名大社が伝える中小企業の採用担当者向けメディア
POWERED BY 名大社
求職者の方はこちら
求職者の方はこちら

年代別に効果的な中途採用方法を考える

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

こんにちは。採用から定着まで企業の成長を支援する株式会社アールナインの小松です。

ハローワークのように全年代で利用率が高いものもありますが、「転職する時に何を使って転職するか」は年代によって特徴があります。それを踏まえ、ターゲットとする年代層を考慮し、注力する採用方法を見直すと今までアプローチできなかったターゲット層にアプローチできることもあります。

そこで今回は、転職手段の利用状況を年代別にみていきながら、年代別に効果的な中途採用方法について考えてみたいと思います。

 

年代別によく利用される転職手段は?

まずはいくつかのデータを見ながら、年代ごとにどんな転職手段が利用されているのか、その現状を確認していきましょう。

「年齢×転職活動の方法別の転職者割合」としては、厚生労働省が発表している「平成27年転職者実態調査」のデータがあります。それがこちらです。

今最も活用している人が多いのではないかと思われる「インターネット求人サイト」が含まれていないのが気になりますが、これをみると、20~54歳までのすべての年代でハローワークなどの「公的機関」を使って転職した人の割合が最も高くなっており、さらに年代別では次のようなことが見えてきます。

【利用が多い転職手段の年代ごとの特徴】

  • 20代前半

「公的機関」の利用者が多い。「民間の職業紹介機関(転職エージェント)」や「縁故」は他の年代に比べて利用する割合が低い

  • 20代後半~30代前半

「民間の職業紹介機関(転職エージェント)」の利用率が全年代で最も高い。

  • 30代後半

「公的機関」の利用者が多い。この年代から「縁故」の割合が増えてくる。

  • 40代前半

全年代で「縁故」を利用する割合が最も高い。「企業のホームページ」から応募する割合は少ない。

  • 40代後半

「求人情報専門誌・新聞・チラシ」を利用する割合が他の年代に比べて、とびぬけて高い。「企業のホームページ」から応募する割合は少ない。

  • 50代前半

「求人情報専門誌・新聞・チラシ」や「縁故」を利用する人が、比較的多い。

年代ごとにこのような傾向がわかりますが、先ほども述べたようにこの調査には「インターネット求人サイト」の利用状況がわからないので、実態とは少し違う印象もするかもしれません。そこで参考までに、次はボストンコンサルティンググループとリクルートワークス研究所が共同で発表した「求職トレンド調査2015」をご紹介します。

こちらの回答者は20代が33%、30代が38%と、20~30代が中心と偏っており、年代別での調査結果は公表していませんが、この調査をみると「利用した求職手段」で、最も多いのは「インターネット求人サイト」で55%となっています。

20~30代の転職者では、こちらの結果のようにインターネット求人サイトを利用する人が最も多いというのが、私たちが感じている実態に近いのではないでしょうか。

ではこの傾向を踏まえて、次は年代別にどんな採用方法に注力したらよいのかをまとめてみたいと思います。

 

20代前半を採用するために検討したい採用方法

この年代はヤングハローワークやジョブカフェなど、若年層をターゲットした公的サービスが充実していることもあり、他の年代と比べても「公的機関」、ハローワークの利用率が高くなっています。

また、インターネットに慣れ親しんだ世代なので、インターネット求人サイトはもちろん、企業のホームページからアクセスする人も多いのが特徴です。

そこで、20代前半のターゲット層にアプローチをするならば、

  • ハローワークに出している求人票を見直し常に最新の情報にしておく。
  • 自社のホームページの採用情報を最新の情報にし、事業内容や仕事内容がわかりやすいようにしておく。

などが考えられます。

また、FacebookやTwitterを活用したソーシャルリクルーティングサービスの利用も多い世代なので、採用方法として新たに利用を検討してみると、今までアプローチできなかった層にアプローチできるかもしれません。

 

20代後半~30代前半を採用するために検討したい採用方法

厚生労働省のデータにもあったように、20代後半~30代前半の中堅クラスの人材は、他の年代と比べて「民間の職業紹介機関(転職エージェント)」を利用している割合が高くなっています。

この年代での転職は、他の年代に比べて自分自身のこれからのキャリアを決定づける極めて重要な転職となります。それゆえに、他の転職手段にはない「他人のアドバイス」や「客観的評価」が得られる、転職エージェントを利用している割合が高くなると思われます。

20代後半~30代前半の人材も、もっとも利用した割合が多いのはハローワークではありますが、これから企業の中核を担うコア人材を採用したいのであれば、転職エージェントの利用を視野にいれることが考えられます。

 

30代後半~40代前半以降を採用するために検討したい採用方法

転職者自身も今までの仕事のつながりなど人脈が広がるこの年代以降は、そのネットワークを活用した「縁故」で転職する割合が増えてきます。また、都市部では転職エージェントを活用する人も多い年代ですが、地方ではやはりハローワークを利用するのが多い年代層でもあります。

そのため、ハローワークの求人票をブラッシュアップしておく他、業側からも従業員や取引先などのネットワークで募集をかけるとよいでしょう。

 

40代後半以降の年代を採用するために検討したい採用方法

40代後半以降は、他の年代に比べて「求人情報専門誌・新聞・チラシ」を利用する割合が高いという特徴です。新聞広告を使った募集は、この年代層に効果的といえるでしょう。

 

このように年齢別の特徴を見ると、注力すべき採用方法も少しずつ異なってきます。

「どんな人を採用したいのか?」を明確にし、そのターゲット層の年代に合わせた採用方法に注力するように採用計画を立てると、限られたコストやマンパワーを有効につかった採用ができるのではないでしょうか。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

関連記事

内定者とのつながりをグッと深める!内定者フォローのポイントとは

内定者とのつながりをグッと深める!内定者フォローのポイン…

早めに気づいておきたい!社員が退職を考えているサインとは?

早めに気づいておきたい!社員が退職を考えているサインとは?

2021年卒採用から就活ルール廃止!20年卒採用への影響は?

2021年卒採用から就活ルール廃止!20年卒採用への影響は?

ジモト採用のことなら名大社にご相談ください

採用でお困りでしたら私たちがサポートに伺います

弊社は創業以来クライアント数延べ3,000社、東海エリアのジモト企業と求職者の数々の出会いの場を創出してきました。

ジモトに根ざした名大社だからこそわかる個社の魅力を発見し、求職者に誠実に伝えていく為、全力でサポートさせて頂きます。