名大社が伝える中小企業の採用担当者向けメディア
POWERED BY 名大社
求職者の方はこちら
求職者の方はこちら

【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.14

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

ジモ採るコラムをご覧くださっている皆さん、こんにちは。キャリアセンターの中の人 田中ヒロユキです。

5月の連休を前にして、本学学生の一部も内定(正式には内々定ですが…)を応募企業さまからいただく事例が増えてきました。

中には自己肯定の力が本当に低い学生もいますが、それぞれが連日のようにキャリアセンターのスタッフ(ボクを含みます)から雨のように質問を浴びせられ、エントリーシートや履歴書の中身や伝え方をダメ出しされていました。その中で自身に見合った努力をしてきたことをよく知っています。

だからこそ、内々定の報告をもらうと本気でおめでとう!と言えます。

夏に向け、まだまだ採用活動は続くでしょうが、1社でも多くの企業さんと、1人でも多くの学生とがいい出会いをできるようこれからも仕掛け続けていきます。

それでは今月の記事をお届けして参ります。

 

とある経営者のホンネが出ちゃいました

まぁ、先ほどのような感じでボクはキャリアセンターの中の人をやりながら、一方で自分の会社を回しています。いわゆる二足の草鞋。

本業が企業さんの採用のお手伝いですから、ダブルエージェント(二重スパイ)と揶揄されることもあるわけです 笑。そんな風に揶揄されながらも続けているのには、どちらにも有益な情報が一手に集まるからなんですが。

以前からこのコラムで申し上げている通り、採用のパラダイムは本当に変わってしまったのです。そしてそれは不可逆的に進行しています。

先に書いた通り、ボクは経営者という立場にいることもあり、経営者の皆さんの勉強会や集まりに参加させて頂いてます。

時に基本中のキとも言える会社経営の勉強をしたり、いつも人の輪の中心にいて朗らかな先輩経営者の思わぬご苦労話をご披露いただいたり…と、皆さんから学ぶことも本当に多いのです。

また、同じ経営者という立場同士の気安さも手伝ってか、思わぬホンネに触れられるのも経営者同士の集まりならではです。先日もそんな集まりに参加させていただいたのですが、なかなか普段は聴けないホンネトークが繰り広げられちゃったのでした。

当然ながら企業名や社長さまのお名前、経営者の集まりの名前は伏せさせていただきますよ。(笑)

だいたい経営者が数人顔を突き合わせれば、出て来る話はカネ、モノ、情報(下ネタ含む 笑)、そしてヒトです。

店舗型ビジネスをされている経営者さまや大規模な土地の取引が欠かせないビジネスモデルの社長さんが集まるテーブルでは、やはり土地の流通(モノ&情報)や銀行融資(カネ)のことが話題に上ります。

会員型ビジネスをされている経営者さまは商材の性質(ストック&フロー、つまりモノ)やバランス、また、組織の営業力や会社の雰囲気(ヒト)などについて話題が出やすい。

こうした話題でひとしきり盛り上がり、お酒が進んできたり食事が進んで来るとそろそろ人材採用、つまりリクルーティング(ヒト)の話が出てきやすくなります。

  • 採用、どうやってやってる?
  • この前、中途採用した人材、なかなか良くてね…
  • 日本人の新卒は骨のある子が少ないねー(留学生や海外採用の方が上手くいくよねー も同義)
  • ウチは4年くらい前から時間外手当、キッチリ払うようにしておいて良かったわ~

…なんて話題が出てきますね。

で、ようやく

  • そういえば、田中さんとこの大学ってどんな学生育てとるの?
  • 欲しい層にキッチリとリーチするにはどうすりゃえぇの?

…みたいな質問をいただきます。

※こんなフランクな感じでご質問いただくと嬉しくなりますが ( ^^)v

その後、色々とお話を伺っている中でとある社長さんの口からホンネがポロリとこぼれました。それはもうついにキタ!という感覚でしたね。

 

以下、某経営者さまのホンネのつぶやきです

もうさぁ、こう言ってしまうのはアレだけどさ、これだけ売り手市場とか、簡単に辞めるとか言われちゃう風潮を見とるとさ、人材に関して言えば世の中不景気になれ!バブル崩壊後もう一回来い!って思っちゃうよね (苦笑)!

…と。

正直に言います。

この瞬間、オォォォォォッォォォオォォォォオ!ついにホンネ キターーーーーーーーーー!と一人で盛りあがってしまいました。

そしてその話に耳を傾けて聴いていた他の経営者さんたちも、ウンウン…と深く頷く!

その後、何人もの経営者さんがめいめいに口にされたことは、現実のビジネスが上手く回っていることとは反比例するかのように、自社の採用活動が上手く回らないことへの不安感が滲んでいるのでした。

お立場があるので、不安だ!と直接的におっしゃることはありませんが、採用担当者や人事でもない経営者の皆さんが思い悩んでいることを知るいいきっかけとなりました。

 

今は過渡期。短期視点に巻き込まれすぎない

先ほどのような光景は、失われた20年とか就職氷河期などと呼ばれた時期にはまず見られませんでした。むしろ学生たちは、バブル組はいいよなぁーとか、リベンジ転職してやる!とか。もしくは勝ち組負け組なんて言葉が学生同士で囁かれたものでした。

ですが、そうした振り切った状況は長く続くはずもありません。必ず揺り戻しが来る。今度は別のパラダイムシフトが待っていますから、今はあくまでも過渡期なんですね。短期的な視点で見れば採用企業側に苦しく見える売り手市場も、中長期で見れば人余りの買い手市場が見えています。

ただし、新しいパラダイムに入っているのに古い立ち位置を保っている人、やることや行動原則を変えられない人、企業は苦しむことになります。

ボクはこんな仕事をしていますから、採用をお考えの企業経営者さんとお話をする機会を頂きます。そこでよく質問されるのが、採用をうまく進めるためには何に気をつけたらいいですか?というもの。この時、ボクは迷わずこうお答えしています。従業員満足度をあげることですよ、と。

オフィス家具を新品に変えてください…とか、社員食堂を整備しましょう…、社員旅行やってください…という話ではありません。それではお金がかかり過ぎます。

とても単純なことです。社員が働きやすい仕掛けを作るだけでいいのです。

  • 現場の社員が意思決定しやすいルールや仕掛けはあるか?
  • 責任の範囲と権限の範囲が適正か?
  • 就業規則は誰にでも手に取りやすい場所に設置されているか?
  • 残業をする際の根拠と出すべき成果が明確になっているか?
  • 会議のための会議は行われていないか?
  • 休暇の取得や早退をしやすい空気が社内にあるか?

簡単に書き出しましたが、この6つを点検し、社員が仕事を進めやすくするにはどうしたらいいのか?を整備するだけで社員満足度は上昇します。

その成果は目に見えるものばかりではありません。が、ジワジワときます。ジワジワと来るものの方が実は長続きします。経営者さんのお仕事は中長期的に社業を発展させることにあるのですから、短期的な視点にばかり陥ってはマズいですよね。

いい人を取る道14:従業員が働きやすい、仕事を進めやすい環境、ルールを整える

ライター紹介

田中ヒロユキ

http://jinzaisaiyou.jp/

愛知大学文学部文学科卒業
大学卒業時は未内定で、1冊100円の求人誌で探した営業会社で営業を担当。それがいわゆるブラック企業で1年足らずで退社。
次は【人を管理する側】で働こうと人材派遣業界へ。労働者派遣法初めての改正自由化の時期をはさみ、10年籍を置く。

06年、独立。株式会社ウィングを起業。製造業、事務、医療機関などを中心に人材の採用と仕事へのマッチングに携わる。
同時に08年以降、企業の採用コンサルティング、採用企画を手掛け、企業がほしい人物像と経営戦略とを掛けあわせるサポートを行う。
また起業と同時に、仕事や場を選ぶことが人生に与える影響、リスタートする人としない人との差に興味を持ち、キャリアデザインについて学び始める。
現在は名古屋経済大学においてキャリア教育・就職支援専門の教員として就活生から怖れられつつ、一部から頼られている。理由は「採用担当者さんの100倍厳しい」から。
JCDA会員 (2009年資格習得による)
名古屋経済大学 キャリアセンター副センター長 法学部 准教授
株式会社ウィング 代表取締役

関連記事

【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.25

【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.25

【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.24

【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.24

【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.23

【新卒採用】自社に合った学生採用への道 vol.23

ジモト採用のことなら名大社にご相談ください

採用でお困りでしたら私たちがサポートに伺います

弊社は創業以来クライアント数延べ3,000社、東海エリアのジモト企業と求職者の数々の出会いの場を創出してきました。

ジモトに根ざした名大社だからこそわかる個社の魅力を発見し、求職者に誠実に伝えていく為、全力でサポートさせて頂きます。