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経営とは人材育成である ー医療法人社団 栗林歯科医院ー

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こんにちは、株式会社オールプレジデントの渡部です。

現在コンビニよりも数が多いとされる歯科医院。そんな中、歯科助手、歯科技工士、歯科衛生士は慢性的な不足状態が続いています。特に全国ワースト1、2を争う歯科衛生士不足の愛知県では、1医院あたり、なんと約0.8人しか歯科衛生士がいないという厳しい現実があります。

深刻な歯科衛生士不足の中、千葉県浦安市には、今年歯科衛生士を3人新卒で採用し、歯科衛生士が計6人体制の歯科医院があります。今回は医療法人社団 栗林歯科医院の栗林研治理事長にお話を伺いました。

大切なのは経営に興味を持ってもらう事

ー全国的に歯科衛生士が不足状態で採用に困っている医院が多いとお聞きしましたが、その原因は何だと思いますか?

いろいろ理由はあるかと思いますが、医院を経営している方が、組織を経営するノウハウを学んでない事が一番じゃないでしょうか?歯科医師は、大学で「歯の治療」に関しての勉強はしますが、経営の勉強は全くないんですよね。技術や知識があって開業しても、マネジメントの知識がないから、人がすぐに辞めてしまったり、そもそも採用できない、という医院も多いと思います。

ー確かに経営学を学ばずに開業される方は多いかもしれませんね。

そうなんです。だから僕はもっと皆さんに経営に興味を持ってもらう事が大切だと思います。僕は、もちろん患者さんの治療もしていますが、本院も第2診療所もそれぞれ院長がいるので、医院の経営に時間を使えるようにしています。

ー栗林先生は経営についてはどこで学びましたか?

経営については本やDVD、セミナー等で勉強しました。世界的に有名なSMIプログラムを受けたりあとはMID‐Gという歯科医院の為の学術と経営・教育の両立を目指す学会にも力を貸してもらっています。あとは実践からひたすらトライ&エラーの繰り返しです。

 

素人をプロフェッショナルに育てる教育機関

ー経営を学んだり、実践したりする中で、人材採用にはどのように役立っていますか?

僕は、経営は「人材育成」だと思っています。我々の業界では、IT技術の発展により、これまでになかった治療法や、想像もしなかった医療機器が次々と出てきています。最新の設備環境で教育体制もしっかり整えているという事は、人材獲得にはかなり有利だと思います。

また、当医院はオリジナルのマニュアルがありますしね。

医院で作成したオリジナルマニュアル。全職種(受付・事務)のマニュアルも揃っている。

ーこれを作るのは結構大変だったんじゃないですか?

最初はメチャクチャ大変でしたよ(笑)今は最初のものをベースに年1回更新作業を続けているので、最新の内容にバージョンアップしています。

今後はマニュアルも電子化を考えています。

ーマニュアルの他に人材育成で役立っていることはありますか?

連絡ツールとして社内SNS(talknote)を使っていますが、新人教育にも活用しています。日報には学んだことや、質問・目標をUPしてもらっています。

IT化により、先輩が新人だった頃の履歴を見ることができるので、仕事のモチベーションUPや、「自分はいつまでにこの地点まで成長する!」という未来のビジョンにも繋がっています。

ー医療機器だけでなく、ここにもITの最新技術を取り入れているんですね。

当医院の理念の一つとして「素人をプロフェッショナルに育てる教育機関」というのを掲げているので、こういった社内の教育に関しても最新の技術を取り入れないとね。

スタッフが結婚・出産で退職すると求人活動をしなければいけませんよね。でも、こういったマニュアルや、新人が成長した記録といった何にも替えられない資産があれば、未経験でも安心して採用・教育ができます。

結局はそこがうまくいっている理由なのかもしれないですね。

 

挨拶は目上からすること

ー経営も人材育成の体制もいきなり整えることは難しいと思いますが、今日から始められる事はありますか?

そうですね。挨拶、返事、連絡、相談など、コミュニケーションをしっかり取る事ですね。

ー社内のコミュニケーションが大事だということはよく言われていますからね。

そうですね。実際に当医院でもランチは全員一緒に食べたり、個人面談を行っています。ちなみに、挨拶は必ず「目上の人からすること」ね。

ー経営者自らということですか?

そうです。僕も自分から挨拶をしてます。

社内で「挨拶をしよう」なんてよく聞くけど、結局強制的にやらされていたら意味がないので。それに挨拶されて悪く思う人なんていないと思いますし。

仕事は楽しく。そのためにはまず、自分から挨拶を心がけています。あともう一つあるとすれば、上手くいっているところに見学に行くことかな。外に目を向けて、参考にできるシステムを取り入れたり‥‥

歯科業界では見学を受け入れているところって多くないみたいですが、当医院でよかったらいつでも大歓迎ですよ。実際に国内だけでなく韓国やインドからの見学もいらっしゃってますからね。

 

編集後記

昼休みを利用して、診療スペースやスタッフルームで取材に応じてくれた栗林理事長。取材中も院内の方々と本当楽しそうにやり取りしている場面がいくつもありました。人材採用をするには、まずは経営者から。そのことを強く感じました。

そんな栗林歯科医院を見学したい方は下記から。いつでもお待ちしているとの事です。

http://www.kuribayashi-dc.com/

ライター紹介

渡部 仁志

https://techport.co.jp/

テクノポート株式会社 コンサルティング課
モノカク 編集長兼ライター
上級ウェブ解析士

2013年4月にオールプレジデント(テクノポート株式会社の旧社名)に入社。前職からの広い経済、ファイナンスの知識と独学で得た少々独特な知識を活用し、中小製造業の営業支援に従事する。

モノカク

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