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夏から始める新卒採用のポイント【1/2】

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前編:2018年卒新卒採用夏の陣、その現状を探る!

こんにちは。採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナインの小松です。

7月12日に株式会社マイナビが発表した「2018年卒マイナビ大学生就職内定率調査(6月末)」によると、6月末時点の内々定率は5月末から20ポイント増加して73.3%となりました。この割合は、すでに2016年7月末時点の内々定率72.7%を超えており、2017年卒採用から1ヶ月早い進捗で採用活動が進んでいることがわかります。

内々定が一段落し、採用活動の折り返し地点ともいえる7月。猛暑の中で第2のピークを迎える「2018年卒新卒採用夏の陣」の現状をまとめてみました。

 

2018年卒学生は約7割が活動終了を予定

まずは、学生の内々定率の状況を詳しくみてみましょう。

文理男女別に見てみると、文系男子が71.3%、文系女子67.6%、理系男子80.4%、理系女子77.6%と、理系ではすでに8割近い学生に内々定が出ています。

学生の今後の活動意欲に関しては、全体で67.2%の学生が「内々定先に満足したので終了する」と回答しており、「内々定先に不満だが活動は終了する」と答えた3.8%と合わせると、約7割の学生が6月末で就職活動の終了を予定しています。

地域別の内々定率を見てみると、東海地方の6月末時点の内々定率は75.3%と全国で最も高い状況ですが、「内々定先に不満なので続行する」と回答した割合は10.5%と全国平均9.0%をわずかに上回りました。

内々定保有社数も全体平均は2.1社、文理男女別すべてのカテゴリーでも前年を上回っています。また、1人に2社以上の内々定が出ていることから、今後多くの企業で内々定辞退が発生することが予想されます。

夏秋採用では、自社の内定者が活動を続けて辞退されることがないよう、フォローにも気を配りながら採用活動を続けていく必要があるでしょう。

 

今年は大手企業も夏秋採用にも注力

夏以降の採用活動といえば、今までは中小企業が中心でしたが、今は大手企業も「第〇回エントリー」として、採用活動を継続しています。

6月末の内々定率が、採用スケジュールが同じだった昨年の7月末時点を上回ったことから、各社の選考活動が昨年以上のスピードで進んだことがわかるように、2018年卒採用では3月の採用情報公開から6月の選考開始までの3ヶ月強の間に、多くの企業の選考が集中しました。

結果として各社の選考日程は必然的に重なり、有名企業や人気企業にエントリーが集中し、多くの説明会キャンセルや辞退が発生したといわれています。その結果、名だたる大手企業が夏秋採用に本腰をいれて取り組んでいるなかで、中小企業も採用活動を進めなければならないのです。

 

夏以降に就職活動している学生はどんな学生?

では次に、夏以降に就職活動を行う学生の状況に目を向けてみましょう。

今は、就職活動は前年の6月、夏のインターンシップエントリー段階から始まると言われています。3月の採用情報公開から6月の選考開始までは3ヶ月強ですが、就活生にとっては実質的には1年近く就職活動をしていたような状況になっているせいか、内々定後に7割の学生が就職活動の終了を予定しています。

つまり夏秋採用で出会う学生は、

  1. ずっと活動しているけれど、内定がもらえない
  2. 内々定をもらったけれど納得していない
  3. 内々定をもらって不満があるわけではないが、他も見たいと思っている
  4. 大学院進学を考えていたけれど、途中で断念した
  5. 公務員志望を志望していたけれど、断念した
  6. 留学していて出遅れた
  7. その他特別な事情があり、3~6月に就職活動ができなかった

のいずれかのケースに当てはまる学生となるでしょう。

多いのは、内々定をもらっていない全体の学生の3割を占める1のタイプです。「どこにも内定がもらえていない」のも頷ける学生もいますが、中には本人の志望と適性がマッチしておらず、「いい素質を持っているのに、本人が違う適性が求められる企業を志望して不採用になっている」ケースもあります。

また1のタイプながら、就職活動で失敗を重ねながら学び、成長した学生もいます。こうした学生は、この夏秋採用でぜひ見つけて採用したい人材です。

内々定をもらった学生も約3割は「活動を継続する」としています。これが2と3のタイプです。コミュニケーションをきちんと取り、自社の仕事のやりがいや魅力を伝えることができれば、これらの他社で内々定をもらうまで評価されている学生の意識を自社に向け、採用につなげることもできるでしょう。

4~6のタイプは、絶対数はそう多くないですが、志を持って他のことに打ち込んでいた経験と実績があります。7のタイプは事情にもよりますので、いずれもこれからの採用活動では、「今採用活動をしている理由」をしっかりと聞きだすコミュニケーションを心がければ、他社が気付かなかった素質を持つ学生や自社に合う学生を採用できる可能性も大いにあります。

 

2018年卒の大卒求人倍率は1.78倍と、42.3万人の学生に対し、求人総数は75.5万人と30万人以上も多いため(リクルートワークス研究所「大卒求人倍率調査」)、そもそも絶対数が足りない状況で自社の採用充足に向けて、長期戦を覚悟で挑む必要があります。

後編では、こうした状況をふまえた夏以降の採用のポイントをご紹介させていただきたいと思います。

※参考データ

2018年卒 マイナビ大学生就職内定率調査<6月末>

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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