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製品品質と休日出勤・残業ゼロを実現!その理由に迫る!~近藤熔接~

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株式会社近藤熔接は、モノづくりの製造工程で欠かすことのできない溶接加工を行う、従業員9名で構成される少数精鋭部隊だ。小規模ながら、東海地区を中心とした業界内での知名度は高く、大手メーカー企業との直接取引もあるのが特徴だ。さらに驚くべきは、同社が、妥協のない製品品質と休日出勤・残業ゼロを実現させているところだ。「仕事のクオリティ」「従業員の働きやすさ」その2つを両立させるための、ポイントに迫る!

株式会社近藤熔接

愛知県蟹江町を拠点に、クレーンの総重量97.6tを保有し、厚板重量物の加工を得意とする溶接工場。

代表取締役 社長 近藤 鉄雄 様

 

いかに安全で効率的に、楽に仕事ができるか

ー休日出勤、残業ゼロはいつから実現しているのでしょうか?

もともと父が代表を務めていた時代から、残業自体少ない方でしたが、バブル崩壊期に取引先が打撃を受け、やむ負えない事情で残業がなくなりました。それをきっかけに、残業ゼロを継続していますね。やはり、残業しすぎるのは、従業員の「仕事の質」という面でも考えものだと思います。人が1日で集中できる時間は1回2時間、18時間と言われています。

私たちが扱っているのは、何十トンというモノばかりですので、集中力の低下や疲れを原因とするケアレスミスが命に関わることもあります。だからこそ、社員の拘束時間を長くしてもメリットは少ないと思います。どうしたら、いかに社員が安全で効率的に、かつ楽に仕事ができるか、それを基本スタンスとしています。

 

見返りを社員に求めていた過去

ー昔から、そういったスタンスでいらっしゃったのでしょうか?

いいえ。私自身、若い頃と今では考え方が変化しました。約30年前から働いていますが、30代くらいの若い頃は、一言でいうとウニのようなとげとげしい性格で、「自分がこんなに●●やってるのに」といった言葉をよく使っていました。自分の働きに対する見返りを社員に求めていたため、様々な場面で苛立ちを感じることも。自分が仕事をしているおかげで、社員の仕事や給料があると思いこんでいたのです。

しかし、あるきっかけがあり、社員が仕事に一生懸命に打ち込んでくれているおかげで、自分の存在意義があると、考え方が180度変わったのです。

 

社員の物心両面を幸せにする

―考え方が変わったきっかけとは何だったのでしょうか?

様々な経営者の方との出会いですね。それまで、自分は苦労してきた方だと思っていたのですが、それは大きな間違いでした。自分以上に波乱万丈な人生を歩んで来られている経営者の方のお話を聞き、社員を幸せにするために、自分はもっとがんばらなければならない、と強く感じたのです。それから、社員の物心両面を幸せにするということを意識するようになりました。

 

縁の下の力持ちであり、会社の小間使い

ー社員の物心両面を幸せにするという考え方に変わってから、社員とどのように向き合うようになりましたか?

「経営者として、どのように社員と接するべきなのか」という問いに関する考え方は様々だと思います。もちろん経営者は、社員に給与を提供しており、会社の代表としての立場ですので、全体を指揮する責任があります。
ただ、行き過ぎたトップダウンでは、社員を幸せにすることはできないと思います。社員には、敬意を払って接するべきですし、社員に無理をさせないために自分に何ができるかということを常に考えて、率先して動くようにしています。そういった意味で社長業とは、縁の下の力持ちのような存在でありつつも、会社の小間使いだと思っています。

 

朝一番に職場環境を整える

ー会社の小間使いとはどのような意味でしょうか?

社員が気づかないところで、快適に仕事ができる環境をそっと手配すること、でしょうか。例えば、朝一番に会社に来て、従業員がすぐに仕事に取り組めるよう、環境を整えておくことも私の務めですね。また作業環境への投資に関しても、1人1人が安全に効率良く仕事ができるならば、投資はいとわないと考えで、1人あたりに提供している設備も同業他社に比べると充実していると自負しています。結果として、作業の無駄を最小限に抑えることができ、生産効率の向上につながっていると思いますね。

 

取引先との折衝も対等に。要望を確実に伝える

ー第一に社員が働く上での快適性を考えた上で、行動をされているのですね。

そうですね。社員に無理をさせないという軸は、取引先との折衝においても譲れません。技術力を高めるために、どんな仕事も断らないのが弊社の基本方針です。取引先が提示してきた生産計画を吟味し、もし、納期が厳しいと判断した場合には、納期調整を軸に話し合いをし、それでも無理な場合は断ることもあります。対等なやりとりの軸はゆずらないですね。

その代わり、請負った案件に関して、納期は必ず守りますし、一切手を抜かず、品質を追求し続けるというのはポリシーです。私が代表を勤めるようになってから、こうした方針の変化で客層も少し変わりましたが、私たちの評判を買ってくれる取引先に恵まれていると思います。品質を守っているからこそ、取引先にこちら側の要望を伝えることができますし、信頼関係も守られていると思います。

 

プロフェッショナルとしての意識を育てる

ー今後の自身の役割として、重視していきたいのはどんなことでしょうか?

社員が仕事を続けていく上で必要なのは、職場環境の快適性を追求することと同時に、やりがいや愛着などが生まれる場所として、会社に対するエンゲージメントを高めていくことだと思います。私たちの業界であれば、一番の要となるのは技術力です。だからこそ、社員の技術者としてのプライドをくすぐるような誇りを醸成することが必要だと思います。仕事への誇りと責任感は比例すると考えているため、弊社では一人に対して、仕事を一貫して任せるようにしています。

一連の流れを任されることに、もちろんプレッシャーはありますが、その分自分が重要な役割を担っているというプロフェッショナルとしての自覚が生まれます。プロとしての仕事への臨み方こそ、仕事のプライドそのものではないでしょうか。

また、「自分の仕事が社会にどう役に立っているのか」といった、自身の業務を俯瞰して、価値を見出すことも、仕事のモチベーションを保つ上で大切だと考えています。最近では、取引先の展示会へ社員を連れて行き、自分たちがつくった機械はどこで使われているのか、大手企業からの評価されている点はどこなのかといったことを理解できるような機会も作っています。今後も、社員が胸を張って、自分の仕事を語れるような会社を目指して、現在のスタンスを継続していきたいですね。

編集後記

休日出勤・残業ゼロの実現は、社員の職場環境を快適なものに裏方での細かなフォローと取引先との対等な関係性の賜物であった。「縁の下の力持ちのような存在でありつつも、会社の小間使い」近藤氏のトップとして、イニシアティブを握りつつも、謙虚であるという姿勢こそ、社員から厚い信頼を得ている理由ではないだろうか。

ライター紹介

株式会社 名大社

http://www.meidaisha.co.jp/

株式会社名大社
東海地区に根ざし、企業展や転職フェアなどの合同企業説明会や新卒ナビを通し、創業以来一貫して、企業と人との"出会いの場"を提供する就職情報会社。
延べ3000社にのぼるクライアントと築いてきた信頼と実績に支えられ、独自の採用サービスを展開する。
より深い信頼関係を築く中で見えてくる個社の魅力を求職者に伝えていくことを使命に、ジモトの人と企業の"ハブ"として、地域活性化への貢献を目指す。

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