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中小企業が外国人採用を成功させるコツ

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少子高齢化による労働人口の減少や企業のグローバル化が進むなか、労働力として外国人を採用する企業も増えてきました。

厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況(201710月)とりまとめによると、日本で働く外国人は127万人超と過去最多に。さらに外国人を雇用している事業数も194,595で前年同月比12.6%増と、去年に引き続き10%以上の伸びをみせており、こちらも過去最高になっています。

マンパワー計画として外国人採用を実践する企業が増えつつある今、中小企業が外国人採用を成功させるコツを確認しておきましょう。

 

外国人採用成功のコツ① 社内のコンセンサスを得る

特に初めて外国人を採用する際には、社内でコンセンサスを得ることがとても大切です。育った国や環境が異なれば、日本人とは異なる文化や慣習、考え方を持っていますし、仕事に対する考え方も、コミュニケーションの受け取り方も異なります。

日本人同士のように言語外の意図を「忖度」することはもちろん難しいですし、日本人と同じような教育やコミュニケーションでは、意図が伝わらない、指示通りに動いてくれないということになりかねません。また、日本人の常識は通用しないことを前提にしつつ、相手に伝える工夫も必要ですが、同時に相手の国の文化や考え方を理解しようとするスタンスも必要になります。

外国人の採用を検討する際には、このような意識転換が必要だというコンセンサスが社内で得られるよう、しっかり関係部署とコミュニケーションをとっておきましょう。

 

外国人採用成功のコツ② 募集手段の確認

外国人を採用する時の募集手段は、日本人の採用と同じというわけにはいきません。外国人採用の成功のためには、民間や行政の様々な支援・サービスがありますので、予算に合わせてうまく活用して、効率的に募集をかけていきましょう。主な支援・サービスは次のようなものがあります。

 

留学生就職支援ネットワーク

一般社団法人留学生支援ネットワークが運営する、日本で学び、日本での就労を希望する留学生の就労支援を目的とした組織です。無料で求人掲載ができます。

②ハローワークの「外国人雇用サービスセンター」

各都道府県のハローワークには、「外国人雇用サービスセンター」という機関があります。どんなサービスやイベントを行っているかは、各ハローワークによりますが、「外国人留学生就職面接会」や「ミニ面接会」などのイベントやセミナーも開催していますので、管轄のハローワークを一度確認してみましょう。

③外国人専門の人材紹介会社

民間のサービスとして、外国人の人材紹介を専門に行う人材会社もあります。コストはかかりますが、ビザの確認や日本語の語学力のチェックなどを行ってくれる会社もありますので、企業の確認の手間を省くこともできます。

 

外国人採用成功のコツ③ 就労ビザを確認

外国人を採用するときには、ビザの確認が必須となります。採用する外国人が既に日本に住んでいる場合は、在留カードの提示を求めて「在留資格」を確認し、合法的に就労を許されているかどうかを確かめます。

就労を許されている場合でも、在留資格は職種によって異なりますので、就労ビザを持っている外国人はどのような職種でも就業できる、という訳ではありません。在留資格変更の手続きが必要なケースもありますので、採用に向けて話が進んできたら早めに確認しておきましょう。

 

外国人採用成功のコツ④ 受け入れ体制の準備

募集・選考が順調に進み、いざ採用が決まったら本格的に受け入れ体制を整えていきましょう。

せっかく今までの選考プロセスを経て採用しても、「会社に馴染めない」「ビジネス習慣が違う」などの理由から採用した外国人が孤立してしまうと、うまくいきません。厚生労働省も、外国人の採用を成功させるポイントとして、「就労環境(評価)の整備」や「相互理解をはかるボーダレスな職場環境」の必要性を伝えています。

そのためには、外国人にとっても公平な給与体系、言語の壁があっても業務を進められるようなマニュアルなどの整備、社内のルールや安全衛生に関する教育の徹底など、社内の仕組みや業務を理解しやすくする準備はもちろん、相手の文化や宗教、風習、価値観などを学び、理解する姿勢も忘れないようにしましょう。

 

外国人採用成功のコツ⑤ 入社後のフォロー

採用計画としては、その人材が入社を承諾し、入社すれば目標達成ですが、本当の意味のゴールは「入社」ではありません。その社員が「定着」し「活躍」できて初めて、採用が成功したといえます。外国人採用も同じで、本当の意味で採用を成功させるためには、入社後のフォローまで気を抜くわけにはいきません。

日本での在留期間や日本企業での勤務経験、本人の語学力によっては外国人としての特別なフォローを必要としないケースもありますが(その場合でも、「中途入社者」としてのフォローは必要になります)、採用した外国人が新しい環境に馴染めるよう、業務だけでなく、業務外のサポートも行っていきましょう。

特に、来日して間もない状況であれば、行政の手続き、銀行・郵便局などの口座開設など、日本での生活を始めるためのフォローも行えば、そのプロセスで信頼関係も生まれます。それは採用した人材の定着や早期戦力化にも、きっとプラスの影響を及ぼすでしょう。

 

外国人を初めて採用する場合には、日本での職歴が長く、日本の商習慣に慣れ、日本語の問題もない人材のほうが、社内での受け入れもよりスムーズいなります。受け入れ側が不慣れな場合には、まずはこのような人材を採用し、この人材に調整役となってもらい、後に続く外国人の入社後フォローや外国人の採用環境を整えるサポートをしてもらうのもよいでしょう。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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