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【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.26

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皆さま、こんにちは。キャリアセンターの中の人 田中ヒロユキです。少し話題としては古いのかもしれませんが、中日ドラゴンズに松坂大輔投手が入団しましたね。日ごろ 野球には関心を向けないボクですが、今シーズンは観戦に行きたくなりました。

非常に偏った見方なのかもしれませんが、高校~プロへ入団→野球選手として頂点を極めメジャーへ移籍→そして利き腕の故障により苦杯を嘗めた逸材。そんな彼が今シーズン、これまた数年間Bクラスに低迷するチームでどんなパフォーマンスをするのか?併せて、その時のメンタリティやモチベーションはどうなのか?という点に非常に興味があるのです。

山田社長、チケット手に入ったらお声がけください ^^

それでは今日のコラムに参ります。

 

事業は人なり

大変有名な松下幸之助さんのお言葉に事業は人なりというものがあります。

この言葉自体はあまりにも有名すぎるのでわざわざこのコラムでご紹介するまでのないのですが、先日、この言葉の意味を本当に考えさせられることがありましたのでご紹介した次第。

ボクは何人かの創業経営者を存じ上げています。その中でもとても対象的な遍歴を歩んでいる2社の事例をご紹介したいと思います。

※詳細についてはそれぞれの企業とその創業経営者の名誉のために伏せさせていただきます。

業界や扱っていらっしゃる商材・サービスなども申し訳ありません。

実はどちらの企業も同じ年に創業しています。もちろん、創業経営者さんなのでそれぞれエナジー出まくり。ご一緒しますとその高くアツいエナジーにボクのようなハンパ者経営者も影響されてしまうのです。

ところがですね、人の採用、起用についての考え方においてこの2社は大きく異なるのです。そしてこの1点においての違いが2社に大きな違いを産むことになっています。

 

仮に一方をA社、もう一方をB社としましょう。

A社さんは自社の仕事を辞めたいと伝えてきた社員を引き止めません。自社についてこれない者は気にかけない、去る者は追わずスタイルですね。A社の社長さんは自身の経営スタイルやその社員育成に自信を持っていますから、どんな瑣末な事にも影響力を発揮しようとする親分肌なところがあります。できないと言えないタイプとも言えます。

B社さんはその反対です。一度でも一緒に働いたのならその縁をできるだけ長く継続させようと考えます。例えば、辞めたいと伝えてきた社員が自社で頑張れるように、頑張りたくなるようにするために、オレたちができることは何だろう?と考えます。もう少し詳しくお伝えすると、例えば社員が今の仕事が自分に合わない…とか、自分にはやりたい事ができたので会社を辞めたい…と伝えられるとその社員の話を徹底的にヒアリングします。社員の話を聞くのも、それが得意なメンバーに一任。社長は黒子に徹するのです。

で、最終的にその社員に合う業務ややりたい事が自社の事業領域と関連性、親和性が高い場合、その事業部を立ち上げてしまうのです。もちろん株式会社なので今日明日にでも新事業部を…とは行きませんが、役員会に諮り、予算を計上し、次の会計期くらいには準備室を立ち上げ、その社員をそれなりのポストに就けてしまいます。この辺りのスピード感はオーナー企業ならでは、中小企業ならではの部分もありますね。

ご紹介したような違いが結果的にどうなるのかと言えば、A社は今、社員数40名ほどで頑張っていらっしゃいます。もちろん協力してくれる企業さんや仲間は大勢いらっしゃいます。

一方のB社は新規事業の立ち上げ、全国展開の事業買収、それに伴う事業単位のブレーン採用、バックオフィス部門の拡充に伴い2度目のオフィス移転、自社機能だけで社員150名ほど。自社ノウハウの外部展開…と拡大を続けています。

それぞれの社長は経営センスも、時代を見る目もお持ちのお2人。ところが、自社の社員に対する考え方は先にご紹介した通り大きく異なります。この違いが新卒採用にも現れるのです。

 

新卒採用の違い

A社は新卒市場でも比較的大きな母集団を作りますが、内定出しから入社式までの間に候補者が大きく減ります(一種の狙いがあってそうしている部分もありますが)。

一方のB社はそもそも大きな母集団を作りません。応募者自体が10名を下回りますし、ナビサイトも使っていないです。しかし、その小さな母集団から確度の高い内定者を呼び込み入社に結びつけています。

それぞれが持つ人の採用、起用に関する考え方、戦略、採用に掛けている予算や工数などは、外部のボクに分かるはずもありません。が、日頃の取り組みがA社、B社のように滲み出ており部外者に伝わっているものなのです。当然、一度に複数の企業を見ている学生にも結果的に伝わってしまいます。

さぁ、今回ご紹介した2社の採用担当者としてあなたが転職するならどちらに転職したいですか?

いい人を採る道:自分が働きたくなる組織、自分の子供を入社させたくなる組織を作る。

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

愛知大学文学部文学科卒業
大学卒業時は未内定で、1冊100円の求人誌で探した営業会社で営業を担当。それがいわゆるブラック企業で1年足らずで退社。
次は【人を管理する側】で働こうと人材派遣業界へ。労働者派遣法初めての改正自由化の時期をはさみ、10年籍を置く。

06年、独立。株式会社ウィングを起業。製造業、事務、医療機関などを中心に人材の採用と仕事へのマッチングに携わる。
同時に08年以降、企業の採用コンサルティング、採用企画を手掛け、企業がほしい人物像と経営戦略とを掛けあわせるサポートを行う。
また起業と同時に、仕事や場を選ぶことが人生に与える影響、リスタートする人としない人との差に興味を持ち、キャリアデザインについて学び始める。
現在は名古屋経済大学においてキャリア教育・就職支援専門の教員として就活生から怖れられつつ、一部から頼られている。理由は「採用担当者さんの100倍厳しい」から。
JCDA会員 (2009年資格習得による)
名古屋経済大学 キャリアセンター副センター長 法学部 准教授
株式会社ウィング 代表取締役

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