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採用力UP講座~「中途採用者への定着支援」とは~

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こんにちは。有限会社オフィスパティ キャリアコンサルタント 大山佳子です。

今年も残すところあと一カ月余り。皆さんが今年採用した人材は、その後順調に活躍しているでしょうか?転職者が、転職に向けて動き出すきっかけは様々ですが、年末年始の時期には、きっかけになるかもしれない出来事が様々あるようです。

友人から聞いたボーナス支給額・同窓会で楽しそうにしている同期の仕事話・年始で親戚から聴いたよさそうな会社の話・・・etc。採用担当者としては、転職市場に人材が豊富になっていくこと自体は歓迎するものの、自社からの人材流失は何としても避けたいところのはずです。

皆さんは、新卒採用の定着率UPのために、既にかなりエネルギーをかけているかと思います。
働いたことのない学生にとって、入社前に抱いていたその職場への理想や期待と、働く現実のとの間には、ギャップが生じやすいため、離職率を下げることはなかなか難しく感じることもあるでしょう。一方、中途採用者は人数が少ないこともあり、明確に「定着支援」らしきものを行っていない会社がほとんどです。活躍を期待し採用したにもかかわらず、定着が上手くいかないとしたら、会社にとって大きな損失です。今回は、「中途採用者の定着支援」、について考えていきたいと思います。

 

採用選考時に工夫できること

1.「任せたい仕事内容」をできるだけ具体的に伝える

転職希望者は、転職先でかなえたいと考えていることを、比較的明確に持っています。「リクルートエージェント」 登録者アンケート集計結果(2017年11月発表結果)によると、20代では、「やりがいのある仕事」「成長が期待できる仕事」が重視され、30代~40代では、「経験やスキルが活かせる仕事」が転職先選定で重視されています。このことから彼らが、「具体的な仕事内容」への関心を、高く持っていることがわかります。

面接は、ついつい求職者のスキルチェックに時間をかけてしまいがちですが、任せたい仕事内容を、大変さや難しさも含め率直に伝えることで、その仕事に意欲を持てるのかどうか、見極めていくことも大切です。「できるかどうか」も大切なポイントですが、「やり遂げる意欲」がもてるかどうかは、さらに重要なポイントとなるはずです。

2.社風を事前になるべく理解してもらう

中途採用者の面接回数は、2回と設定している場合が多いようです。その中でできるだけ、社風を理解してもらうことは大切です。応接室の中だけで面接を終わらせてしまわないで、社内を応募者に見てもらう機会を設けることは効果的です。

お勧めの方法は、内定後「面談」の機会を設けることです。応募者は、内定が出るまでなかなか本音を話しにくいものです。様々な条件面を事前確認するためにも、「面談」の機会を設けることで、入社後のギャップを減らす効果があります。

 

入社後に工夫できること

1.「孤独感」を必要以上に感じさせないようにする

新卒採用者とは異なり、入社後「すぐに働いてくれる人材」であることが、中途採用者の最大の魅力です。迎える社員たちも、十分自律的に働いてくれると期待しているため、全く悪気はないものの、「ほっておく」状態や、「お手並み拝見」と誤解さる状況に陥りがちです。

特に初めての転職経験者にとって、周りとどのように関わっていけばよいのかわからず、必要以上に孤独感を感じてしまうこともあるようです。経験年数によって、多少の違いはありますが、少なくとも入社後1カ月の間は、迎える社員に対し、中途採用者への「ウエルカム」な気持ちを持たせるよう、意識付けしておく必要があります。会社が異なれば、仕事の進め方やルールには細かく違いがあるものです。一つ一つは小さなことでも、知らないことによる「ミス」は起こります。

期待を持って入社したはずの中途採用者の、意欲をそいでしまわないようにすることが、定着支援の大きな目的です。唯一の知り合いである採用担当者の皆さんが、積極的に声をかけることで、会社に感じるギャップを減らす効果があります。

2.「任せたい仕事」への道筋を明確に示す

どんなに経験があり即戦力として期待されていても、当初想定した仕事を、初めから全て任せようとは考えないと思います。これも経験によって異なりますが、どんなに早くても3か月間は、その前段階の仕事を担当していただく、ということもあるのではないでしょうか。

注意すべきは、早い段階で、任せたい仕事への道筋を明確に示しておくことです。入社前の意欲が高ければ高いほど、なかなか任せてもらえないと感じることは、苛立ちにつながりかねません。最悪の場合は、任せてもらえないことを理由とした退職です。ただでさえ入社当初は、自分が「間に合っている」という感覚を持ちにくいものです。少なくとも半年間は、採用担当者が話を聴く機会を設けるなど、フォローしていくことが効果的です。

 

いかがでしたか?

これから年度末にかけて、中途市場は一番盛り上がる時期です。良い人材に長く働いてもらう支援を、中途採用者に対しても心掛けていただければと思います。

これからも、必要な時期にマッチした有益情報を発信していきます。お楽しみに!

ライター紹介

大山 佳子

http://www.office-patty.jp/

金城学院大学文学部国文学科卒業
東邦ガスにて、資材、営業企画等を担当。特に、2003年3社合併時のBPR推進プロジェクトで、働く環境の変化と社員意識との関係に関心を持ち、キャリア開発について学び始める。
資格取得後、リクルートエージェント株式会社(現リクルートキャリア)に転職。主に第二新卒・医療分野における、個別相談によるキャリア支援に専心した。
現職では、10年間におよぶ個別相談経験を活かし、業務を学校や企業に向けた、オーダーメイドのキャリアプログラム開発を担当している。

キャリアコンサルタント(国家資格,登録No. 16002272)
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA(Japan Career Development Association)会員
日本キャリア教育学会会員
有限会社オフィスパティ ヒューマンリソース事業担当部長

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