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夏から始める新卒採用のポイント【2/2】

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後編:今から新卒採用計画を達成するために何ができるか?

こんにちは。採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナインの小松です。

リクルートワークス研究所の「大卒求人倍率調査」によれば、2018年卒の新卒採用は42.3万人の学生に対し、求人総数が75.5万人と33万人以上も多い状況となっています。

つまり、33万人分の大卒求人が「未充足」で終わるー。

社員が集まらず、「人手不足倒産」が中小企業で急増しているという今、この現実に「だってそういう時代だから、仕方がないし…」と諦めるわけにもいきません。かといって、採用するのは誰でもいいというわけではありません。

1人でも多く自社の採用計画数を満たせるよう、夏以降の新卒採用活動では次のようなポイントを意識していきましょう。

 

夏以降に就職活動をする学生の特性を踏まえて、今からできることとは?

夏以降の新卒採用活動を考えるためにも、この時期に就職活動を続ける学生は体どんな学生たちなのか、ここで改めてそのタイプを確認しておきましょう。

【夏以降に就職活動を続ける学生のタイプ】

  1. ずっと活動しているけれど、内定がもらえない
  2. 内々定をもらったけれど納得していない
  3. 内々定をもらって不満があるわけではないが、他も見たいと思っている
  4. 大学院進学を考えていたけれど、途中で断念した
  5. 公務員志望を志望していたけれど、断念した
  6. 留学していて出遅れた
  7. その他特別な事情があり、3~6月に就職活動ができなかった

多くの学生がこの7つのうちのいずれかに当てはまると思います。このように、学生は様々な状況から夏以降も就職活動を続けているわけですが、実はこのすべてのタイプに共通する特徴があります。

それが、「これから企業を探す」という点です。

就職活動が短期決戦化するなか、今の学生は大学3年の夏のインターンシップ探しの時期から志望企業・業界を検討し始め、採用情報公開となる3月にはほとんどの学生が志望企業群を決めています。

つまり、夏までの就職活動は「それまでに狙いを定めていた企業に対して行動をする」わけですが、夏以降の就職活動はそれがリセットされている、あるいは見直しを迫られている、あるいはそもそも何もしていなかった状態からのスタート状況とも言えます。

  • なかなか内々定がもらえない学生は、もともと希望していた方向性の見直しを迫られている。
  • 内々定をもらいながらも活動を続けている学生は、自分の希望していた業界ではなく、他の業界も見たほうがいいのでは?と思っている。
  • そもそも、民間への就職ではなく、大学院や公務員試験を目指していた学生は、1から企業を探さなければならない。

このように事情は様々ですが、「いいなと思っていた企業に応募する」ではなく、「これから探す」という点がほぼすべての学生に共通しているのです。

 

学生との新たな接点づくりのために、まずはできることからでも

だからこそ、夏以降の新卒採用では、そんな学生たちといかに新たな接点を作り、出会っていけるか?が成否の分かれ目となります。新たに学生と出会って採用活動を成功させるためにも、今年はこんな活動を検討してみるのはいかがでしょうか。

①夏以降の合同企業説明会に積極的に参加

夏以降も、民間企業や地方自治体主催で合同企業説明会が開催されます。採用予算にも限りがあるとは思いますが、このような機会はぜひ大いに活用していきましょう。

前述のように「これから企業を探さなければならない」学生にとって、合同企業説明会は多くの企業と一度に会える絶好のチャンスです。それを理解し参加している学生は、会場に来ただけでも、来ない学生たちよりは前向きで行動力がある学生といえます。

つまり、合同企業説明会はそんな学生たちとの出会いのチャンスなのです。

「企業説明会に参加しても、あんまり学生が来なかったんだよなぁ…」という苦い経験をお持ちの場合には、ぜひ主催する企業や団体の担当者に、「ブースに学生が集まる企業は何が違うのか?」を聞いて、積極的にアドバイスをもらってください

主催企業・団体は、必ず「合同企業説明会での成功事例」を知っています。それを聞きだし、自社流に少しアレンジしながらもマネしてみれば、今までとは違った結果が出せる可能性がぐんと高まるでしょう。

②大学への再アプローチ

また、ターゲットとする大学を絞り、大学のキャリアセンターなどに、夏秋採用を積極的に行っているというアプローチするのも1つです。

大学との関係構築は、一朝一夕にはいきませんから、即効性を期待するのは難しいのが現実ではありますが、「夏秋採用を積極的にやっています」「今度説明会をします」などの情報を積極的に提供していけば、夏以降の活動について相談にきた学生に紹介してもらえるなど、突破口が広がるかもしれません。

③ソーシャルリクルーティングの活用

従来の媒体、従来の手法でアプローチできる学生にはアプローチしつくしてしまった…という場合には、「Wantedly」や「Offerbox」などの比較的新しい手法であるソーシャルリクルーティングを試すのも検討の余地があります。

このような新しい手法を積極的に取り入れれば、良い意味で「ちょっと違う企業」ということで学生からの見る目も変わってきます。

ただこうした新たなサービスを利用する際には、自己流や中途半端な関わり方では成果がでないこともありますので、やはり運営企業の担当者に「オプションコストをかけないで済む、成功のコツ(少なくとも2~3つくらいは教えてくれるはず)」を聞きだして実践するようにしましょう。

 

夏秋採用こそ、学生と丁寧なコミュニケーションを

そして学生との接点を創り出すことと合わせて、意識したいのが学生との丁寧なコミュニケーションです。特に、前述の

  1. ずっと活動しているけれど、内定がもらえない
  2. 内々定をもらったけれど納得していない
  3. 内々定をもらって不満があるわけではないが、他も見たいと思っている

という学生たちは、今まで希望してきた業界や企業ではうまくいかなかった、あるいは納得がいかなかったということから、価値観の見直しをしながら就職活動をしています。だからこそ、

  • 「なぜ今の時期に活動しているのか?」
  • 「何がやりたいのか?」
  • 「どんな環境で働きたいのか?」

という切り口で丁寧に学生の考えを聞きだし、その価値観を確認しながら、それが実現できる仕事や環境が自社にあることを伝えていきましょう

今年の夏は、これからさらに暑さが本格化するようです。採用計画の充足に向け、暑さに負けない熱い新卒採用活動ができますよう、心より応援しております!

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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