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大手企業のエンジニアが転職する理由とは?

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大手企業の開発環境は、IT業界であれば大規模なシステム開発の上流工程に関われますし、その他の業界でも大きなプロジェクト予算・開発予算で仕事ができるなど、そのスケールメリットを生かした魅力があります。

さらに大手企業勤務には、充実した福利厚生や待遇の恩恵があるだけでなく、大手企業に勤めているという事実が社会的信用に繋がることもあるでしょう。就活生の大手企業志向も年々高まる一方で、そんな憧れの大手企業から転職するエンジニアたちは何故、傍から見れば恵まれた環境を辞め、新天地を求めるのでしょうか。

その理由や傾向を知れば、大手企業出身のエンジニアの心を掴み、優秀な人材を獲得できるかもしれません。

 

一般的なエンジニアの転職理由

まずは、エンジニア全般の転職理由の傾向を確認してみましょう。エンジニアに絞った転職理由の調査は、リクナビNEXTが運営するエンジニアライフ応援サイト「Tech総研」が行っています。その結果がこちらです。

【転職エンジニア386人に聞いた「僕らはなぜ転職したか?」】

  • 1位:会社からの評価や給与が上がらない、下がった 53
  • 2位:会社や業界の将来に不安を感じた 40
  • 3位:休日数、残業、勤務時間に不満があった 26
  • 4位:会社の人間関係に不満を感じた 25
  • 5位:希望する仕事ができない、希望部署に異動できない 24

(引用元:リクナビNEXT Tech総研)

「自分の仕事が正当に評価されない」「会社や業界の将来に不安を感じる」「希望する仕事ができない、希望部署に異動できない」という会社に対する不満はどの職種でも多い転職理由ですが、エンジニアでは特に多い傾向が、この結果には見られます。

これらは企業の規模に関係なく転職理由になりえるものではありますが、今回は「大手企業だからこそ陥りやすいのはどんな状況か?」という視点から、もう少し詳しく紐解いてみたいと思います。

 

大手企業ならではの事情①会社の評価に対する不満

社員の多い大手企業だからこそ、会社(上司)から評価されず、頑張っても認めてもらえないことで陥ってしまう辛い状況が2つあります。その1つが、同期や後輩との出世や待遇の差を比較してしまうことです。

大手企業では同期入社も後輩も多く、抜擢や昇進など「評価の差」もわかりやすくなります。「同期が課長になった」「後輩が重要なプロジェクトに大抜擢された」など、高い評価をされている他者と比べやすい状況が常にあるからこそ、「あいつはあんなに評価されているのに」「俺の方ができたのに・・・」など、納得がいかない評価があればあるほど、不満も大きくなるでしょう。

また、社員がたくさんいるからこそ、重要な仕事は評価の高い人材に任せられます。一度「評価の低い人」というレッテルを貼られてしまえば、担当業務も相応になりますし、そのレッテルを剥がすのも並大抵のことではありません。その結果、前述の転職理由にもあったような「希望の仕事ができない」「希望の部署にいけない」といった状況になってしまう可能性もあるのです。

 

大手企業ならではの事情➁会社や業界の将来に不安を感じた

大手企業にも不採算部門の縮小や撤退などの事業方針の転換があり、大手企業だからといって安心・安定とはいえる時代ではありません。自分が専門とする技術分野が、企業の方向性や注力事業から外れてしまえば、エンジニアとしてのスキルアップや新たなチャレンジもしにくくなってしまいます。

また、大手企業だからこそ、新しいシステム開発や新製品開発への提案も簡単には受け入れられず、仕事がルーティンワークや調整業務中心になってしまう可能性もあります。

エンジニアにとって、自らのスキルアップを図るのはキャリアを形成し、仕事にやりがいを感じる上で極めて重要な問題です。常に新しいスキル・技術を取り入れていきたいのに、「会社ではそれが必要とされない」状況になってしまうと、将来に不安を感じ転職を考えるようになります。

 

大手企業ならではの事情③顧客の顏が見えない

これは、前述のランキングには入っていませんが、実際に大手企業出身者の方から転職理由として聞くことが多い理由です。

大手企業は、開発に多くの人間が携わることから、多くのエンジニアは現在開発している商品やシステムを使う顧客の顏を知らないまま仕事をしています。そのため、「誰の、何のために自分はこんなに一生懸命仕事をしているのか、わからない」「本当にエンドユーザーの役に立っているのか、わからない」という声を転職の現場ではよく聞きました。

顧客までの距離が遠く、「自分が開発したもので、顧客が喜んでくれる」というやりがいが感じにくいため、この状況を改善したいエンジニアは中小企業への転職を志向する傾向があります。

 

大手企業出身のエンジニアの思いを叶える採用を

転職を決意するまでに至る背景は人それぞれですが、安定した大手企業の環境を辞める決意をするのは相応の覚悟があることだけは間違いありません。

大手企業には、大手企業だからこその悩みや困難があります。傍から見ればどんなに恵まれた環境であっても、そのエンジニアの志向性や専門性と一致していなければ、それは彼らにとってはいい環境ではないのです。

それを念頭にエンジニアの思いを丁寧に聞き出し、自社に転職すれば転職の原因となった状況も解消され、エンジニアとしてやりたい仕事、実現したいワークスタイルが叶えられると伝えられれば、大手企業出身のエンジニアの心を掴み、優秀な人材を採用することもできるでしょう。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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