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【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.16

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ジモ採るコラムをご覧くださっている皆さん、こんにちは。キャリアセンターの中の人、田中ヒロユキです。

今朝の日経新聞(7月7日付け朝刊)に掲載された18卒の内定率は80%を超えました。7月にして大台を超えは09年以来、9年ぶりだとか。すごいですね。

当然この後、報道各社さんもそれを報じますよね。

先月の各社さんの発表データを列挙すると…

  • リクナビさんの速報値が61.0%、文系で56.2%、理系で71.7%。
  • キャリタスさんだと63.4%。※文理のデータはなし
  • マイナビさんは5月のデータで53.3%。

と、いずれの媒体さんも18卒の数値が高いことを指摘していますね。

実はジモ採る6月掲載分の原稿を納品した週は本学学生も内定ラッシュでした。

そして、6月最終週から今月第1週にかけても、学生からの内定報告ラッシュとなりました。もしかすると他の大学さんでも同じような現象はあったのでは?と想像しているのですが、あくまでも想像です 笑

 

焦らない、焦らない。一休み一休み…♪

そして採用に関わっている読者の皆さん、今一度落ち着いていただきたいのです。

媒体各社さんを活用して就職活動を行う就活生はそれこそ星の数ほどいます。が、自身の就職活動の経緯や顛末を各社さんに報告したりアンケートに熱心に答えている層の就活生はそれほど存在しません。データを提供しているのは多くても1万人ほど。場合によっては8千人程度だったりするのです。

※データの最後に例によってアンケート結果の対象人数が発表されていますから確認してみましょう!ちなみに就職活動を行うのは毎年38万から42万人と言われています。

しかも、その回答者のほぼ半数以上が大都市圏に住み、大都市圏の大手企業へ就職先を決める…と推測されています。普通に考えれば、地方の中小企業にとっての採用ターゲットは大手媒体さんのアンケートには答えておらず、むしろ彼らの大多数はデータには現れない水面下にいます。

つまり、先にお示しした大手媒体企業さんがリリースする”内定率”という数字とは、あぁ東京あたりじゃそんな感じになってるんだねぇ…くらいに捉えておいていいデータ。

もし貴社が今現在、採用活動で結果や成果が出ていない場合、やるべきことは採用活動を頑張ることではありません。焦って自社のターゲットではない学生をうっかり最終面接に呼んだり、内々定を出したりすることでもありません。それをやっていると、貴社の採用活動を崖っぷちに追い込みます。

今年度の新卒採用が上手くいかないなら、中途採用に切り替えてみるか!くらいの気持ちでいてください。

もちろん、その水面下では次年度の新卒採用に向けて着々と社内の地ならし、複数の部門から協力者を取り付ける、社風を確立する、大学とのコネクションを作る…などの準備をしましょう。

 

伝わるコミュニケーションを設計する

あえて分かりきっているようなことから書きますが、コミュニケーションの目的は自分の言いたいことを自分の話したい通りに話すことではありません。情報を持っている側(話し手)と情報を持たない側(聴き手)との間の知識や情報の格差を無くす事です。

で、採用活動において情報のギャップを無くす、埋める、という行為の代表例が会社説明会と言えます。

つまりこの時に大事なのは聴き手ファースト(小池都知事みたいですね…)の考え方です。自社の説明会や選考に集まる(集めたい)学生さんに合わせて言葉の定義、表現の選択、より効果的なビジュアル(会社案内や採用ページ、スライド資料の写真、フォントやデザイン、採用手法やフローまで)を考える必要があります。

非常に個人的な視点なので様々なご指摘があるのは承知の上ですが、聞かせるだけ、伝えるだけの一方通行的な説明会って限界にきているよな感があるのです。

これは大学でキャリア系科目を設計する立場の視点なのですが、一般的な学生さんたちは授業の中身そのものに当初はあまり興味を持っていません。そもそもどんな授業を展開するのか?がわからない状態なので。

そこで、黒板やホワイトボードの前に立ってテキストやノート、スライド資料を読んでるだけの授業なんてやったら普通に寝ます w

もちろん楽しく勉強したい!とか、面白い授業を受けたい!というニーズは当然あります。でもそれは、話し手が楽しんでいる&聴き手をうまく巻き込んで脳みそをアクティブ化させていることが条件になるのです。

 

翻って貴社の説明会はいかがでしょうか?

  • 一方通行な説明会になっていないでしょうか?
  • 仕事経験を持たない学生たちの理解力に依存していたりしないでしょうか?
  • ウチの説明会に来てくれる学生はこのくらいのことは知ってくれているでしょ…という楽観的視点に立ってはいないでしょうか?
  • ウチの説明会のプレゼンや採用メディア(会社案内や採用サイト)の内容が伝わっているでしょ…という期待に満ちていませんか?

いい人を取る道16:自社の説明会、メディアを一から疑って再構築しよう。

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

愛知大学文学部文学科卒業
大学卒業時は未内定で、1冊100円の求人誌で探した営業会社で営業を担当。それがいわゆるブラック企業で1年足らずで退社。
次は【人を管理する側】で働こうと人材派遣業界へ。労働者派遣法初めての改正自由化の時期をはさみ、10年籍を置く。

06年、独立。株式会社ウィングを起業。製造業、事務、医療機関などを中心に人材の採用と仕事へのマッチングに携わる。
同時に08年以降、企業の採用コンサルティング、採用企画を手掛け、企業がほしい人物像と経営戦略とを掛けあわせるサポートを行う。
また起業と同時に、仕事や場を選ぶことが人生に与える影響、リスタートする人としない人との差に興味を持ち、キャリアデザインについて学び始める。
現在は名古屋経済大学においてキャリア教育・就職支援専門の教員として就活生から怖れられつつ、一部から頼られている。理由は「採用担当者さんの100倍厳しい」から。
JCDA会員 (2009年資格習得による)
名古屋経済大学 キャリアセンター副センター長 法学部 准教授
株式会社ウィング 代表取締役

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