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採用難を切り抜ける秘策(十八史略に学ぶ)

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中学、高校と歴史オタクと言われていたキャリアカウンセラーの臼井です。

早いものであっという間に新年も1カ月が過ぎ、プロ野球も各チームがキャンプインとなり、春の選抜も私のジモトの東濃地域の多治見高校が21世紀枠で初出場と、着々と球春の足音が近づいてきています。

いよいよスタートという感覚は新卒の採用業務をされている方にとっても同様ではないでしょうか? ついに1年で一番忙しい季節がやってきたと思われている方も多くいると思います。

若年層人口が減ってくることで、優秀な学生の採用は競争激化の様相を呈しきてきます。新卒採用で忙しくなってくる時期とは思いますが、即戦力人材の登用も課題となっている企業様も多くいらっしゃると思います。

中途市場も採用競争が激しくなってきており、求人を出しても応募がないという企業様もおられると思います。

 

激しい市場競争を勝ち抜くために、優秀な人材獲得に困っているのは、何も現代だけの話ではないのです。

今から2,300年ほど前の中国、人気漫画「キングダム」より少し前の時代、7つの国が覇権を争う戦国時代。各国は優秀な人材を確保すべく競い合っていたのです。そんな時代の話から秘策となるヒントを探ろうと思います。

 

「金1000で千里走る馬を探すことを命令された家臣の行動」

戦国7雄の一国燕の国の昭王が、小国である自国の力をつけるために優秀な人材を集め、強敵斉に敗れた父の敵を討ちたいと考えていた。郭隗という人物にどうしたら優秀な人材を集められるのかを訪ねました。

郭隗曰く

「その昔、君主より千金(大量のお金)を受け千里走る馬を購入するよう指示を受けた家臣がいました。ところがその家臣は死んだ馬の骨を金500で買って帰ってきました。

当然君主は非常に怒ります。しかし家臣は

『死んだ馬の骨ですら金500で買う王様であれば、生きている馬ならもっと高値で買ってくれると考え、どんどん馬が集まってきます』

と答えました。

結果一年もたたないうちに当初の目的である千里走る馬が3頭も集まってきました。」

という話をしました。

 

「まず隗より始めよ!」

彼はこの故事を昭王に説明し、この事例のように、凡庸な私を起用し重宝して頂ければ郭隗レベルをそこまで厚遇のするのであれば、自分ももっと認められると考え、優秀な人材があるまると思います。

まずはこの隗(郭隗)より始めてみませんかと昭王に進言しました。昭王はさっそく新しい邸宅を郭隗に与え厚遇しました。

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(参照:キングダム 24巻 作・原泰久 集英社)

その後、戦国時代随一の名将と言われ、合従連合の立役者楽毅、のちに「鶏口となるも牛後となるなかれ」と説いた蘇秦などの人物が燕に集まり、奪われた地を斉から奪い返し国力を盛り返したのです。

キングダムを読まれている方は廉頗がいる「趙三大天」、白起のいる「秦六将」に囲まれながらバランスが保てたのは彼の存在が大きいといえばそのすごさが理解いただけると思います。

この話は中国の歴史書の「十八史略」の話の一つで、高校生の時の漢文の授業だと思いますが習った記憶がありますし、皆様もどこかで聞いたことがあるかと思います。

 

「まずは転職回数不問から始めよ!」

実務経験がある、実力があると思っても、転職回数が多い方となると躊躇されるケースが人材紹介をやっていて多いと感じています。

先ほど登場した楽毅も、後に代替わりのゴタゴタに巻き込まれ燕の国をでていますが、その前は趙、魏に仕え、隗より始めた燕の昭王に惹かれて、燕に仕えたのです。

前歴ではなく、その人柄、実力を評価し採用し、結果昭王が生きている間は忠実に仕えたのです。昭王死後はその子が力のある楽毅を恐れ、命が狙われる可能性もあったので趙へ亡命しています。(その後和解はしていますが)

中国の歴史の場合、君主が暗愚の場合や、家臣間のいざこざが多い場合は、優秀な家臣は見切って他国へ行ってしまうケースは日本に比べると多い気がします。

転職回数が多い人はすぐ辞めるのではと危惧されるとは思いますが、これは本人に要因がゼロとは言えませんが、採用した側次第というのは、歴史を見ると感じます。採用する側の起用法次第でリスクが軽減できると思います。

リミットを外していただければ、我々のような人材紹介会社からの提案も増え、戦力となる人材が採用できる可能性が増えると思います。紹介する立場からすると隗より始める企業ですので、活躍できるはずですと!紹介しやすくなります。

隗より始めようという企業様のお問合せお待ちしております!

ライター紹介

臼井 資則

http://www.meidaisha.co.jp/

岐阜県中津川市出身、立命館大学 経営学部卒。転職回数4回。
新卒では名古屋本社の創業130年老舗繊維専門商社へ入社。名古屋市内の人材紹介会社営業を経て、東海地区のSier企業の人材紹介事業立ち上げ時に入社し、キャリアコンサルタントとして求人開拓、登録者面談を行う。得意分野はIT、メーカー、金融、商社等。
入社1年半後に事業責任者の退社にともない事業責任者となり、自社サイトの刷新、集客対策、部のマネジメントを担う。
その後福岡拠点立ち上げと、新卒、中途採用を行うため、福岡へ。主にIT人材採用に注力、理工系大学訪問、大学にて面接対策等を行うなど一貫して人材畑を歩む。
リーマンショックにより、一時人材業界から離れて貿易会社へ営業として転職するも、2014年4月より株式会社名大社入社。人材紹介事業部キャリアコンサルタントとして復帰。
2004年8月より厚労省認定CDA(キャリアディベロップメント・アドバイザー)資格取得。
2013-2015愛知県内私立大学の社会人基礎力外部評価委員として参画。

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