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転職に対する本気度を確かめる方法とは?(後編)

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後編 選考プロセスのコミュニケーションから転職の本気度を確かめる

最近は若者の恋愛離れが取り沙汰されることも多いですが、恋愛では「この人と付き合いたい!」と本気で思うような相手に出会えれば、それまでとはアプローチの仕方が変わってきます。

転職も同様に、「この会社に転職したい!」と本気度が高ければ、自然と応募の段階からコミュニケーションが違ってくるものです。

ぜひ採用したいと思う人材の本気度が高ければ、お互いにこれほどハッピーなことはないですが、採用の現場ではそうはうまくいかないことも多々あります。また、「ぜひ入社したいです」と熱心に語ってはいるものの、それが本当なのか、本気度がわからないということも、これまたよくあります。

そこで後編では、選考プロセスのコミュニケーションから、転職の本気度合を判断するポイントと、本気度が感じられなかったときの対応について、まとめてみたいと思います。

 

本気度が高ければ、返信は早い

当たり前といえば当たり前ですが、本気度が高ければ高いほど、採用担当の連絡に対するレスポンスは早くなります。

現職で「日中忙しく、会社のパソコンは使えないから連絡できない」という場合にも、本気度が高ければ、昼休みや帰宅後(帰宅中)などに返信しますから、昼休みか夕方には返信があることがほとんどです。

反対に、面接の連絡をしてメールの返信が返ってくるまでに2日かかるようであれば、転職そのものを「いいとこがあれば」程度に考えている可能性もあり、本気度はやや低いかもしれないでしょう。

 

本気度が高ければ、返信には何か一言気持ちを伝える言葉がある

転職への本気度が高ければ、自分の意欲をなんとかアピールしたいと考えます。ですから、選考プロセスの連絡に対する返信には、

  • 「面接の機会を頂き、ありがとうございます」
  • 「面接では〇〇様の話をお伺いし、ぜひ一緒に仕事をさせていただきたいと思いました」

など、何か一言、気持ちを伝える言葉が添えてあることが多いものです。

コミュニケーションの苦手なタイプの方は、この限りではないこともありますが、社交辞令的ではない、気持ちを込めた返信を送ってくる応募者は、転職の本気度が高いといってもいいでしょう。

 

面接の日程調整がなかなかつかないのは本気度低いかも?

一方で、現職の方を中心に日程調整がなかなかつかない方もよくいます。

現職の第一線で活躍している方や、なかなか有休がとれない職場、事務職で日中抜け出せない方などは面接の日程調整にも苦労しますよね。

 

しかし、本気で転職したいと思っているなら、企業が提示した複数の日程の間でなんとか都合をつけようと調整するか、「都合のいい時間を教えてください」といえば、企業も面接しやすいような時間帯で、自分の都合がつく日程をできる限り広く、多めに伝えてきます。

企業が提示する日程でなかなか面接できない、あるいは日程調整で上がってくる「都合のつく日程」が極端に少ない場合は、転職そのものの優先順位が低いことを疑ったほうがよいかもしれません。

 

本気度が低そうなら、面接で応募者の志向を確認しよう

どんなに理想的な経験を持っていても、転職に対する本気度が低ければ、内定を出しても辞退される可能性もあります。

それではお互いに費やす時間がもったいないですから、面接設定までのコミュニケーションで応募者の本気度が低そうだと感じたら、面接ではより丁寧に本人の志向性を確認していきましょう。

応募者が自社への転職の本気度が低いのは、それなりに理由があります。「いいところがあれば」くらいで、転職そのものに対して、それほど本気で考えていないケースもありますし、もっと志望度の高い他社に応募しているケースもあります。

いずれにしても、自社を「本気」で考えていないのは、

  • 仕事内容が本当にやりたいことと、少し違う。
  • 給与が希望よりも低い。
  • 扱う商品やサービスにイマイチ魅力を感じていない。
  • 社風が合わないと感じている。
  • 入社後の成長イメージが見えない。

などの理由が、どこかにひっかかっているからです。

ただしそれは、あくまで応募前にHPや転職情報サイトなどの情報から得た印象で、そう思っているだけなので、面接できちんと情報提供ができれば本気度が変わっていく可能性は大いにあります。そこで、

  • 「転職してやりたいと思っていることは何か」
  • 「自社の商品やサービスのどんなところに魅力(興味)を感じているか」
  • 「この会社で働くことで、自分はどうなりたいのか」

などを丁寧に質問していきましょう。その答えが、歯切れが悪いものや、自社の環境や状況と違うものがあれば、それが、応募者が気になっているところかもしれません。

※面接で本気度を確認する質問の例は、こちらの前編で詳しく紹介していますのでよろしければご確認ください。

また、仕事内容も求人情報で表記してあること以外に、「こんなこともできる」とわかれば、「それならやってみたい」応募者の気持ちも変わるかもしれません。実際に社内や工場を見学してもらったら、「なんか思っていたより、良さそうだ」と意欲が高まるかもしれません。

反対に、面接で確認しても本気度が低いようであれば、お互いに余計な時間を過ごす前にお断りしたほうがよいといえるでしょう。

 

本当のところは、どう思っているのか

応募者の本音は見えにくいものですが、こうしたちょっとしたコミュニケーションのスピードや、メールの一言にその本音を垣間見ることができます。

「転職に対する本気度合」は、非常に重要な指標で、多少経験不足でも、自社への転職を本気で考えてくれている人のほうが、入社後に活躍してくれることも少なくありません。

みなさまの会社で本当に活躍してくれる人材を面接で見抜くために、前編、後編と紹介させていただいた「本気度を確かめる方法」が少しでもお役に立てれば嬉しく思います。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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