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専門職採用のポイントとは?~オンダ国際特許事務所~

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専門職採用のポイントとは?

専門的なスキルを要する職種を採用する場合、人材を見極めるための判断軸は最低2つの視点が必要になります。仕事に活かされる能力を持つかどうか等のスペック面における確認がひとつ。また、それとは別に社風や雰囲気に馴染めるかどうか、考え方や興味・関心のベクトルが会社の価値観にマッチしているか等、資質の面での見極めも必要になります。

このように条件が限定されるなかで専門職採用は母集団が少なくなり、採用活動は困難を極める場合も少なくありません。また、仕事内容も専門性の高さ故に、個人の裁量が大きくなり、負担は大きい。会社からの評価や意識づけは、社員定着にとって重要な意義を持ちます。

実際、専門職を採用するうえでの見極めや、定着を促すためのフォロー策はどのように行っているのか。オンダ国際特許事務所で採用を担当する古川様にお話を聞いた。

 

特許業務法人 オンダ国際特許事務所

特許・実用新案・意匠・商標の国内外への出願代理や、無効審判、判定、鑑定等の弁理士業務などを行う。

総務部 部長 古川 康彦様

中途で総務部に入社後、前職での採用経験を活かして、採用業務に携わる。

 

仕事内容から、資質を紐解く

ー具体的にはどういった採用条件を設定していますか?

当社で募集している特許技術者、国際事務に関して言えば、特許技術者であれば理工系の基礎知識 、国際事務であれば高い英語力がベースとして必要になります。

ー実務をこなすうえでの適正や資質などは、どのように判断しているのでしょうか?

採用を行う際には、面接などの受け答えから感じるフィーリングを大切にしています。その感覚を敢えて言葉で表現するならば、仕事に対するストイックさ、コツコツと努力する姿勢が見えるかどうかだと思います。

仕事柄、緻密さが求められる業務になるため、間違いがなく、正確に物事を進められるかどうかも重要になります。仕事内容から求められる資質を紐解いていけば、自ずと目線をどこに合わせるべきかがわかるのではないでしょうか。

 

結婚後も女性が活躍できるような環境へ

ー一般的に専門的なスキルを要する職種の採用は、適性を見極めるのが難しいため、離職率も高いイメージがありますが、御社は特に女性社員の定着率も高いですよね。その背景には何があるのでしょうか?

今でこそ、当社の女性の平均勤続年数は10年以上に伸びましたが、私が入社して間もない1990年代後半の平均勤続年数は2年程度に留まっていました。結婚して辞める会社と言っても過言ではなかったでしょう。

しかしながら、会社の未来を考えると、女性の活躍は外せない要素。結婚後も女性が活躍できるような環境に変えていく必要性を感じていました。

 

ロールモデルをつくることからスタート

ー女性が活躍できる職場づくりのためにどのような取り組みをされたのでしょうか?

現在のように女性が長く働ける職場環境に変わった背景には、実例がない中で初めて結婚後も仕事を続ける道を選んだ1人の女性社員の存在が大きいと感じています。彼女も出産を期に仕事を退職するかどうかを悩んでいた社員のひとりでした。

ただ、せっかくのご縁ですから、長く勤めてもらって、会社を背負う人材に成長してほしいという想いがありましたので、産前産後休暇中にも、こちらから連絡を取っていました。結果的に仕事を続けるという選択肢を選んでくれた彼女のおかげで、後に続く社員も徐々に増えていきましたね。

そして、女性社員の活躍に付随する形で、職場環境も整備されていきました。

「この人に任せておけば間違いない」という強みを発掘する

ー職場環境の整備に加えて、社員のモチベーションを維持するための意識づけも必要になりますよね。 

そうですね。専門的なスキルを求められる分、一人ひとりへの負担は大きくなりがちです。そういった中で、会社からの評価やフォローは社員が働き続けていくうえで、重要な意味を持ちます。社員にとって、その会社で働くモチベーションにつながるのは、実力を評価されている実感があるかどうかではないかと思うのです。

当社で働く社員は特に自立志向が強く、周囲から頼りにされることや、仕事を任されることにやりがいを感じる方が多い傾向にあるため、なおさら、個人へのフィードバックは重要だと感じています。だからこそ、 「この人に任せておけば間違いない」という強みを発掘することも会社としての役割の1つだと捉えています。

隠れた強みに気づかせるような働きかけを行う

ー社員の強みを発掘するためのポイントはあるのでしょうか?

まずは、その人の特性や仕事の進め方に関して、細かく分析することが強みを見つけるポイントになるかと思います。例えば、話を切り出すことが得意なのか、話を聞いて理解することが得意なのか。また、「説明する」ことが得意だとすれば、端的に要点を絞って説明するタイプなのか、ひとつひとつ丁寧に説明するタイプなのか、個人の特性を見極めたうえで、仕事の任せ方は変えていくべきだと思います。

さらに、そうした社員が持つ自身の隠れた強みに気づかせるような働きかけを行うことが、結果として、社員の定着につながっていくのではないでしょうか。

 

編集後記

仕事内容によって、適性や資質は様々。自己完結する仕事であるほど、個人への評価や仕事上の孤立感を緩和させるための対策が必要となる。

ライター紹介

株式会社 名大社

http://www.meidaisha.co.jp/

株式会社名大社
東海地区に根ざし、企業展や転職フェアなどの合同企業説明会や新卒ナビを通し、創業以来一貫して、企業と人との"出会いの場"を提供する就職情報会社。
延べ3000社にのぼるクライアントと築いてきた信頼と実績に支えられ、独自の採用サービスを展開する。
より深い信頼関係を築く中で見えてくる個社の魅力を求職者に伝えていくことを使命に、ジモトの人と企業の"ハブ"として、地域活性化への貢献を目指す。

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