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中途採用した社員を育成するためのフォローアップ【2/4】

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第2回 中途採用した社員こそ重要な入社後フォロー面談

中途採用した社員は、ほとんどの場合、特にフォローをしなくても自分なりに何とか周囲とコミュニケーションを取り、馴染もうと努力をします。

職場で何となくうまくやっていそうな中途入社者をみると、入社後のフォローはもはや必要がないように思えてしまいますが、どんなに経験のある人でも、周囲と上手く仕事を進めているように見えても、何も問題がないということはほとんどありません。

中途入社した社員は、どんな人でも最初は仕事に対する考え方や進め方の違い、新しい人間関係に緊張感やストレスを感じています。さらに、「経験者で採用されたのだから、早く成果を…」というプレッシャーを感じている人もいるかもしれませんし、入社前に想像していた業務と実際の業務が異なっていて、そのギャップに戸惑いを感じている人もいるかもしれません。

そしてそれをそのまま放置しておくと、本来の能力をなかなか発揮できないばかりか、「こんなはずではなかった…」と早期退職の原因となってしまうことさえあります。

それを未然に防ぐのが、入社後フォロー面談です。今回はその入社後フォロー面談をより効果的に行うために、目的とポイントを改めて確認していきましょう。

 

入社後フォロー面談の目的

入社後フォロー面談の目的は、大きく2つあります。

まず1つめは、中途入社した社員の現状を確認すること。仕事を進める上で困っていることはないか、職場の同僚とのコミュニケーションはうまくいっているか、ざっくばらんに話せる雰囲気を創り出し本音を聞いていきましょう。

特に入社して間もないうちは、「周囲の人に話しかけにくい」など遠慮を感じていないか、わからないことをそのままにしてしまっていないか、前職や入社前に抱いていたイメージと今の仕事のギャップにストレスを感じていないか、戸惑うことはないかを意識して確認してください。

そして2つめが、こちらの期待を伝えつつ、中途入社者が仕事に対してどう考えているかを確認し、今後の方向性をすり合わせることです。

中途入社者にはこれからどんな活躍を期待しているのかを伝えつつ、中途入社者が今後この職場で何を実現していきたいと考えているのかを確認し、それが企業の方向性や組織が期待する役割と一致しているのか、すり合わせておきましょう。

特にこの「今後の期待」を伝えることが重要で、これにより中途入社者も「自分は期待をされている組織の一員」と実感できます。それが、早期戦力化を促し、定着にもつながっていきます。

「フォロー面談」といっても、お堅い面談の場ではなく、ざっくばらんに、中途入社者が日頃感じていることを話せることが大切です。落ち着いて話ができ、話の内容が外部に漏れないようなスペースを確保しましょう

 

入社後フォロー面談を行うタイミングは?

入社後のフォロー面談は入社1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後などのタイミングで行います。

行うタイミングや頻度は、各企業の状況に合わせて検討するのがよいかと思いますが、今注目されている「オン・ボーディング・プログラム(on-boarding program:組織の一員に新しく加入したメンバーを受け入れ、定着・戦略化するまでの一連の流れをプログラムすること)」を取り入れている企業では、中途入社者が早く組織に馴染むように、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後とそれぞれのタイミングでフォロー面談を行っていることもあります。

 

入社後フォロー面談は誰が行うのがベスト?

入社後フォロー面談を担当するのは直属の上司か、もしくは人事担当です。

直属の上司であれば、「職場で抱える問題点を理解し、早く解決しやすい」「これから期待している役割を伝えやすい」というメリットがあり、人事担当であれば「業務で直接関わらない分、本音が言いやすい」というメリットがあります。

また、入社後フォロー面談は行うタイミングによって内容も変わってくるため、内容に合わせて検討するのもよいでしょう。

たとえば入社1ヶ月後は、前職とのギャップや入社前に想像していた仕事のイメージとのギャップなどを確認し、そのギャップを埋めるフォローが中心になりますが、入社3ヶ月後にもなれば実際の業務を進めた上で感じる課題や職場の人間関係の問題も出てきます。それをふまえ、入社1ヶ月後は人事担当が行い、3ヶ月後以降は上司が行うという具合です。

ただし3ヶ月目以降でも、もし傍から見ても直属上司とうまくいっていなそうであれば、面談担当が当の上司では本音を語ることは難しいでしょうから、この場合は人事担当が行うほうが望ましいこともあります。

 

中途入社した社員は、環境変化のなかで多かれ少なかれ、焦りや孤立感、戸惑いやストレスを抱えています。それは転職につきものであり、職場に馴染むために必要なプロセスですが、ストレスがあまりにも大きいと仕事に支障をきたし、思うように能力が発揮できなくなってしまいます。

即戦力と見込んで採用した中途入社者も、最初から自分の力だけでスムーズにパフォーマンスを発揮できるようになり、組織内で活躍していくのは簡単なことではありません。だからこそ、直属の上司や人事担当がそのプロセスがよりスムーズになるように、フォロー面談でサポートしていきましょう。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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