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転職に対する本気度を確かめる方法とは?(前編)

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前編 面接の質問とその対応で本気度を確かめる

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

中途採用の面接をしていて、「この人はぜひ採用したい」と思うような人材に出会ったときに気になるのが求職者の転職に対する本気度合です。

  • 本当にこの人は、転職する気があるのか。
  • 内定を出したら、ちゃんとウチに入社してくれるのか。

面接でどんなに意気揚々と志望動機を話していても、それが心からの本音とは言い切れないのが採用の難しいところ。転職に対する本気度がなかなか見えにくい求職者には、次のような質問とその反応からその本気度を確認していきましょう。

 

「弊社のどんなところに魅力を感じていただけましたか?」

採用面接では非常にオーソドックスな質問ですが、この質問の答えの内容やその答え方で求職者の本気度がわかります。

肝心なのは、この質問に対する最初の答えではなく、その答えに対して「それはどうしてそう思ったのですか?」と深堀をするような質問をし、そこで返ってきた答えとその答え方です。本気度を確かめるためには、次の3つのポイントをチェックしましょう

➀その答えが、自社にしか当てはまらない内容かどうか

転職に対して本気で考えていればいるほど、より具体的に様々な視点から考えています。ですから、理由を深堀すれば、相応のきちんとした答えが返ってきます。

たとえば、最初の質問に対する答えが、「地元の企業だから(家が近いから)」という点だったとしましょう。転職に対する本気度が低かったり、実はあまり興味がない会社だったりすれば、「生まれ育った地元に役に立つ仕事がしたいと思ったので」とか、「家から通いたかったので」というどんな企業でも使い回せる無難なコメントが返ってきます。

本気で第一志望で考えていたら、「両親や知人に聞いたら、評判も良かったので」「海外展開していているので、地元にいながら世界と繋がって、仕事ができると感じたので」など、どんなに稚拙でも何かしら「自社ならではの理由」があります。

そこを見抜いていきましょう。

➁答えを話すときに、「目」に力強さがあり、「声」にハリがある。

 

本気の思いを語ろうとすると、「目」に力強さが、そして「声」にはハリが生まれます。声が小さいなら、小さいなりに、真剣な思いを語る時には、しっかりとした口調になるものです。

また本気であれば、相手に自分の考えをわかってほしいという思いから、面接官の目を見てしっかりと語るでしょう。

➂表情が力強くなる、あるいは明るくなる。

さらに「自分がよいと思っていること、魅力に感じていること」を語る時は、人は自然に表情も明るく力強くなります。

求職者の表情をよく見て、表情の変化を見逃さないようにしましょう。

 

「ご家族は、わが社への転職を賛成してくれそうですか?」

本人が転職に対してどんなに前向きで本気であっても、家族に反対されて転職を諦めるケースは非常によくあります。

独身の求職者の場合は両親に、既婚者の場合はパートナーに、今の転職活動や、自社へ入社することをきちんと話しているのか、話したら賛成してもらえそうなのかをこの質問で確かめておきましょう。

「相談してあり、応援してくれています」という返答ならば、心配要素は極めて少なく、事前に相談していることも考えれば転職の本気度はとても高いと言えます。

「まだ話していないけど、たぶん賛成してくれると思います」と明るく返ってくれば、ボーダーラインは超えていますが、同じこの台詞でも一瞬躊躇したり、「内定が出てから相談します」という答えだったりする場合は、転職に対する本気度に関しては注意をした方がいいかもしれません。

 

「残業は大丈夫ですか?」

残業に対する考え方で、仕事や転職に対する本気度の全てが測れるわけではありません。今は、「仕事を真剣に、時間内に効率的に終わらせて早く帰りたい」という人も増えており、残業したくないからといって、仕事に真剣ではない、転職に本気ではないとはいいきれないからです。

それでも、繁忙期などに残業が多い現場であれば、残業の実態を伝え「残業は大丈夫ですか?」と聞くことで、転職の本気度を測る一つの参考にはなります。

やりたい仕事、働きたい職場であれば、多少の残業は厭わない。そんな雰囲気が回答から感じられるかどうかを、確認してみましょう。

 

「内定を出したらご入社していただけますか?」

最後にこの質問です。非常にストレートな質問だからこそ、これに応える「間」や「答え方」で本気度はかなり推測できます。

求職者のタイプにもよりますが、「もちろん入社させていただきます」という即答は、それまでのコミュニケーションが大いに盛り上がり、面接官と意気投合しているような状態であれば問題ありませんが、そうでなければその場のノリと勢いで応えている可能性もあるので要注意です。

また、どんな答えであれ、答えにくいことを聞かれた時に起こる、独特の「間」や表情の変化があったときには、転職の本気度は注意したほうがよいでしょう。

また、「大切なことですので、内定をもらってから家族と相談してしっかり考えたいと思います」という、「返事まで時間が必要」とするような回答が返ってきた場合は、もっと入社意欲の高い他社の選考結果を待っていると考えてほぼ間違いありません。

このような場合、ぜひ採用したい人材であれば、内定後に社内見学や工場見学、中途入社して活躍している社員との面談などを設定し、自社への入社意欲を高めてもらうフォローが必要となります。

転職への本気度合は、「答えそのもの」ではなく、答え方や、答えるまでの「間」や「表情」など「非言語のコミュニケーション」に本音が垣間見えることも少なくありません。だからこそ、求職者の表情などをしっかりみておくと、転職の本気度を見抜く参考になるでしょう。

また転職者の本気度は、面接の間だけでなく、選考プロセスでのコミュニケーションでも、垣間見ることができます。

次回後編では、選考プロセスでのコミュニケーションから判断できる転職の本気度合について、まとめてみたいと思います。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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