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【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.27

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皆さん、こんにちは。キャリアセンターの中の人 田中ヒロユキです。

いよいよ6月です!ようやく面接解禁(あくまでも名目上ですが…)ですね。今年度の貴社はどのような結果に落ち着くでしょうか。実態と名目がこんなに乖離した状態はいつまで続くのかなぁー…などとは普段は全く考えません(笑)が、こんな節目にはつい考えてしまいます。ご担当としてあなたはいかがお考えでしょうか。

それでは今月の記事をお届けします。

 

今一度、欲しい人材はどんな人だったか考える

ところで今年(正確に言えば来年の春)あなたの企業が採用したい人材はどんな人ですか?熱意のある人、業界(あるいは業務)のことを理解している人、意欲的な人、優秀な人、人間性の高い人、自社(あるいは業務)にフィットする人、体育会系、コミュニケーション力がある人…。挙げればキリがありませんが、人というのは欲深い生き物でして、どうせ同じお金を払うなら先に挙げたような条件を一つでも多く、

少しでも高いレベルで兼ね備えた人物が欲しいに決まっています。とは言え、どんな会社も欲しい人材を100%の確率で採用することはできません。どんなに名前の売れている企業でも、どんなに素晴らしい雇用条件を提示する企業でも、本当に欲しい人材の何割かは、競合する異業種他者、同業他社に採用されてしまうから…です。

いやいやウチは中小企業だから、地方企業だからもともとそんなに高い要求はしていないですよ…という声も聞こえてきそうですが本当にそうでしょうか。それでは貴社は、どんなに優秀でも採用しないと決めているのはどんな人でしょう?

自社に合わない人ですか?その自社に合わない人がひょっとすると自社の業績を飛躍させるようなイノベーションをもたらしてくれるかもしれませんよ(笑)?いや、タラレバで話を進めるのはやめましょう。すみません。

ドラッカーの名言を引き合いに出すのなら、優先順位を決めるよりも前に劣後順位について考え決めておく必要があります。そこから導き出された結論として優先順位に上がってきた人材像が”熱意がある人”…とか、”課題解決力だ!”…となっているのかもしれませんが。

まぁ、それでも熱意があるとか業界や業務を理解している…というのはもう少し具体的に設定する必要があります。また、雇用(求職者から見ると就職)はある意味において経済活動であり、仕事の成果(もしくは時間)と紐づく報酬の発生と労働力の提供とはトレードオフの関係にあります。

経済行為ではあるものの条件面での競い合いに重心が移ると、どうしても大手企業が有利。それでは貴社が大手企業や準大手に勝るストロングポイントは何でしょう?この辺りのことも整理しておかれることをお勧めします。

ボクが敬愛する経営者の大先輩は常々こんなことを仰っています。

経営者や組織のリーダーは部下や社員に夢を提示し続けなくてはいけない。そのためには会社を大きくしなくちゃいけない。そしてそのためには経営者自信が先頭に立って学び続けなきゃだめなんだよ。

リーダーは学び続けた結果として、この会社に入れば例え歯車は歯車でも非常に大事な歯車になれるかも…この会社でなら大きく成長できるかも…というビジョンを学生に見せなくてはいけません。

 

今の仕事や取引先を提示する以上に大切なこと

そうして導き出された欲しい人材、自社にとって理想的な人材、そして会社と社員の将来像を描いた後、どの様に育てるのか?を考えておくことはとても大事です。何故なら、日本の新卒採用市場においては就業経験を持たない学生を採用することが前提になっているからです。

就業経験が無い、つまりはこれから伸びる(=仕事の経験を積むことで伸ばしてもらう)ことが大前提として組み込まれているわけです。だからこそ、文科省も経産省も近隣の自治体の皆さんもインターンシップという場を設けて学生と企業を結びつけることに躍起になっているわけです。

採用した後の社員を育てる力を持っている企業との出会いは、学生にとって本当に重要です。反対に言葉を選ばずに表現するならば、育てる力を持たない、あるいは成長の機会が見込めない企業での出会いを学生たちは時間のムダと考えます。

採用した社員全員がハングリーさを持ち合わせていれば、それは非常に育てやすい状態でしょう。ところが、今の日本では一般人はハングリーさ、働くことやその報酬に対して強いハングリーさを持っている人は少ないです。であればこそ、自社にどの様な成長機会があるのか?を提示すること、既存の社員をどの様に育ててきたのか?のモデルケースを示すことが大事になってくる。

今日はそんなお話をお届けしました。

いい人を採る道:どんな人が欲しいのか?採った人材をどう育てるのか?を言語化して共有、浸透させる。

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

愛知大学文学部文学科卒業
大学卒業時は未内定で、1冊100円の求人誌で探した営業会社で営業を担当。それがいわゆるブラック企業で1年足らずで退社。
次は【人を管理する側】で働こうと人材派遣業界へ。労働者派遣法初めての改正自由化の時期をはさみ、10年籍を置く。

06年、独立。株式会社ウィングを起業。製造業、事務、医療機関などを中心に人材の採用と仕事へのマッチングに携わる。
同時に08年以降、企業の採用コンサルティング、採用企画を手掛け、企業がほしい人物像と経営戦略とを掛けあわせるサポートを行う。
また起業と同時に、仕事や場を選ぶことが人生に与える影響、リスタートする人としない人との差に興味を持ち、キャリアデザインについて学び始める。
現在は名古屋経済大学においてキャリア教育・就職支援専門の教員として就活生から怖れられつつ、一部から頼られている。理由は「採用担当者さんの100倍厳しい」から。
JCDA会員 (2009年資格習得による)
名古屋経済大学 キャリアセンター副センター長 法学部 准教授
株式会社ウィング 代表取締役

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