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採用力UP講座 アスリート学生採用ポイントとは

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こんにちは。有限会社オフィスパティ キャリアコンサルタント 大山佳子です。

本来は、6月から面接での採用活動が解禁・・・、のはずですが、実際には6月に入って間もなく内々定を出している企業は多いようで、67日の日経新聞では、6月1日時点の就職内定率(内々定を含む)は65.7%(ディスコ発表)と報じています。

人手不足感がある中、早めに人材を確保したい企業と、早く将来を決め安心したい学生側の利害も一致しているのか、「早期決定化」が進んでいるように感じます。

通常、今から動く学生に対しては、出遅れた学生の印象を持ちがちです。しかし、この時期からしかなかなか動けない学生がいます。例えば留学していた学生等もこの時期から動く場合が多いようですが、今回は「アスリート学生」を取り上げたいと思います。

競技にもよりますが、一般学生が動き出す時期がリーグ戦等と重なってしまう場合もあり、遅れてスタートする学生の中に「アスリート学生」は多いものです。某大学の学内クラブ活動での出来事は、「体育会系」学生の暗部があぶりだされた感があります。運動部ではない学生が、就職活動が不利になっているとの報道もされ、学生数の多さもあることから、様々な影響が出ているようです。

自分の存在している環境の不利益に対して、どのような対応が出来るか、実は学生さんにとって「活躍のしどころ」と思うのですが、残念ながらそのような視点の報道はあまりありません。もし、この某大学の学生が応募してきたら、そんな視点でぜひ採用活動をしていただきたいものです。

さて今回の本題である「アスリート学生」について考えていきましょう。

皆さんが感じる、「アスリート学生」に感じる魅力はどんなことでしょうか。大きくは、以下の2点が皆さんの感じる魅力ではないでしょうか。

 

困難に黙々と立ち向かう真面目さがある

勝つために黙々と苦しい練習に耐え、不本意な指示に対しても文句を言わず真面目にスポーツに取り組む。

そんな印象を「アスリート学生」に持つ方は多いのではないでしょうか。

エントリーシートには、取り組んできたスポーツに対する取り組み方を中心に書かれており、面接でも大会での成績などをアピールする学生は多いようです。特に勉強をしてきたわけではなく、といって何かに熱中したという事もなく、はっきりしない学生生活を送っている学生と比較すると、一貫してスポーツに取り組んでいることや、厳しい練習という困難に、文句を言わず黙々と取り組んでいるに姿に、好印象を持つ方は多いでしょう。

 

元気がよく礼儀正しさがある

ボソボソ話す元気のない学生と比較すると、話し方に勢いがあり、ハキハキしている「アスリート学生」の第一印象は大変よいと思います。お辞儀や返答にも元気があり、何か話しかけると、笑顔で丁寧に答えることができるため、礼儀正しさも感じることでしょう。

「アスリート学生」の頑張ったことは、確かにスポーツに打ち込んだことです。しかし、輝かしい成績を残した学生は、実は少数派です。多くの学生は、打ち込んできた時間の多さが、必ずしも成績に結びついていないために、アピールする内容に苦戦をしています。「アスリート学生」に対して、スポーツの話しかするチャンスのない面接では、実はその学生の事は解らないままです。

大人の言うことをよく聞いてしまう「アスリート学生」は、キャリアセンターなどで添削された内容をそのまま鵜呑みにしがちです。少し突っ込んだ質問をすると、先ほどの元気の良さがどこかにいってしまい、一般学生以上に話し方に落差を感じる場合が多いのも、「アスリート学生」にはありがちなことです。

では、「アスリート学生」のへの採用活動ではどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

 

「思い通りにならない環境で頑張ったこと」に焦点を当てる

どうしてもスポーツでの成績が話題の中心になってしまう「アスリート学生」ですが、良い成績を残す学生は少数派です。強い学生スポーツの部活をしている学生ほど、レギュラーになることは難しく、必ずしも思った通りの部活動となっていないことも多いかもしれません。

苦しい練習や、結果につながったエピソードは、聴いている採用担当の皆さんには興味深いものだと思いますが、それは目の前の学生のエピソードでないかもしれません。思い通りにならない環境でいかに頑張ってきたのかを、ぜひ面接で話題にしていただきたいと思います。

スポーツ推薦の学生は、学部選択があらかじめ決められている場合があります。試合に参加するためには、出席重視の最近の大学では、単位取得にも苦労しているはずです。決して興味があったわけではない学部での勉強も、ほとんどが話題にならないようですが、学生にとっては「頑張ったこと」であるはずです。

 

「盲信」と「素直」を見極めよう

「アスリート学生」は、指導者や先輩の指示には、まずは従おうとする学生が多いようです。最近では、ただ意味なく指示をするという指導は減ってきていますし、学生が納得することも、大切にされているようです。しかし、中学・高校での部活動の多くが、とにかく従うことを第一に指導が行われている実態は変わっておらず、考えることなくただただ指示に従う「盲信」が、習慣となってしまっている学生がいることも事実です。

もし自分の部下にするなら、「言う事を聞く部下」は一見魅力的ですが、例えば、何も考えることをしないで、ただただ指示を待ち言われたとおりにするだけの部下になったとしたら、部下としていかがでしょうか。

多くの「アスリート学生」から素直さを感じる場合は多いと思いますが、素直と盲信は全く別物です。しっかり見極めることが必要です。

 

いかがでしたか?

これからの「アスリート学生」の採用の際に、ぜひ参考にしていただければと思います。これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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