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組織を活性化させるための新卒採用術ー株式会社船橋屋ー

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こんにちは、テクノポートの渡部です。

今、新卒の採用に力を入れている会社も多いかと思いますが、その目的は何でしょうか?単純に人材不足という事もあると思いますが、新卒採用をうまく活用することで、会社そのものを変革させることもできます。本日は社内の問題点を解消するために新卒採用に力を入れて、社内の雰囲気を一変させた「創業文化二年、元祖くず餅」株式会社船橋屋のご紹介です。

左:企画本部営業企画部 広報担当兼新卒採用担当 篠原 優奈 様
右:企画本部 本部長 佐藤 恭子 様

 

人財不足ではなく社内問題の解決の為

ー新卒採用に力を入れ始めたのが、2009年頃と現在の採用難の時代のかなり前からとお聞きしましたが、その頃から採用に悩んでいらっしゃったのでしょうか?

佐藤様:採用自体は毎年250人ほどエントリーがあり、採用数は必要数確保はできていたので、それよりも山積していた社内課題を解決するためというのが、新卒に力を入れ始めたというのが理由です。

ー山積していた問題とは何だったんでしょうか?

佐藤様:採用自体の話でいうと、新卒採用=「販売員」がほとんどで、3年で辞める人がほとんどでした。社内の状況も、内向的で風通しの良さはあまり感じず、当時いくつかの経営課題がありました。それらの問題を解決するために、「組織の活性化」に着手することにし、そのために同じ志を共にする仲間を増やそうと考えました。

ー新卒採用に力を入れて、新しい風を入れようと?

佐藤様:上からのトップダウンよりも下からのボトムアップの方が組織を活性化するには可能性があると考えました。

 

とにかく社内を巻き込むこと

ー採用担当になって具体的にはどのような活動をされたんでしょうか?

佐藤様:前担当が退職して引き継ぎもなくいきなりだったので、右も左もわからない状態からのスタートでしたが、これまでと変えたこととしては大きく2つです。1つは「とにかく社内を巻き込むこと」。もう1つは「ブログを毎日更新すること」。

ー社内を巻き込むというのは具体的にどのようなことですか?

佐藤様:まずは、新卒採用の面接の中に、部門長や各店舗の店長にも参加してもらうようにしました。これまで人事と役員だけで選考を進めていたので、部門長や配属先からは「人事が選んだ人材を押し付けられた」という感覚が少なからずあった様です。新卒採用の活動にも非協力的でしたし。

ー実際に参加してもらうことで社内はどのように変わったんでしょうか?

佐藤様:面接や選考に参加してもらうことで、配属後は「自分が評価した新人が入って来たんだからちゃんと面倒をみないと」という意識が芽生えてくれたようです。配属されてくる新人の為にマニュアルを自発的に作っていたのは私も驚きました。これまででは、まず考えられなかったので。

 

とにかく毎日更新

ーもう1つのブログを更新というのは会社のブログですか?

佐藤様:そちらではなく、採用媒体にある「人事担当ブログ」の方です。採用担当以前は通販の部門にいた時に、アクセス数と売り上げに相関関係がある事がわかっていたので、新卒採用にも応用できると考えて、とにかく毎日ブログを更新するようにしました。更新後、システム内でアクセス数を確認することが出来るので、どの内容が学生にとって欲しい情報なのか、共感を得た内容なのかを分析していました。

ーどんな内容を更新していたのでしょうか?

佐藤様:当時は写真を撮るという社風があまりなかったので、ブログにアップする内容は仕事内容や商品関連が中心でしたが、社内で人事ブログが認知されると、1人また1人と協力者も増え、自分たちの書きたいことを自由に書くブログになっていきました。

ブログを見る学生は、社内の人間関係や雰囲気をブログで感じとると思うので、仕事内容はそこそこ、あとは自由に書いています。ただ、人にフォーカスした内容であることは必須条件です。

ー現在も毎日更新しているのでしょうか?

佐藤様:現在は採用の期間だけですが、基本的には毎日更新するようにしています。採用の期間以外も更新すると募集中と思われて問い合わせ来てしまうので(笑)。当初は私1人で更新していたので大変でしたが、現在は曜日ごとにブログ担当者が変わり、私も週1回の更新となり、色々なメンバーが書くブログは賑やかになっています。

 

今後について

ー現在、採用に関しては量も、質もこれまでとは変わってきたかっと思いますが、今後についてはどのようにしていきたいですか?

佐藤様:私よりも学生に近い感覚の篠原や若手社員が中心となり採用活動をしていくことが重要だと考えています。これまでの枠に捉われず、やってみたいと思うことは積極的に取り入れて欲しいです。そして、私はその活動の後押しをしていきたいです。

篠原様:今は、内定後に、面談の機会を設けるようにして、入社後のミスマッチを出来るだけ防げるようにしています。ブログの内容に関しても自由にさせて頂いておりますが、佐藤からは私がブログ担当だった頃には、あり得ない内容だと言われました(笑)

佐藤様:昨年のブログのアクセス数1位が「同期大好き」っていう、担当が同期の社員をほめちぎってるだけの内容だしね。でも採用担当が楽しんで仕事することが重要なので、それでいいと思うよ。そういう雰囲気って必ず新卒の人たちには伝わるから。

編集後記

採用数の応募を確保するには人事ブログを毎日更新すること。一件地味で大変な作業かもしれませんが、確実に効果が出る道の様です。1人でやらずに社員で分担することで、負担はかなり軽減されるとのことです。また、社内をうまく巻き込むことで、会社全体に様々な良い波及効果もあるので、今年の新卒採用は会社全体で取り組んでみてはいかがでしょうか?

ライター紹介

渡部 仁志

http://techport.co.jp/

テクノポート株式会社 営業
ものづくり経革広場 編集長兼ライター
上級ウェブ解析士

2013年4月にオールプレジデント(テクノポート株式会社の旧社名)に入社。前職からの広い経済、ファイナンスの知識と独学で得た少々独特な知識を活用し、中小製造業の営業支援に従事する。

ものづくり経革広場

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