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2018年卒・新卒採用の傾向から考える2019年卒採用計画【後編】

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こんにちは。採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナインの小松です。

2019年卒の新卒採用を考えるこのコラムの前編では、2018年卒・新卒採用の傾向を様々なデータからご紹介させていただきました。

新卒採用の実質的な選考期間が年々短くなり、学生が大学3年生の6月から就職活動を意識し始めるなか、今回の後編では中小企業も今から始めたい2019年卒・新卒採用に向けた準備についてまとめてみたいと思います。

 

2019年卒・新卒採用は夏のインターンシップから始まる

1dayインターンシップを開催する企業は年々増えていますが、今年は日本経済団体連合会が1dayインターンシップを解禁したため、大手企業の開催も増えることが見込まれます。

この1dayインターンシップは、今や実質的な企業説明会になっているケースも少なくなく、「参加してみたら半日のプログラムで、業界説明と企業説明をして終わりだった」ということもあるようです。

採用情報の解禁の3月から内々定がでるまで3ヶ月前後という状況のなか、企業も学生も、夏・秋・冬の1dayインターンシップ(実質的な企業説明会)で接点を作り、企業は応募母集団を形成し、学生は志望企業群を絞って3月を迎えるという2018年卒・新卒採用の特徴が、2019年卒にはさらに顕著になると思われます。3月の時点で志望企業群を絞っているため、学生のエントリーシート提出数は減少傾向にあり、こうした流れのなかでインターンシップを行わず応募企業群から外れることは、それだけで新卒採用に遅れをとることになります。

採用情報解禁となる3月までにいかに学生と接点を持ち、自社の魅力を知ってもらって、「志望企業群」に入るかが採用の成否を分ける1つの大きなポイントです。

もし夏のインターンシップの開催予定がないのであれば、まずは開催してみる方向で検討してみてはいかがでしょうか。

 

インターンシップの後のフォロー計画を立てる

インターンシップは開催して終わり…ではありません。

株式会社ディスコがまとめたインターンシップに関する調査(2016.11)によると、インターン参加経験を持つ学生の約6割(62.3%)が、参加企業から何らかのアプローチや優遇を受けた経験を持ちアプローチを受けた企業へのエントリー率は約7割(69.6%)で、特になかった企業(51.0%)と約20ポイントの差があります。

インターンシップ後も定期的にコンタクトがあることで、学生がその企業に好感を持ち続けられるのでしょう。この調査結果を踏まえ、インターンシップの効果をより高めるためにも、接点を持った学生のフォロー計画も合わせて立てておくのがおすすめです。

少し前のデータになりますが、株式会社ジョブウェブが2015年卒学生を対象に、学生にとってインターンシップ参加後のフォローで嬉しい内容について調査しています。ここで一部をご紹介しますので、ぜひ学生フォローの参考にしてみてください。

【インターンシップ後に嬉しかったフォロー内容】

  • 参加お礼のメールに個別のメッセージがある
  • 秋のインターンシップへの案内
  • 面接や説明会、セミナーの案内
  • 就職活動全般に有益な情報提供
  • 特別な選考フローを用意してくれる
  • 社員との交流会や座談会があり、先輩社員が就職相談にのってくれる
  • 自己分析セミナー、面接対策講座など就職活動対策講座がある
  • インターンシップ参加者同士の交流会

※引用元:株式会社ジョブウェブ「インターンシップ参加後のフォロー、学生にとって嬉しい内容・いまいちな内容とは

 

冬のインターンシップを企画する

中小企業の場合は、インターンシップを企画しても学生が応募してくれるのかという集客の心配があります。

そのためインターンシップはまだまだ中小企業にとっては馴染みのあるものではなく、株式会社ディスコの「2018年卒・新卒採用に関する企業調査」(2017.2)でも299人以下の企業の53.8%がインターンシップを実施していないことがわかっています。

また、中小企業の場合、今年の夏は2018年卒・新卒採用活動で「2019年卒のインターンシップにはとても手が回らない」という担当者もいらっしゃるかもしれません。

しかし、冬のインターンシップは、採用情報解禁の直前だけに、応募動機形成に大きく影響するため、ぜひ開催を検討したい企画です。

前述の株式会社ディスコの調査でも、インターンシップが最も多く開催される時期は、採用情報解禁直前の2月で67.6%と夏のインターンシップ(8月の47.6%)を大きく上回っています。

中小企業でもインターンシップを実施する企業は、年々増えています。最初から多くの学生を集めようとせず、まずは小規模でのアットホームなインターンシップの開催を目指してみましょう。

 

オファー型の新卒採用も検討する

採用難の今、学生の応募を待っているだけではなく、学生に直接アプローチするオファー型のダイレクトリクルーティングを取り入れる企業も、それを利用する学生も年々増えてきています。

利用者は就活生の絶対数に比べれば少ないですが、このような新しい就職活動方法を積極的に活用する学生は情報感度が高い学生が多いので、活用すれば今までアプローチできなかった層にアプローチできる可能性は十分にあります。

近年の自社の新卒採用を振り返り、従来のやり方では採用計画が達成できない状況が続いているのであれば、新たな採用方法の活用も積極的に検討してみてください。

今から準備しておく2019年卒・新卒採用ということで、今回はインターンシップに関する内容が中心となってしまいましたが、中小企業には大手企業の内々定が一通り出た6月以降に、新卒採用の第二の山がやってきます。

この時期に適切な動きができるように、合同企業説明会への参加など、2019年6月以降のおよその採用プランや採用予算の確保も今から計画しておきましょう。

※参照データ

株式会社ディスコ「2018年卒・新卒採用に関する企業調査」(2017.2)

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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