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2019卒採用大手企業に負けない第1クールの動き方とは?

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3月1日に2019年卒新卒採用がスタートし、今はまさに就活生も人事採用担当者も最初のヤマ場を迎えていることと思います。この第1クール。中小企業にとって何に注力するのが効果的なのか、今年の就活生の傾向をふまえながら整理してみましょう。

 

2019年卒の就活生の特徴は?

株式会社マイナビの「2019年卒 マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」によると、2019年卒生はインターンシップ応募経験率90.7%、参加率は78.7%と、約8割の学生がインターンシップに参加し、さらに1人あたりの平均参加社数も4.0社と前年を上回っています

新卒選考開始が6月に、そして新卒採用情報の公開が3月となり、34か月の間にエントリーから内定まで一気に進む「短期決戦型」の就職活動が始まってから今年で3年目。

短期間に企業を選び、就職先を決めなければならない学生たちは、就職活動を始める前にインターンシップに参加して業界や企業、仕事内容に関する情報収集を行うことが、今や当たり前になったと言えるでしょう。

さらに、このインターンシップも1日で行う1dayインターンシップが主流となり、その内容は企業説明会だったり、参加すると書類選考や一次面接が免除されたりと、「インターンシップ」とはいえ実質的には採用活動に深く関係していることも少なくありません。そして、1度インターンシップに参加すれば、実施企業からのアプローチやフォローが積極的に行われます。

つまり、自社でインターンシップを開催しているにせよ、いないにせよ、学生のほとんどが他社のインターンシップに参加して、その業界・企業に関する相応の情報を持ち、企業からもアプローチを受けているという前提で、いかに自社に入社の意思決定をしてもらうのかを考えながら動く必要があります。

 

中小企業ならではの第1クールの動き方とは

短期決戦型の就職活動では、短期間に企業説明会や面接が行われ、スケジュールが重なるため、就活生はエントリーする企業の数を絞る傾向があります。就活生たちは、インターンシップに参加した企業や業界を中心にエントリーを進め、また大手企業への就職活動は、第1クールの活動が決め手となるため、大手企業を志望する就活生は、まず大手企業を中心に活動します。

そのなかで、この時期に中小企業に応募する学生は、自分のやりたいことや適性を分析したうえで、「将来の就職先は大手企業よりも中小企業がいい」と志向がはっきりしている学生といえます。第1クールで応募してきた学生に対しては、その志向や思いをしっかり理解し、彼らのやりたいことが実現できる環境があると伝えられるよう、真摯なコミュニケーションをしていきましょう。

その時に意識したいのが、「やっぱり中小企業がいいな」と思ってもらえるような、「中小企業ならではの良さ」を意識した採用活動です。中小企業の良さ、メリットの一般的なイメージは、

  • 会社の動きがわかりやすい。
  • 経営者と近い。
  • 人間関係がアットホーム。
  • 若い時から仕事を任せてもらえる。
  • 幅広い業務に携われる。

などがあります。ですので、それらが伝わる採用活動となるよう、次のポイントで採用活動を見直してみましょう。

1)選考スケジュールはわかりやすいか?

選考スケジュールがわかりやすいと、学生にも「会社の動きがわかりやすい」というイメージを与えられます。可能であれば、説明会から内定までどのようなスケジュールなのかを、就職情報サイトや自社サイトにわかりやすく記載しておきましょう。

また、中小企業ならではのスピード感をアピールするならば、スピーディな選考活動を行うのが効果的です。スピーディな選考活動は、「意欲が高い」「勢いがある」「入社したら、物事が早く進みそう」と好印象に繋がります

選考活動をスムーズに進められるよう、関係各所と選考に関する各種調整(採用基準、面接後のジャッジフローなど)を行っておきましょう。

2)社員との面談や座談会など、「社風」を感じる機会があるか?

学生が中小企業の良さとして、実感しやすいものの1つが「人間関係がアットホーム」という点です。それを実感できる社員との面談や座談会は、選考プロセスで学生を動機づけするためにも積極的に実施する方向で検討していきましょう。

この面談や座談会に参加する社員は、学生にとっては「会社そのもの」です。そのため、面談や座談会では、「誰が参加して」「どんな話をするか」で、企業の印象は180度変わると言っても過言ではありません。

学生を惹きつけ、適切なコミュニケーションがとれる若手社員を選び、何を伝えてほしいか、どう口説いてほしいのかなど、積極的なコミュニケーションが行えるよう、重要なポイントを共有しておくのも忘れないようにしてください。

 

2クールへ向け準備に注力するという戦略も

学生の大手企業志向が高まっている昨今の傾向を考えると、自社の新卒採用のピークを第2クール以降に定め、1クールは第2クールでの採用活動を積極的に行うための準備に注力するのも、中小企業にとっては有効な戦略です。

新卒採用活動の注力時期を第2クールにする場合には、

  • 2クールでより多くの学生に出会えるよう、応募集団形成のための施策(合同企業説明会への参画、大学へのアプローチなど)の準備をする。
  • 社員との面談や座談会を入れた選考プロセスを設計しておく。
  • 説明会用の内容や資料をわかりやすくブラッシュアップする。
  • 就職情報サイトなど、第2クール以降の採用活動に有効なサービスやツールの利用を検討・準備する。

などをこの時期に進めておくとよいでしょう。また、第2クールに活動する学生は、

  • 内定はもらったけれど、落ち着いて他の企業も見てみたい。
  • 第一希望群で内定が取れず、就職活動の見直しが必要になった。
  • 研究活動や部活、留学、その他の事情により、第1クールに就職活動ができず、今から就職活動を始める。

などの特徴があります。いずれのタイプにも共通するのは、インターンシップに参加し、その業界や企業の情報を収集したうえで応募先を絞って活動している第1クールの活動と比べると、企業理解もそこまではできていないということです。

それを踏まえて、第2クールは学生の理解を確認しながら、自社の情報を伝えるより丁寧なコミュニケーションが行えるような準備や、選考フロー設計をしておくことが採用成功のポインとなるでしょう。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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