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入社直前の内定辞退…うまい対応法とは?

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全国の民間企業就職希望の大学生・大学院生42.3万人対し、民間企業の求人総数75.5万人、求人倍率1.78倍という売り手市場でスタートした2018年卒新卒採用(リクルートワークス研究所 「大卒求人倍率調査」)。

この状況で採用できた人材だからこそ、入社直前の内定辞退だけは、何とか避けたいものですよね。内定辞退を予測することはなかなか難しいですが、その兆候をつかみ、内定辞退を防ぐために人事担当ができることはあります。

入社直前のこの時期、今からの内定辞退を防ぐ、対処法を確認しておきましょう。

 

内定承諾書では辞退防止にはならない?!

企業としては、内定者からの内定承諾書を受け取ったら、「書類も交わしたし、もう大丈夫だろう」と安心してしまいたくなりますが、なかなかそうはいかないのが現状です。

今はネットでも「内定承諾書を交わしても、法的拘束力はない」「損害賠償請求されるかもしれないが、実際に請求する企業はない」等の情報をすぐに見つけられます。ですから、今の学生は「内定承諾書を交わしたから、絶対に企業に入社しなければ…」とは思わないでしょう。

内定承諾書の目的は、入社の意志を書面上で確認することにありますが、中途採用と異なり、新卒採用では内定承諾書を提出してから入社まで、一般的に半年以上と期間が長くなります。

選考期間中はどんなに意欲的だったとしても、この間に様々な情報を見聞きして、入社への意欲が変わってしまう可能性は誰にでもあることを忘れないでおきましょう。

 

辞退防止にはこまめな内定者フォローを

入社直前の内定辞退の場合、時期が時期なだけに「他に第一志望の企業に内定したので」ということはあまり考えられません。もしこの理由であれば、もっと早い段階で辞退しているはずだからです。

この時期の辞退で考えられるのは、

  • 「他にやりたいことが見つかった(あるいは、以前からやりたかったことがやっぱり諦められなかった)」
  • 「ネットなどの情報で悪い口コミをみて、不安になった」
  • 「友人、知人、親戚などから企業に関する悪い噂を聞いた」
  • 「会社とのやりとりのなかで、『もしかしたら、ブラック企業なのでは?』と不安に思う部分があった」

というような、「いざ入社が現実的になって、考えが変わった」か、「何か情報を得て、たとえもう一度就職活動をしなければならないとしても入社したくないと思うようになってしまった」かのどちらかではないかと思います。

内定者は、内定辞退の連絡をする時には、すでに「辞める」方向で決意が固まっていますので、連絡をもらった時からその意思決定をひっくり返すのはなかなか容易ではありません。

しかし、内定者が何らかの情報やきっかけを得て、「もしかしたら、辞退したほうがいいかも…」と思い、迷っているうちに、その変化に気づき、コミュニケーションが取れれば、内定者の不安を解消し、辞退を防ぎ、再び入社意欲を高めてもらうこともできます。

たとえば、何らかのきっかけで入社への意欲が下がり、辞退を考え始めるようになると、一般的には「メールや電話に対し、レスポンスが遅くなる」「メールの返信の文章や、電話での会話が短くなる」など、こちらからの連絡に対する反応が今までとは変わってきます。

内定者にアルバイトに来てもらったり、社内行事に呼んだりと、折に触れて入社前に定期的に連絡を取り(できればメールよりも、声の調子や話し方で気持ちの変化に気づきやすい電話がおすすめです)、内定者の近況を確認する機会を作っていきましょう。

可能であれば入社までのスケジュールを明らかにし、それを内定者に共有すれば、内定者もより安心できます。

入社日を迎えるまでは、内定者フォローが欠かせません。内定者の入社への意欲が下がらないようにするため、そしてもし下がってしまうようなことがあったとしてもその変化を見逃さないようにするためにも、定期的にコンタクトをとっていきましょう。

 

辞退防止のポイントは、人事担当のコミュニケーション

今は「ブラック企業」「ホワイト企業」という言葉が広まり、ネットで様々な情報が検索できるため、ちょっとした情報から、「あれ?もしかして、この会社ブラック企業なの?」「この会社、大丈夫?」と気になってしまう学生も少なくありません。

そんな他人から見聞きした情報から生まれる企業への不安や不信感を払拭できるのが、人事担当のコミュニケーションです。

内定者も、他でどんな情報を見聞きしたとしても、実際にやりとりをしている人事担当が何かと自分のことを気にかけて、きちんと話を聞いてくれるような状況であれば、その信頼関係から、少なくともネガティブな情報を鵜呑みにせずに、「まずはちゃんと確かめてみよう」と思うはずです。

入社直前の辞退を防ぐためにも、内定者との間にそのような信頼関係が築けるよう、内定者の話をきちんと聴くコミュニケーションをぜひ日頃から心がけてみてください。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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