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UターンIターンの学生を採用するコツ【後編】

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学生の負担を減らす採用の工夫

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

Uターン、Iターンの学生を採用するためのコツを、「UIターン就職を希望する学生が感じる障害を、極力取り除く工夫をする」という視点から考えるために、前編では、愛知県、岐阜県、三重県出身の学生が感じている障害を県別にご紹介させていただきました。

後編では、3県に共通した3大障害ともいえる、

  • 地元までの交通費
  • 地元までの距離・時間(がかかる)
  • 地元企業の数が少ない

について、採用活動でどんな工夫ができるのかをまとめてみたいと思います。

 

合同企業説明会、就職フェアなどのイベントに参加する

「地元までの交通費がかかる」「地元までの距離・時間がかかる」という学生の負担を少しでも少なくするために、真っ先に検討したいのが、名古屋など大都市圏で開催される、合同企業説明会や就職フェアなどのへの参加です。

民間企業や行政が開催するこれらのイベントでは、多くの企業が一同に集まるため、1日で複数の地元企業を効率的に見て回れると、本気でUIターン転職を考える多くの学生が利用します。

出展には採用コストもかかりますが、他の募集媒体では会えないような学生に出会える可能性も高いのも魅力です。さらに、イベント会場で学生と直接コミュニケーションをとれるので、「自社への応募意欲を高めてもらえる」というメリットもあります。

今の就職活動の日程では、65.2%の企業の会社説明会が3月に集中し、その後4~6月までの3ヶ月間でほとんどの面接が行われます。そのため、「会社説明会に参加してもらおう」と考えても、日程が他社の説明会や面接と重なり、応募をやめてしまう学生がいる可能性は大いにあります。

そんな中で、一度「合同イベント」で学生とコミュニケーションを交わしておけば、過密する就職活動スケジュールのなかでも、「あの会社はおもしろそうだったから、行ってみよう」と自社の説明会への参加に対するモチベーション、優先順位を高めることができます。

「そうはいっても、以前出展しても、いい学生どころか、そもそもブースに学生があんまり来なかったんだよな…」

という苦い経験があったとしても、ブースの展示(製品見本を展示する、社員やオフィス、社外活動の写真を貼る、親しみやすい雰囲気のチラシ、ポスターを作るなど)の工夫次第で、今年は違った成果を得ることも十分可能でしょう。

 

オンライン会社説明会・一次面接の導入を検討する

また、交通費や移動にかかる距離や時間の負担を軽減するために、U-streamなどを活用し、「オンライン会社説明会」や「スカイプ(またはグーグルハングアウト)での一次面接」の導入を検討するというのも一案です。

最終面接はもちろん直接会って人物、雰囲気などを確かめたほうがいいですし、学生にとっても会社の雰囲気を実際に目で見て肌で感じたほうが安心しますが、その前の一次面接であれば、あれば、オンライン面接でもある程度のスクリーニングができます

加えて、オンライン会社説明会やオンライン面接であれば、自宅からでも参加できるため、学生の交通費や移動にかかる時間の負担を大幅に減らすことができます

さらに、オンライン会社説明会や、オンライン一次面接などの手法を導入することで「ちょっと面白そうな地元企業があるぞ」と、企業に興味を持ってもらえるきっかけにもなるかもしれません。

2017年卒生の就職活動では、オンラインセミナー(WEBセミナー)を視聴経験者は64.5%と2016年卒の59.4%からさらに増え、平均視聴社数もライブ中継3社、オンデマンド(録画)放送2.6社と、もはや「当り前の手段」になりつつあります。(株式会社ディスコ「キャリタス就活2017 学生モニター調査結果(2015.4発行)」)

オンライン企業説明会でも、参加者をどのように集めるかという集客は大きな課題はなりますが、就活生・地方の中小企業と双方にメリットがある手段ではありますので、一度前向きに検討してみるのはいかがでしょうか。

 

自社サイトの採用ページを充実させる

そして「地元企業が少ない」という障害については、如何ともしがたい印象を持ってしまいますが、確かに東京などの大都市圏に比べると数は少ないかもしれませんが、一方で学生が地元企業をよく知らないために「地元には企業が少ない」と思い込んでいる可能性もあります。

ここはなかなか対策が難しいところではありますが、「地元にも魅力的な企業がある」と知ってもらうためにも、就職情報サイトやハローワークなどの様々な媒体に載せる、そして自社サイトの採用ページの情報を充実させるという「自社の採用情報発信」をより積極的に行っていきましょう。

特に自社サイトの採用ページは、いずれの媒体で目にしても「どんな企業なんだろう?」と学生が興味を持ったときに訪問されますので、事業内容や仕事内容、会社の雰囲気や良さが伝わり、興味を持ってもらえるようなサイトにしておきたいものです。

「かといって、どんな情報発信をしていけばいいのかわからない」という場合には、つい最近就職活動を経験したばかりでもある入社2~3年目の若手社員に

  • 「自分が就職活動をしていたときに、どんな情報が欲しかったか」
  • 「企業がどんな情報を発信していれば、学生にとって魅力的に思えるか」

などのアイデアを出してもらうと、UIターンを考える就活生にとって魅力的な採用ページができあがるでしょう。

 

夏のインターンシップを実施する

2018年卒学生の採用活動には間に合いませんが、「自社の情報発信を強化する」という点では、2019年卒学生の新卒採用に向けて、夏のインターンシップを実施するという方法もあります。

今や、インターンシップは就職活動において大きく影響し、株式会社リクルートキャリア就職みらい研究所が発表した「就職白書2017」(2017.2)によると、インターンシップに参加した学生の62.4%がその企業にプレエントリーし、この割合は2015年卒の44.5%から年々増加しています。

夏休みに地元に帰省する学生も多いと思いますので、その帰省の時に体験できるようなインターンシッププログラムを開催するのも、「応募母集団形成」に役立つのではないでしょうか。

愛知県、岐阜県、三重県出身の学生は、いずれも過半数以上が地元就職を希望しています。

今は各自治体や大学も、地元就職を希望する学生に交通費を負担するなどのサポートを行っていますが、企業としても学生が感じている障害を取り除けるように何ができるか考え、UIターン就職活動がしやすい環境がさらに整うと、地元就職を希望する学生はもっと増えるかもしれません。

 

引用データ

株式会社ディスコ「キャリタス就活2017 学生モニター調査結果

株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所「就職白書2017

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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