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時代に即した新卒採用活動のあり方とは?~株式会社永楽堂~

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時代に即した新卒採用活動のあり方とは?

現在の売り手市場感や就職活動早期化の流れにより、新卒学生の就職活動に対する意識は変容している。

インターンシップの参加率が高まる一方、エントリー数、説明会参加数の減少している現状からも、学生の行動パターンが変わってきていることが伺える。長年、採用活動に携わってきた採用担当者からも、今までのやり方が通用しなくなり、採用活動での動き方を模索しているといった声が名大社へ多く寄せられている。

過去の実例から正解を導きだせないとなれば、今後求められるのは、現在の外部環境や東海地区の学生動向を踏まえ、予測していく力ではないだろうか。

時勢に即した新卒採用活動とは?

昨年名大社で企画・運営を行ったインターンシップ、クリエイティブチャレンジに参加した永楽堂の採用担当である、宮地氏からお話を伺った。

 

株式会社永楽堂

業務用パンの製造・販売をメインに展開。「パンで幸せのお手伝い。」を企業理念に、パンを通じて心豊かな生活を提案することを目指す。

http://www.eirakudo.jp/

総務・採用担当 宮地 真樹 様

同社にて、採用活動に携わる。

 

学生側から見た自社の魅力を認識する機会として期待

ー名大社のインターンシップ企画であった、クリエイティブチャレンジに参加された理由について教えていただけますでしょうか?

実は、当社でも採用に結び付くことを見込んで、商品開発体験型のインターンシップを開催したことがあります。様々な手段を用いて、参加者を集めることはできたのですが、その後、選考を行うまで学生との関係を持続させることに課題を感じていたのです。

その最中、名大社のクリエイティブチャレンジの存在を知りました。クリエイティブチャレンジは、通常のインターンシップとは少し異なり、 学生自ら地元企業を取材して、その企業の魅力を発表するインターンシップ。

取材を通して、学生とコミュニケーションを図れるだけでなく、発表を通して、学生から見た自社の姿を知ることも可能です。現在は、売り手市場の影響で、学生側が優位という状況にあります。だからこそ、学生の視点をより大切にしなければならないと思います。そういった面で、学生側から見た自社の魅力を認識する機会としての期待感から参加を決めました。

 

事業内容よりも実務や雰囲気をより具体的に伝える

ークリエイティブチャレンジを通じた学生とのコミュニケーションの中で、気づきなどはありましたか?

クリエイティブチャレンジに参加している学生のインタビューや発表を聞いてみると、残業時間や研修制度の充実性、会社にどんな社員が在籍しているかなど、着眼点は共通している部分もありました。

事業内容等の概要面よりも、学生の現在の立ち位置から判断できるよう、具体性のある表現で社内体制や社風をPRしていくことが求められるということを痛感しましたね。

 

舞台上での自己表現力はピカイチ

ー今の学生は受動的であると揶揄されることもありますが、採用活動では学生の主体性を引き出すことが大切になってくるかと思います。そのための環境を整えるためには何が必要になるのでしょう?

確かに、採用活動などをする中で、今の世代の学生さんは、面識のない相手に対して自己主張することが苦手な傾向にあるかもしれないと感じる場面もありました。ただ、一方で人前に出て何かを披露し、記録として残されることに対して慣れている子も多いと思うのです。クリエイティブチャレンジでも、参加学生さんのプレゼン発表の質の高さは目を見張るものがありました。

当社においても、研修を兼ねて新入社員にプレゼンをさせる機会があるのですが、年々プレゼン力は強くなってきているように感じています。常に客観的な目線を意識している、つまり、裏を返せば、自己表現できる舞台上では一生懸命努力できる世代と言えるかもしれません。

しかし同時に、その舞台がなければ力を発揮することができないという脆さもあります。だからこそ、私たち採用担当ができることとしては、採用活動もその枠ややり方など、大枠を用意してあげることではないでしょうか。

 

自分自身の考えやアイデアを生かせるかどうか、志望する理由を自己認識できているか

ーおっしゃっていただいた学生の特性を踏まえると、今の時勢に合った採用方法とはどんなものなのでしょうか?

業界や職種によって適した採用方法は変わってくるかとは思いますが、学生の本質を探るという面では、自らの考えを表現できるよう、限られた枠の中で一定の自由度を設けることが必要なのではないでしょうか。

例えば、説明会では、一方的な企業理念の説明などは敢えて控えるように。その代わり、働く社員とのコミュニケーションに加えて、会社HPや会社案内、業績からは図れない社員の成長についてピックアップした社長通信などを見ていただいた上で、その後当社がどんな会社なのかということをディスカッションしてもらいます。

一方的に理解を求めるよりも、素材をもとに解釈していただくほうが、より想いが伝わりますし、フィードバックを通して学生の考え方を知ることができます。

また選考では、エントリーシートの代わりに、自由に自分の長所と短所を示すことができるバランスシートを記入していただきます。通常のエントリーシートと異なり、面接官と学生がお互いのシートを見ながら、記述した長所・短所の理由をその場で掘り下げていくという形で選考を進められるため、会話をする中で形式的な回答よりも、その根底にある性格や資質を引き出しやすくなったと感じています。

また、学生の本質を引き出すことに加えて、学生が企業を自分で選択し、意思決定したという実感値を持たせることも大切だと思っています。最近の採用活動では、企業が学生の獲得に必死になるあまり、個別に学生を追いかけすぎてしまう傾向もあります。

ただ学生側の納得感がないまま内定承諾という形になってしまっては、のちに内定辞退や早期退職を招きかねないと思います。

なぜ当社を選んだかという理由を、第三者に説明する機会を作ることで、内定者との結びつきを深められないか、そんな想いから、当社では内定承諾の時点で、両親に向けて手紙を書いてもらうようにしています。

その手紙は自分と家族との約束であると同時に、企業選択の肯定感を高められると思っています。

自分自身の考えやアイデアを生かせるかどうか、志望する理由を自己認識できているか、この2点が学生の志望度を高めるきっかけになることを念頭においた上で、採用計画を見直してみてはいかがでしょうか?

 

編集後記

新卒採用活動は、人事担当者の創造力が試されていると言っても過言ではないだろう。世代・時勢を汲んだ上で、常に新しいアイデアが求められている。学生との直接的な関わりは、採用活動において思わぬ閃きをもたらすかもしれない。

ライター紹介

株式会社 名大社

http://www.meidaisha.co.jp/

株式会社名大社
東海地区に根ざし、企業展や転職フェアなどの合同企業説明会や新卒ナビを通し、創業以来一貫して、企業と人との"出会いの場"を提供する就職情報会社。
延べ3000社にのぼるクライアントと築いてきた信頼と実績に支えられ、独自の採用サービスを展開する。
より深い信頼関係を築く中で見えてくる個社の魅力を求職者に伝えていくことを使命に、ジモトの人と企業の"ハブ"として、地域活性化への貢献を目指す。

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