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東海地区の地元学生に響く採用方法を実践するためには?~名三工業株式会社~

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東海地区の地元学生に響く採用方法を実践するためには?

全国的に見ても、東海地区の学生の安定志向の高さは目を見張るものがある。特に愛知県は、「大いなる田舎」と評されることもあるほど、保守的な文化が強く根付いている。だからこそ、この地方の採用活動においては、土地柄を考慮したやり方を模索する必要がある。

地元学生に響くアピール素材の洗い出し方や、学生への対応方法に関して、ここ東海地区で15年以上の採用経験を持つ中田氏にお話を伺った。

総務部 課長 中田和克様

同社に入社して以来、15年以上にわたって採用業務に携わる。

 

生活を影から支える立役者

―御社は、産業機械分野、環境機器分野、そして通信インフラの構築などの新規事業と幅広く事業を展開しておられますので、業務内容の伝え方に難しさがあるのではないかと思うのですが、学生に対してどのようにアピールをしていますか?

そうですね。3つの事業は分野こそ異なりますが、突き詰めていくと人々の安定した生活には欠かせないという面では、目的は同じです。この目的に繋げる形で、生活を影から支える立役者としての役割を担うという意味で、事業の「安定性」をアピールしています。

特に、東海地区の学生は、安定性を好む傾向がありますので、自社の安定性の理由を順路立て分かりやすく説明すると、響いてくれるように感じています。

 

ずっと働き続けられる自分の居場所を探すために

―東海の学生はなぜ安定性を求めるのでしょうか?

「転勤のない会社で腰を据えて働きたい」「自宅から通える範囲内で働きたい」という東海地区の学生の声を聞いたことがあります。個人によって価値観の違いはありますが、慣れ親しんだ環境を手放したくないという方も少なくないと思います。

手の届く範囲内で、ずっと働き続けられる自分の居場所を探すために、10年、20年先を見据えた考え方をするのではないのでしょうか。

 

1対1の個別対応

―周辺大学の地元学生にターゲットを絞ることで、物理的な距離感はクリアできると思うのですが、心の距離感を埋めていくためには何が必要になるのでしょうか?

1対1の個別対応で、お互いに腹を割って話すことが、今も昔も変わらず、距離感を縮める方法だと思います。当社では、会社見学や選考時にも、個別に話す時間を大事にしています。

多くの学生と個別に接する中で気づいたのは、ビジネスマナーに関して知識がないというだけで、損をしている方も少なくないということ。こちらで基本事項を教え込むことで、選考の関門を突破できるようになるなら、学生にとってもこちらにとっても一石二鳥ではないでしょうか。ですので、説明会に参加している学生の中でも、少し惜しいなと感じる方には、こちらから声かけをして、就活の基本やマナー、挨拶などに関して、指導することもあります。

 

学生に対して一歩踏み込んだサポートを

―リクルーターのような立ち位置で、選考する過程で学生を育てるということでしょうか?

そうですね。一度面接をして、素質や人柄に光るものを感じれば、ともに内定獲得を目指していこうというスタンスで声かけをし、履歴書の添削や面接時のフォローをさせてもらうことも多いですね。もちろんその分、1人に費やす労力は増えるわけですが、距離を縮める分、面接では判断が難しい人柄の深い部分を垣間見ることができるため、のちの定着性にも結び付くと思います。

例えば、私たちが学生を見極める上で重要視しているのは、チームワークを大切にする心です。和を尊ぶという価値観をひも解いていくと、本質的な部分での素直さや愚直に努力できる姿勢を持ち得ているかということになってきます。面接という公式の場で語られる内容だけでは、人柄の判断がつきづらいというのが本音です。

実際、就職活動全般に関して一歩踏み込んだサポートをさせていただいた学生は、入社後も長く続けてくれているような印象があります。

 

目立つ学生を採用することがすべてではない

―確かに、面接で見抜けることは限られているかと思います。人事担当としての垣根を越えた関係性に、新しい答えがあるということなのでしょうか?

間違いないと思います。

それに加えて、今の世代の学生は、相対評価よりも絶対評価を受けて育ってきている方も少なくないと思いますので、個別対応は有効な手段かもしれませんね。グループ面接を行うと、周囲の学生よりも奇をてらったアピールをする学生もいるかと思います。一見すると、器用に見えるので、印象に残るのですが、目立つ学生を採用することがすべてではありません。

実は、弊社でも不器用な子ほど、周りの社員に支えられ、継続して働いてくれるというケースも多いのです。個別対応を行うことで新たな採用の可能性を開拓するのも1つの手ではないでしょうか。

編集後記

企業と学生が考える「安定性」のイメージには、多少のギャップが存在するのではないだろうか。そのギャップを埋めていくためにも、お互いが歩み寄り、理解しあうことが大切。取材時間を通して、個別対応の意味を再認識することができた。

ライター紹介

株式会社 名大社

http://www.meidaisha.co.jp/

株式会社名大社
東海地区に根ざし、企業展や転職フェアなどの合同企業説明会や新卒ナビを通し、創業以来一貫して、企業と人との"出会いの場"を提供する就職情報会社。
延べ3000社にのぼるクライアントと築いてきた信頼と実績に支えられ、独自の採用サービスを展開する。
より深い信頼関係を築く中で見えてくる個社の魅力を求職者に伝えていくことを使命に、ジモトの人と企業の"ハブ"として、地域活性化への貢献を目指す。

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