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仕事のホーム論 vol.27 〜北海道出身の名優に学んでみてはどうでしょう〜

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あなたの「ホーム」はどこですか?

安心できて、はたらきやすくて、ベストな仕事ができる。そんな「ホーム」があれば、力を十分に発揮してはたらけるに違いない。

「ホーム」ってなんでしょう?地域のエピソードを参考に、色々な角度から、このテーマを考えてみます。

あなたの「ホーム」には何が必要だと思いますか?

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大泉洋さんの言葉より

2016年2月、第58回ブルーリボン賞で、大泉洋さんが主演男優賞を受賞しました。大泉さんといえば、映画、ドラマ、舞台、バラエティーなどで幅広く活躍する方。そして、「北海道出身」の芸能人としてもよく知られています方です。

地元北海道での絶大な人気を得たのち、30代にして東京へと進出した大泉さん。様々な役を見事に演じる彼は、今や日本を代表する名優のひとりと多くの人から認められています。そして、一方で北海道ローカルの仕事も続け、大泉さんといえば「北海道」を思い出す人も多いのではないでしょうか。

さて、そんな大泉さんが、ブルーリボン賞の受賞スピーチでこう語りました。北海道と東京、ふたつの場所での仕事を彼がどう考えていたのか。(一部語尾などを整えて、スピーチから抜粋させていただきます)

「もっと若ければ『東京で役者になる』っていって、全てを捨てて東京でがんばれたのかなと思うんですけど。私は30歳でしたし、北海道で十分、一緒に仕事できる仲間もいて、バラエティーで評価もいただいていたので、『そういうつもりはないんだ』と。北海道の仲間と仕事をしながら役者をやっていける。その安心感の中で、東京で戦えたのがよかったな。私に合っていたなと思うんですね。

様々な帰る場所を持ちながら、『保険をかけててずるい』と言われたこともあったんですけど、TEAM NACSっていう私の仲間がいて(TEAM NACSは、大泉さんが所属する劇団。安田顕さんら大学時代の友人5人で結成し、こちらも今や日本一チケットを取るのが難しい劇団とも言われる人気ぶり)。何かあればそこに戻れるというのがありましたし、何かあれば北海道のお仕事があると思えたことで、非常に気楽に12年間東京でも仕事ができたのかなと思います。それを許してくれた、東京の事務所と北海道の事務所に改めて感謝したいと思います。

これから地元で仕事を続けながら、大きな仕事をしたいという人には、この方法論もオススメかなと。『東京で死ぬ気でやるんだ』と思わずに、俺には地元があるという思いの中で、のびのびと仕事ができる環境が整っていくと、より地元で頑張る人が世に出やすいのではないかと思いました」

北海道というホームがあるから、東京での挑戦にも「安心感」を持って臨めた。自分のルーツを確認できる場所があるからこそ、次のフィールドへ「のびのび」と出ていける。自分が働く場所で築いてきた基盤が、次のステップへと進む大泉さんの背中を押したのだと感じました。そうして東京でも実績を残し、彼にとってのホームが広がっていった。

次のチャレンジの場へ、それまでの居場所を捨てて転々とするのではなく、居場所を増やしていくイメージ。
「この方法論もオススメ」と大泉さんも言っていますが、役者に限らず、そんな働き方、生き方を考えてみるのもいいかもしれません。

 

そこが「いつでも帰れる場所」になるために

「いつでも戻ってきなよ!」

転勤になる友人、あるいは、別の場所で挑戦しようとする友人に、こんな言葉をかけたことはないですか。私自身は、声をかけられる側になった経験はないですが、これってすごく嬉しくて、安心できる言葉なんじゃないかと思います。「なにかあればここに戻ってこられる」「困った時、悩んだ時に、話を聞いてくれる人がいる」。そこから離れるのが寂しい気持ちや、新天地への少しの不安もありつつ、その言葉はステップアップへのジャンプ台になるものでもあるはず。そして、そんな声をかけられる人は、その場所で周りから認められる実績を残し、つながりを作ってきた人なんだと思います。

いつでも帰ってこられるホームを得るのは、決して簡単ではないこと。

例えば、「ここは自分の居場所ではない」と不平、不満をもらしていては、そこは自分にとってもホームとはならず、受け入れてもらえる場所にもならないでしょう。大泉さんも、北海道できちんと積み上げた実績を糧に、東京でさらなるステップアップができた。大きな志を抱きながら、今いる場所で真摯に働き、仲間とつながる。毎日の積み重ねの大切さを大泉さんの言葉に学ばせてもらった気がします。

ライター紹介

小林 優太

名古屋大学教育学部、同大学院教育発達科学研究科博士課程前期課程修了。
広告制作会社の制作職として、東海地区の中小企業を中心に、企業のリクルート記事を多数制作してきた。
また、高校教員や高校生向けのキャリア教育雑誌の企画・編集に携わった実績あり。現在はフリーランスでコピーライターを営む。
ライター業の他、あま市市民活動センターのスタッフリーダー、NPO法人大ナゴヤ大学の理事を勤め、地域をテーマにしたイベント企画や情報発信に関わる。
この他、愛知教育大学、愛知工業大学、金城学院大学にて非常勤講師としても勤務。

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