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住宅業界、社員満足度を戦略的に高めるための取り組みとは?~株式会社安江工務店~

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住宅業界、社員満足度を戦略的に高めるための取り組みとは?

住宅業界は、競争が激しく、商材やサービスなど、他社との差別化が難しい業界とも言えよう。それが長時間労働やノルマが厳しいなど業界が持つ厳しいイメージにもつながっている。

言わば、いかに独自性を出すことができるかが、社員の仕事に対する満足感や、やりがいにつながってくる。

安江工務店は、20172月に住宅総合リフォームの企業で日本初の上場を果たした。そういった活動も、従業員の負担を減らし、仕事を円滑にするための戦略の一つだと安江社長は語る。

その背景にある、会社としての在り方や働き方に対する想いについてお話を伺った。

 

株式会社安江工務店

創業から48年、地域密着にこだわり、名古屋市内を中心とする愛知県内に12店舗を展開。住宅リフォーム・新築・不動産流通の3本柱で、「住まい」に関する地元のニーズにワンストップで応えている。

代表取締役社長 安江 博幸様(写真左)、 取締役 事業サポート部 部長 印田 昭彦様(写真右)、 事業サポート部 人事課 課長 中原 綾乃様(写真中央)

 

仕事への理解度が低く、周囲に相談できない状態は早期退職を招く

―新入社員が入社して会社に定着するまでに、どんなことがハードルになっていると思いますか?

印田様:弊社ではキャリア採用、新卒採用ともに行っていますが、実は弊社の場合、中途社員は馴染みやすいように思います。

採用の時点で人柄を重視しているということもありますが、社員の仕事の基本は、お客様が頼りたい時に頼れる存在になることであり、「人のために役立つ仕事」をしているから、同僚への気遣いや協力体制は自然とできてきます。さらに、知識や経験をもっと得たいと、積極的に仕事に関わろうとする姿勢を持つ社員が多い傾向にあります。だからこそ、中途社員が疎外感を感じることが少ないのだと思います。

業界未経験の場合でも、知識面のバックアップ体制も充実していますので、社員にとっては安心ですね。

中原様:新卒学生の方が、入社後の課題や難しさはあるかもしれませんね。経験・知識が少ない中で、たとえば、人生の中で重要な家をつくるという責任を重く捉えるがあまり、辞めてしまうというケースは過去実際にありましたね。最近では、相談できる窓口を増やしたことで、早い段階で離職するケースは格段に少なくなりました。

安江様:仕事の面白みを発見できるところまで辿りつけず、辞めてしまうケースは非常に残念ですし、勿体ないことですよね。

こういった事態を招かないためにも、仕事の面白みを感じてもらえるよう、意識づけを行うことも、企業に求められていると思います。

 

自身の仕事を俯瞰的に捉えるよう、仕事の多様性を見せる

―では、仕事の面白さを伝えるために、会社として行動されたことや、働きやすい職場環境づくりにつながっていることとは何でしょうか?

安江様:仕事の楽しさを見つけていくことは、主体的な行動であり、社員自身だと思います。そうした中でも会社としてできることは、楽しさを見つけるための手助けになる機会を提供することではないでしょうか。

弊社としては、仕事の幅を見える化することで、楽しさに気づいてほしいという想いがあります。例えば、新卒向けに1年間、毎月行う、フレッシャーズキャンプ。職種関係なく、将来経営を担っていくための視座を学び、まずは将来自分が活躍できる可能性を理解してもらいます。

印田様:全社員が必ず1つ所属する委員会活動では、通常の業務から少し離れ、他部署との関わりを持つことができます。俯瞰した立ち位置から、もし自分が経営者だったらという視点で、今の仕事を客観視できるので、仕事の幅を感じてもらうことにつながっているかと思います。

 

キャリア設計は社員の意志を尊重、家族への理解も促す

―仕事の幅を見える化すること以外に、社員満足度を高める取り組みなどはありますか?

中原様:他には、社員それぞれのライフプランや、店舗や部署の異動願い、今後チャレンジしてみたい職種など、思っていることを自由に記入できる「キャリアプランシート」を毎年一回全社員に提出していただき、次の人事の参考にしています。

また、長期的に働き続けるためには、生活の基盤を安定させることが大前提。家から通いやすい店舗に配属したり、家族の方にも仕事を応援してもらえるよう、社内報をご家族へお送りするといったことも行っていますね。

―今後、さらに社員が働きやすい会社を実現するために、会社としてどんな存在を目指したいですか?

安江様:そうですね。全社員にとっての「働きやすさ」を突き詰めていくと、いかに社員に負担をかけずに売り上げを立てられるかという部分が、1つの着地点になってくるかと思うのです。だからこそ、会社としてできることは、楽に、楽しく稼ぐ仕組みをつくることだと捉えています。

昨今の株式上場やITへの投資もその一環です。会社としてのブランド力を向上するとともに、発注や事務処理などの作業の手間を短縮することにつながりました。今後も、会社の価値を向上し、社員が自分の能力を最大限に発揮でき、意見を発信しやすい組織を目指し続けていきたいですね。

 

編集後記

知識や経験不足を原因とする問題を外部へアウトプットできる環境かどうか、それが会社に長く勤められるかの1つの分岐点になるのかもしれない。逃げ道のない状況をつくらないためにも、同社のように、社員に仕事のあらゆる可能性を示していくことも大切だ。物事を多面的に捉えられるような価値観を育んでいくことも会社としての役割の1つかもしれない。

ライター紹介

株式会社 名大社

http://www.meidaisha.co.jp/

株式会社名大社
東海地区に根ざし、企業展や転職フェアなどの合同企業説明会や新卒ナビを通し、創業以来一貫して、企業と人との"出会いの場"を提供する就職情報会社。
延べ3000社にのぼるクライアントと築いてきた信頼と実績に支えられ、独自の採用サービスを展開する。
より深い信頼関係を築く中で見えてくる個社の魅力を求職者に伝えていくことを使命に、ジモトの人と企業の"ハブ"として、地域活性化への貢献を目指す。

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