名大社が伝える中小企業の採用担当者向けメディア
POWERED BY 名大社
求職者の方はこちら
求職者の方はこちら

2020卒採用 インターンシップの最新トレンドとは?

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

応募母集団形成に大きく影響し、今や新卒採用活動と切っても切り離せなくなったインターンシップ。2020年卒を対象にした夏のインターンシップもすでに6月から募集が始まり、2020年卒採用に向けて各社が動き出しています。

今回は新卒採用におけるインターシップの最前線を確認していきましょう。

 

インターンシップ参加率は年々増加!2019年卒生は学生の約8割が参加

まずは、インターンシップに関するデータを見ていきたいと思います。

インターンシップに参加する学生の割合は、ここ5年のうちに2倍以上となり、株式会社マイナビが7月に発表した調査では、来年就職活動を行う2020年春卒業予定者の学生のうち、6月末時点ですでに7割がインターンシップへの申し込みや参加を経験しています。

今年就職活動を行っている2019年卒生も、採用情報解禁前の3月時点でのインターンシップ参加率は78.7%と約8割となっており、前年度の65.2%から10ポイント以上アップしました。(「2019年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」)

参加率だけでなく、1人の学生が参加する社数も増加傾向にあり、2019年卒では平均参加社数4.0社と前年度の2.9社からこちらもアップ。参加率、参加社数ともに増加傾向にあり、就職活動前のインターンシップ参加が当たり前になっている状況がデータからもみてとれます。

また、学生の意思だけでなく、企業側の意識も変わってきています。今まで経団連はインターンシップの日数は「5日以上」と規定してきましたが、19年卒からそれも廃止。「1日型」のインターンシップが解禁されたことで、企業のインターンシップ開催にも拍車がかかり、株式会社ディスコの調査では、2019年卒生対象にインターンシップを実施した企業は70.8%と前年度よりこちらも12.3ポイントも上回りました

このインターンシップですが、開催時期で最も多いのが採用情報解禁直前の2。この時期は、採用情報解禁前に企業理解や業界理解を深めるような1日型のインターンシップが多く、開催時期として2番目に多い8月は、学生の夏休みを活用した2日間~2週間程度の長期型インターンシップが多い傾向があります。そして長期型インターンシップは、1日型に比べて準備や運営の企業負担は大きくなりますが、参加した学生の満足度は1日型よりも長期型のほうが高くなる傾向があります。

しかし全体的な傾向としては、学生も気軽に参加できる1日型を好む傾向があり、また企業も負担の少ない1日型の開催が増えており、さらに秋開催など他の企業と時期をずらしたインターンシップなども行われるようになっています。

今や就職活動は、大学3年生の夏に希望する業界を中心に複数の企業のインターンシップに参加することから始まります。そしてインターンシップからの流れで、優秀な学生は大学3年の秋以降には就職先が決まっていることも少なくなく、株式会社リクルートキャリア就職みらい研究所の発表によれば、2019年卒採用で31日時点の内々定率は9.8%と、情報解禁前にすでに学生の10人に1人は内々定をもらっているという状況になっています。

 現在の採用情報解禁が3月、選考開始が6月という現在のスケジュールが続くかぎり、企業が優秀な学生確保のために大学3年の46月から夏のインターンシップを募集し始め、学生もそのインターンシップ先選びから就職活動が始まるという採用活動早期化の流れはますます強くなっていくでしょう。

 

学生に人気のインターンシップとは?

7割もの企業が開催するようになったインターンシップは、その内容も多岐にわたっています。ではどんなプログラムが学生に好評なのか、ここで人気のインターンシップのプログラムに共通する2つのポイントを押さえておきましょう。

まず1つめは、業務理解を深める、質の高い業務体験ができることです。課題解決型インターンシップ、またはワークショップ型インターンシップや、実際にプログラムを作るエンジニア系のインターンシップなど、数日から数週間程度かけて取り組むプログラムがこれに該当します。

このようなインターンシップでは、「現在の事業課題解決につながる提案を、経営者にプレゼンテーションする」「よい提案・企画・アプリケーションであれば実際に採用する」など、企業の本気度も高く、また学生も本気で取り組まなければ課題がクリアできないため、学生にとっては大きく成長できる機会となります。それが、「企業理解や業界理解を深めたい」「成長したい」等の学生の参加目的を満たし、満足度を高めるのです。

そして2つめが、社員が本気で関わっていることです。人気が高いインターンシップでは、学生からの「社員がしっかりフィードバックをしてくれた」「社員のフォローが手厚かった」という感想が目立ちます。どんなプログラムであるにせよ、社員がアドバイザーやメンターとして真摯に学生と関われば、学生はその社員を通じて「この企業(業界)で働くというのは、どういうことなのか?」を理解できるようになるからです。

また、学生はインターンシップでの経験をもとに応募企業を検討しますが、この企業選びにおいても「社員」は極めて重要で、インターンシップで出会った「社員」の印象が応募意欲を左右するといっても過言ではありません

株式会社ディスコが学生がよく挙げる5つの項目(人・社風、仕事内容、待遇、勤務地、企業規模)についてこだわり度合いを調査した結果でも、「強くこだわる」という回答率が最も多かったのが「人・社風」の57.7%で、「仕事内容」の46.9%を大きく上回っています。(キャリタス就活2019 学生モニター調査結果(201712月))

社員が学生とどう関わり、どのようなコミュニケーションを交わすか?はインターンシップの満足度だけでなく、本番の新卒採用時の応募意欲にも大きく影響するので、インターンシップではプログラム内容だけでなく、インターンシップに協力する社員への説明やフォローも配慮していきましょう。

数日間から数週間に及ぶ長期型インターンシップは、ちょっと難しいという場合でも、

  1. 企業理解や業界理解が深まるリアルな業務体験ができる
  2. 社員が学生に本気で関わる

という2つのポイントを意識してプログラムを企画すると、1日型でもより満足度の高いインターンシップになります。インターンシップの開催や見直しを検討する際は、この点を意識していきましょう。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

関連記事

内定者とのつながりをグッと深める!内定者フォローのポイントとは

内定者とのつながりをグッと深める!内定者フォローのポイン…

早めに気づいておきたい!社員が退職を考えているサインとは?

早めに気づいておきたい!社員が退職を考えているサインとは?

2021年卒採用から就活ルール廃止!20年卒採用への影響は?

2021年卒採用から就活ルール廃止!20年卒採用への影響は?

ジモト採用のことなら名大社にご相談ください

採用でお困りでしたら私たちがサポートに伺います

弊社は創業以来クライアント数延べ3,000社、東海エリアのジモト企業と求職者の数々の出会いの場を創出してきました。

ジモトに根ざした名大社だからこそわかる個社の魅力を発見し、求職者に誠実に伝えていく為、全力でサポートさせて頂きます。