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採用力UP講座 第一印象に惑わされない面接官スキルを磨こう

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こんにちは。有限会社オフィスパティ キャリアコンサルタント 大山佳子です。連日、体温を超えるような猛暑日が続いていますね。

今月・来月にかけ就職・転職活動を予定している応募者の皆さんにとっては、面接に向かう際の服装に気を遣う季節です。35度を超えるようは気候では、面接のためとはいえ、スーツ姿で出かけるのは、かなりしんどいと感じるのが正直なところではないでしょうか。ところが、多くの就活生・転職希望者は、スーツ姿で面接に臨みます。なぜでしょうか。

それは、服装による「第一印象」への影響を気にしているからです。就活生は、そのほうがいいらしいという漠然とした理由かもしれませんが、転職者は社会人経験から、服装が与える第一印象への影響の大きさを知っているという事が大きな理由です。

確かに、スーツ姿には「整っている」印象を持ちやすいものです。さらに、暑い夏にもかかわらず、さわやかなスーツ姿で現れれば、さらによい印象になるかもしれません。このように、応募者への第一印象は、面接官の判断に大きな影響を与えます。確かに第一印象が良い人材は、社会人となってもその印象の良さが武器となるかもしれません。しかし「第一印象」にだけとらわれることは、良い人材を見きわめることが目的の面接においては、かなりもったいない行為です。

面接官が陥りがちな、応募者にマイナスを感じやすい「第一印象」について、考えていきたいと思います。

 

面接官と目を合わすことができない応募者

面接は、応募者と面接官が向かい合い、面接官からの質問に答えるという形で進めていきます。面接官は、応募者が質問にどのように答えるのか「見つめる」という時間が、多くなります。そのため、応募者の視線は気になるポイントです。目を合わせて話すことで、話す内容をより強いメッセージとして伝える効果があるといわれているため、面接対策として目を合わせることを意識している応募者は多いようです。しかし、面接官からずっと見つめられた状態で話すことが多い面接では、目を合わせることが、とても難しく感じられる応募者も多いはずです。

また、多くの理系学生やエンジニア職経験者は、目を合わせること自体が苦手です。「目が合わない」と一度でも感じてしまうと、応募者の不安感を過剰に受け取り、「自信がない応募者」と決めつけてしまいがちです。性急に判断材料としてしまわない注意が必要です。

 

暗い印象の応募者

この応募者は暗いなあと感じたときは、その暗さを感じた原因を考えてみてください。笑顔で話せていない、比較的低い声で話す(特に女性)、服装がダーク系等が主な原因でしょうか。特に新卒向けや第二新卒の面接では、「明るくはきはき笑顔で話す」学生を、高く評価する傾向にあります。もちろん、明るくはきはき話せることは、悪いことではありません。

注意すべきは、「学生たるものこうあるべき像」をあらかじめ決めてしまい、少しでもズレがあると過剰にマイナスと感じてしまうことです。ひたすらニコニコしている応募者だけを、評価しすぎないよう気を付ける必要があります。

 

用意した内容を棒読みで再生する就活生

就活生に多い「用意した内容を棒読み再生」型の話し方は、聞く側の面接官にとっては、応募者に対して、つまらない印象を持ちやすいものです。さらに、用意していない質問には、壊れたラジオのように急激に話せなくなったり、まとまりのない内容になってしまうと、その印象は特に感じられるかもしれません。面接に備え、練習していること自体は悪いことではありませんが、しかし、この棒読み再生型の話し方には、辟易している面接官も多いと思います。

棒読み再生された話し方にのみ注目し、「出来の悪い就活生」という印象を持ちすぎないことです。応募者を落ち着かせるためにも、棒読み再生をある程度させてあげることも必要です。就活生が話した内容について、面接官からの深堀質問に、どのように答えるのかが注目すべきポイントです。

 

いかがでしょうか。第一印象に囚われすぎると、その後の面接では応募者が何を言っても必要以上に減点してしまうことがあります。第一印象で、優秀そうだという印象を持った場合、自信なさそうな発言を「謙虚な発言」ととらえてしまうかもしれません。

面接する際は、応募者に対する第一印象に囚われすぎていないかを、チェックすることが大切なこととなります。よって、第一印象が良いと感じた場合は、気を付けるべきポイントもあります。

 

面接官の質問を理解し答えているか

滑らかにハキハキと話すことができる応募者には、良い印象を持ちやすいです。自分のペースで話すことができれば、ある意味当然かもしれません。面接官が質問をしているにもかかわらず、自分の言いたいことを優先して話したり、質問内容から逸脱している内容にもかかわらず、自分のペースで話し続けるような応募者は要注意です。

特に転職者に対しては、新しい会社に自分を合わせる努力ができるかどうかは、面接でかならずチェックすべきポイントです。初対面の面接官に対して、その質問者の意図を理解することができるかどうかを、しっかり見極めることが大切です。

 

等身大の自分を語れているか

面接では、自分のいいところを、わかりやすくアピールする力が必要です。とはいえ、そのエピソードは、等身大の自分を語れていることが必要です。転職者では必要以上に大きく見せたり、就活生では逆に小さく見せすぎることが多いようです。

転職者の場合は、会社が取り組んでいることや部署が取り組んでいることを、語る方は多いようです。組織の中で自分が何を担っているのかを語ることができているのかを、見極める必要があります。

就活生の場合は、自分以外の人間と協力して、困難を乗り越えたエピソードが多く語られます。協力したことだけではなく、自分がどのように成長してきたかを、自分の言葉で語れているかどうかを見極める必要があります。

応募者にとっては、応募企業への第一印象は、面接官の態度によって決まります。皆さんの面接中の行動は、応募者の入社意欲に大きく影響するという事です。面接官として「評価する」ことばかり気にしてしまいがちですが、応募者に「見られている」ことを意識することも大切です。

 

まだまだ暑い日々が続きます。思い切って「ノーネクタイ・上着なしでお越しください」と応募者に伝えてみてもよいかもしれませんね。

これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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