社の魅力を発見し、求職者に誠実に伝えていく為、全力でサポートさせて頂きます。