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【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.28

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皆さんこんにちは。キャリアセンターの中の人、田中ヒロユキです。

先週はずっと雨が続いていましたね。大雨、豪雨などで避難されている方におかれましては、くれぐれもご安全にお過ごしいただきたいですし、少しでも早く元の生活に戻れることをお祈りするばかりです。

それでは今月の記事をお届けします。

 

自分のことはやっぱり自分では分からない

就活生の多くは自己分析というものに取り組みます。一所懸命やる学生もいますし、一通りサラリとやる学生もいます。まぁ、取り組み方は百人百様といったところ。的外れな学生もいれば、よくまぁそんなに掘り下げて捉えてるね!という学生もいたりします。

この自己分析、ツールやアセスメントテストを使ってガッツリやる方法もありますし、自分なりに思考する、周囲にヒアリングする、といった方法もあります。で、この自己分析では何を把握するのか?というと

  1. 自分自身の夢、やってみたいこと、実現したい状態、関わりたい仕事・提供価値
  2. 自分の価値観、性格、在り方やスタンス、行動特性、良い習慣・癖、資格・知識・スキル
  3. 組織適応力、自分にフィットする働き方やモチベーションの源泉、感情が振れる基準、自身が適応しやすそうな業界・職種

…などです。

あくまでもおおよそですが、何も分からないまま無為に学生生活を過ごす…だとか、闇雲に就職活動に突入する…ことのリスクを思えば、把握できていた方が望ましい学生生活の終わりに繋がりやすい…と今のボクは考えています。

※もちろん、やりたい事や夢ばかりではダメなのでやれる事の領域を広げ続ける必要があるのは言うまでもありません。

当然のことながら、こうしたアセスメントテストを行うと自分が想定していなかった結果が出たり、あるいは想定通りの結果が出たりするため、結果の受け止め具合も百人百様でして。特に学生に実施すると、社会体験の少なさ、企業・職種などの知識の少なさから、いきなり多種多様な業界・職種を知ることとなり目が開かれる…という効果も期待できます。

このように相当程度の学生はアナタにはこんな企業が向いているよーと診断された企業群、業界が把握できているにも拘らず、合同企業説明会などではレッドオーシャンな著名企業、消費財メーカー、食品メーカー、或いは大手の一般職採用の説明会などに毎年毎年群がるわけですが…(汗)

このコラムをご覧の皆さまはそんな状態を横目で見ながらいつまでもヤサグレたり、腐したりしている場合ではありません。是非とも貴社も、学生集まっちゃってしょうがないのよ状態を作り出していただきたいわけです。

 

採用企業は自社分析をしましょう

就活生が自己分析をするならば企業だって自社分析です。必ず取り組んでもらいたいのです。

というのも、就職情報会社さんを使っていらっしゃる場合でもそうでない場合でも、自社分析が中途半端であったり、そもそも全く手をつけていなかったりする企業が多すぎです。それなのに、人が採れない、学生が集まらない…と仰ったり、採用計画が…、採用ページへのアクセスが…と仰います。が、失礼ながら本当にそうでしょうか?と思ってしまいます。

様々な企業さまがあるので一概には言えない部分も多いので、ボクがクライアントに実施する質問事項を挙げてみます。一部にすぎませんが一度ご確認いただけると採用強者に近づくかもしれません。

  1. 貴社のメインの製品、商材は?
  2. 貴社の2番目によく売れる製品、商材は?
  3. 貴社が顧客から選ばれている本質的な理由は?(3つまで回答可)
  4. 貴社の立地、所在地は?
  5. 貴社の社員さまが貴社で働く理由はなんでしょう?(5つまで回答可)
  6. 貴社の社員さまは貴社のどこに満足していてどこに不満をお持ちですか?
  7. 貴社が今の社員さまを採用している理由はなんでしょう?(可能な限り個人個人に対して)
  8. 社長だけでなく会社を挙げて目指していることは?
  9. 問7の答えに至った理由や経緯は?
  10. 貴社で働くことの魅力は?

さぁ、一度取り組んでみてください。

まだまだ言語化されていない貴社の強み、持ち味、採りたい人物像や採用の打ち手があるはずです。また、例えばですが、あなたの会社の選考を辞退した学生のフォロー、説明会や選考途中で辞退してしまった学生のフォローはしていますか?つまり他人の目線を借りて自社を分析するのです。

これはなかなか大変ですが、やっただけの価値は必ずあります。そんな手間のかかる事やっていられないよ!と思うかもしれません。しかし、採用を成功させている企業がそうした事に時間と労力を掛けているとしたらどうですか?ちょっとやってみようと思いませんか?

更に考えるなら、今の自社に自分の息子や娘を入社させたい(或いは跡を継がせたい)か?という視点で自社を見てください。入社させたい(継がせたい)!という結論になるのであればそれだけの理由があるはずです。一方で、入社させたく無いなぁ(継がせるのはちょっと…)というのであればそれも理由があるはずです。自分の子供を入社させたく無いのによそ様のお子さんとその将来を預かる…というのも無責任な話ですよね。

採用や選考が思ったようにいかない理由は大きく分けて2つあります。1つは自社の外側。学生や採用競合、市場です。もう1つは自社の内側です。今日はその内側に焦点を当てた記事をお届けしました。

いい人を採る道:自社分析を自分の目線と他人の目線で行ってみる

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

愛知大学文学部文学科卒業
大学卒業時は未内定で、1冊100円の求人誌で探した営業会社で営業を担当。それがいわゆるブラック企業で1年足らずで退社。
次は【人を管理する側】で働こうと人材派遣業界へ。労働者派遣法初めての改正自由化の時期をはさみ、10年籍を置く。

06年、独立。株式会社ウィングを起業。製造業、事務、医療機関などを中心に人材の採用と仕事へのマッチングに携わる。
同時に08年以降、企業の採用コンサルティング、採用企画を手掛け、企業がほしい人物像と経営戦略とを掛けあわせるサポートを行う。
また起業と同時に、仕事や場を選ぶことが人生に与える影響、リスタートする人としない人との差に興味を持ち、キャリアデザインについて学び始める。
現在は名古屋経済大学においてキャリア教育・就職支援専門の教員として就活生から怖れられつつ、一部から頼られている。理由は「採用担当者さんの100倍厳しい」から。
JCDA会員 (2009年資格習得による)
名古屋経済大学 キャリアセンター副センター長 法学部 准教授
株式会社ウィング 代表取締役

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