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中途採用した社員を育成するためのフォローアップ【4/4】

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第4回 研修プログラム以外のフォローアップも大切に

こんにちは。採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナインの小松です。あっという間にもう10月、下半期のスタートです。この10月に中途社員を迎える企業も多いのではないでしょうか。

さて、この連載では4回シリーズで、中途採用した社員を育成するためのフォローアップについて綴ってきましたが、中途採用した社員が早く職場に馴染み、能力を発揮できるようになるためには、研修プログラム以外のフォローが肝になるといっても過言ではありません。

中途入社した社員には、新しい職場、新しい人間関係で緊張している時期だからこそ、ちょっとした気遣い、ちょっとした配慮がありがたいものです。だからこそ、入社直後から少なくとも1ヶ月くらいは、直属の上司や教育担当の先輩社員、人事など周囲が協力して、こんな場面のこんなフォローを意識していきましょう

 

ランチタイムに一人にしない

昼食をどのように取るか。昼食の後をどのように過ごすか。

「ランチタイム」の過ごし方には、その会社ならではのものがあり、社風が表れます。

部署の社員みんなで、社食にいったあとに、休憩室でのんびり過ごす。お弁当派が多く、自分のデスクで食べる。なかには、敷地内にあるバスケットコートでバスケットをするなど、若手社員がランチタイムの昼食後にみんなで体を動かしているという企業もあります。

このときに、中途入社した社員が自分から周囲に声をかけ、社員のなかに入っていけるタイプなら問題はないのですが、世の中そういう積極的なタイプばかりではありません。

また、職場の社員が新しく入ってきた社員に対し、面倒をみたり、声をかけたりする社員が複数人いればあまり心配はないのですが、社員が「新しい人に声をかけるのが苦手」「新しい人にあまり関心がない」ということもあるでしょう。

中途入社した社員も、周囲に声が掛けられない。周囲も、新しく入社した人にあまり関心がない。

もしそうなると、中途入社した社員は、社員の「輪」の中に入れず、ランチタイムの60分がなんとも居心地の悪い時間になってしまい、「なんとなく、この企業には馴染めないな」「自分とはちょっと違うかも…」と気持ちも生まれてきてしまいます

そうならないためにも、直属の上司や面倒見の良さそうな職場の先輩社員に「新しく入った社員が慣れるまで、2週間から1ヶ月程度はランチタイムに1人にならないよう声をかけ、ちょっと目をかけてほしい」と声をかけておきましょう。

とはいえ、毎日一緒に昼休みを過ごすのは頼まれた方も負担に感じてしまうかもしれませんから、そうではなく、「大丈夫かな?と気に留める」「ポツンとしていたら、声をかける」と、その程度でいいのです。

「実はうちの職場、ランチタイムはみんながお弁当を自分のデスクで、仕事をやりながら食べることが多い」という場合も、近くのお弁当屋やコンビニエンスストアに昼食を買いにいくのを誘うなどして、中途入社した社員がランチタイムにポツンとすることがないように心がけてみてください。

 

仕事上のキーマン、社内のキーパーソンに紹介する

中途入社した社員は、当たり前のことですが、社内に知り合いがいません。

放っておいても中途入社した社員が自分から声をかけたりかけられたり、やがて仕事で絡んだりを繰り返して、徐々に社内外の人脈が広がっていくものですが、直属の上司や先輩社員が、仕事上のキーマンや社内のキーパーソンに中途入社した社員を紹介できれば、この流れがよりスムーズになります。

社内外の人脈がよりスムーズに形成されれば、中途入社者もより早く新しい職場に馴染めますし、それが定着化や早期戦力化につながるでしょう。

そこで、中途入社者を仕事上のキーマンや社内のキーパーソンに紹介する場を作ってみるのはいかがでしょうか。社内のキーパーソンであれば、初日に紹介と挨拶をすませ、後日、昼食を一緒にする場をセッティングするという流れだと、自然に縁を繋げると思います。

このような「場」の設定は、少し面倒に感じるかもしれませんが、できるだけ入社直後の段階で縁をつないでおけば、その後は中途入社者が自らコミュニケーションがしやすくなります。仕事でちょっとしたことを相談に行きやすくなる。自主的にコミュニケーションが取りやすくなる。些細なことですが、その関係構築のきっかけづくりも、重要なフォローになるのです。

 

名前を呼んで、こちらから声をかけて挨拶をする

「名前を呼んで挨拶をする」なんて、フォローとも言えないくらい、当たり前のことのように感じられるかもしれません。しかし、この「名前を呼んで挨拶をする」のは、人間関係構築において本当に大きな効果がありますし、それでいてなかなか、毎日実践するのが難しい、多くの人がつい忘れがちなことでもあります。

特に、中途入社した社員は、きちんと名前を呼んで挨拶をされることで、「新しい職場で、自分の存在はちゃんと認識されている」「ここに自分の居場所はある」と感じられます。

 

ランチタイムの配慮、社内外のキーパーソンの紹介、そして挨拶

これらのフォローに共通するのが、中途入社者が「新しい職場に居場所を感じられる」ようにすることです。「ここが自分の居場所だ」と感じられることはとても大切で、その思いが「ここでずっと頑張ろう」と思える定着の理由になり、また安心して本来の能力を発揮できる「早期戦力化」の源になります

「ランチタイムに一人にしない」や、「社内外のキーパーソンを紹介する」はちょっと面倒かもしれませんが、挨拶はたった一言です。ですので、挨拶だけでも気に留めていただくと、中途入社者にとっては随分違うということをぜひ忘れないでください。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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