名大社が伝える中小企業の採用担当者向けメディア
POWERED BY 名大社
求職者の方はこちら
求職者の方はこちら

採用力UP講座 2019卒の秋採用に備えよう

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

こんにちは。有限会社オフィスパティ キャリアコンサルタント 大山佳子です。皆さんの会社では、採用活動は順調に進んでいますか?これから2019年卒向け、秋採用が始まります。

「売り手市場」により学生の側が圧倒的有利であり、複数内定を得ている学生が多い一方で、いまだ募集人員を充足できない企業も多いようです。この状況に、焦りを感じている採用担当者の皆さんも多いことでしょう。現状を生活に把握し、秋採用に向けて対策を立てましょう。

 

「売り手市場」の現状を正確に把握しよう

リクルートワークス研究所のデータによると、2019卒の大卒求人倍率は1.88倍。大卒求人倍率は、これで7年連続の上昇ということになります。いわゆる「売り手市場」の状況で、この数字だけを見ると、学生が圧倒的に有利であるといえるかもしれません。もう少し詳しく見ていくと、従業員数300人未満の企業においては、求人倍率は9.91倍と前年から3.46ポイントと大きく上昇しています。一方、5,000人以上の企業では、0.37倍と、前年より▲0.02ポイント低下しています。

つまり、「売り手市場」という情報が広まる中、チャンスが増えたと感じている学生は、少し背伸びをした就職活動を、これまで以上に行っていたはずです。「売り手市場」とはいえ、大企業の採用人数が増えたわけではなく、競争倍率が高まっただけです。多くの学生が、不本意な結果(不採用)を経験しているはずです。

 

本当に学生は大手志向なのか

「2019年卒大学生主食意識調査」(2018年4月マイナビ)によると、「絶対に大手企業が良い」という割合は、11.4%(昨年比▲1%)と、意外にも下がっています。いい意味で、自分自身の身の丈を、よく理解しているのかもしれません。

一方で、「中堅・中小企業が良い」という割合も、6.2%(昨年比▲0.9%)と、こちらも下がっています。この結果からは、学生の企業選択軸が、必ずしも企業規模ではないことがうかがえます。中小企業の採用担当者から聞くことの多い「企業規模で損をしている」は、必ずしも当たらない可能性があるということです。

 

ウチだけが人員確保できていない・・・

応募者数が少ないことは、中小企業の共通の悩みです。応募者数が少ないと、選択する幅が狭まることになるため、なんとか応募者人数を増やそうと、皆さん努力されています。ここで、少し冷静な数字を確認してみましょう。2018年卒実績(リクルートワーク調べ)によると、必要な人材を確保できたと考えている企業は、61%にとどまっています。従業員5,000人以上の規模企業でも67.5%であり、300人未満では、53.3%と低い水準です。

大手企業は、新卒採用に重点を置いた採用活動を行っているため、この数字を持って、中小企業が不利と決めつける必要はあまりありません。内定を複数持っている学生が多い現状では、いずれ内定辞退による欠員が発生することになります。今の時点の採用結果に、あまり振り回されないことも大切なことです。中小企業の採用手法は、大手企業にはできない(もしくは手が出しにくい)ことに、取り組むことが必要です。秋採用に必要なポイントについて考えていきましょう。

 

秋採用は面接がポイント

まずは、書類選考からと進むのではなく、秋採用は面接に時間を割きましょう。エントリーシートを読み疲れている皆さんと同様、学生も書き疲れています。学生とじっくり向き合い、よい学生を見つけ出したいものです。

① 話題は「今」を中心に

就職活動スタート時から、学生の自己PRはほとんど変わっていない内容です。ということは、多くの学生が、半年以上前の“昔話”を一生懸命していることとなります。学生にとっては、さんざん練習している内容なので、安心して話せるかもしれませんが、これまで評価を受けていない内容で話されても、結局良い評価をすることはできないはずです。

就職活動の苦戦は、学生の「今」です。秋採用に臨む学生には、就職活動で多くの挫折を味わっているかもしれません。「今」自分は何を考えているのか、これからどうしようとしているのか、語れる学生には十分可能性があるはずです。

② 無理にクローズを仕掛けない

採用担当者が気を付けなければいけないことは、早く「採用活動」を終わらせたい気持ちを、うまくコントロールすることです。意味のない質問の筆頭は、「弊社は第一志望ですか?」というものです。「はい。」以外の答えはしづらく、かといって正直に「まだ決めかねている」という答えを引き出したところで、あまり意味はないものです。

ぜひ採用したい相手には、「〇〇さんの〇〇を評価しています。ぜひ採用したいと考えています。」等と、採用側の意向を率直に伝えるほうが効果的です。

③ 良いところをフィードバック

これまで不採用だった理由が、なんとなく透けて見える学生も多くいます。思わず、そうじゃなくてという親切心から始まった言葉がけが、学生にとってはほぼ説教としか感じられないことがあります。何か一言伝えたいのなら、良いところをフィードバックしてあげましょう。その一言をきっかけに、自分らしさが話せる学生もいるかもしれません。転職希望者とは異なり、良いところを引き出すテクニックは必要です。

 

社内をオープンに見せよう

面接はできれば社内で行いましょう。また、会社説明はスライドを使った画一的なものではなく、できれば社内をオープンに見せながら、説明するという形式をお勧めします。入社年度の浅い社員や、上司にあたる世代の社員と、職場で話す機会を設けることもできます。これは、学生の不安軽減となるとともに、採用側からしても社内の人間との相性を見極めるチャンスにもなるはずです。

いかがでしたか?

これからスタートする秋採用に、ぜひ役立てていただければと思います。これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

関連記事

採用力UP講座 今こそ真剣に女性採用を検討しよう

採用力UP講座 今こそ真剣に女性採用を検討しよう

採用力UP講座  定着対策を効果的にすすめるコツとは

採用力UP講座  定着対策を効果的にすすめるコツとは

採用力UP講座 中小企業ならではの転職者採用成功のコツとは

採用力UP講座 中小企業ならではの転職者採用成功のコツとは

ジモト採用のことなら名大社にご相談ください

採用でお困りでしたら私たちがサポートに伺います

弊社は創業以来クライアント数延べ3,000社、東海エリアのジモト企業と求職者の数々の出会いの場を創出してきました。

ジモトに根ざした名大社だからこそわかる個社の魅力を発見し、求職者に誠実に伝えていく為、全力でサポートさせて頂きます。