名大社が伝える中小企業の採用担当者向けメディア
POWERED BY 名大社
求職者の方はこちら
求職者の方はこちら

2018年卒就活生の動きはどうなる?その動向を考える【後編】

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

前編では2018年卒就活生はどんな傾向があるのか、様々なデータからみてまいりました。

そこで今回の後編ではその傾向を踏まえて、中小企業が2018年卒新卒採用を成功させるためのポイントどこにあるのか、まとめてみたいと思います。

 

ポイント➀個別セミナーの選考スケジュールを戦略的に

0111-1

2017年卒からスタートした「3月に情報公開」「6月に選考活動開始」というスケジュールでは、企業の個別セミナーが3月と4月に集中します。

実際に2017年卒も、3月に68.7%、4月に76.6%の自社の個別セミナーが開催されました(株式会社マイナビ「2016年度 新卒採用・就職戦線総括」)。

2018年卒採用では、これを踏まえて自社の個別セミナーのスケジュールを戦略的に考えていく必要があるでしょう。例えば、個別セミナー日程が重なる3~4月は、他社との日程が重なり学生が集まりにくい可能性があります。

中小企業の採用戦略としてはあえてその時期をずらすという考え方もありますが、一方で、株式会社マイナビの「2017年卒大学生就職内定率調査」(2016.8)によると、5月末には43.0%、6月末には65.3%の学生が内々定を獲得。6月末の時点で60.0%の学生が「内々定先に満足したので就職活動を終了する」と回答しています。

日程が重なる過密スケジュールの時期には他社とのバッティングがしやすいですし、かといってその時期を避けて6月以降にすれば、約60%の学生が内々定を得て活動をやめている状態での開催となります。

学生が最も活動している3~4月に個別セミナーを開催するのか。それとも、中小企業の採用活動は大手企業の内々定が出てからが勝負という一面もありますので、夏以降に最も注力する個別セミナーを開催するのか。

採用数確保のために自社の個別セミナーをどのような時期に、どんな学生に対して行うか、合計何回行うのか、戦略的にスケジュールを組んでいく必要があるでしょう。

 

ポイント➁合同企業説明会を活用

短期決戦型のスケジュールで学生と多くの接点を持つために、有効活用したいのが合同企業説明会です。

株式会社ディスコのキャリタス就活「2017年卒 採用マーケットの分析-就職・採用戦線総括2017-」(2016.12)によると、2017年卒の採用活動では学生との接点を増やすために、「合同企業説明会への出展回数」を「増やした」と回答した企業は38.1%

効率よく活動するために、学生も合同企業説明会を活用していることからも、合同企業説明会をうまく活用していくことが2018年卒も重要と思われます。

ただし、ProFuture株式会社のHR総研の「2017年新卒採用 選考解禁後の動向」調査(2016.6)によると、学生が合同企業説明会に参加した時期もやはり集中しており、文系学生の85%、理系学生の79%が3月の合同企業説明会に参加しているものの、4月にはこの割合が文系学生33%、理系学生29%まで減少

さらに、5月に合同企業説明会に参加した学生の割合は文系で12%、理系で8%となるため、学生が盛んに活動する3月から4月に開催される合同企業説明会への参加が、採用成功に向けて欠かせないものになるといえそうです。

※合同企業説明会から、自社の個別セミナー参加に結びつけるためのポイントはこちらの記事でまとめております。

・採用ノウハウ「合同企業説明会から説明会参加に結びつけるコツとは

 

ポイント③学生との距離を近くする工夫を

0111-2

新卒採用におけるインターンシップの重要性が年々大きくなっている今、多くの学生が「インターンシップに参加経験あり」という状態で、採用活動がスタートします。

インターンシップに参加した学生はその企業に対する印象が良くなり、応募意欲が高まることが様々な調査から明らかになっています。つまりインターンシップを開催した企業は、参加した学生と一歩距離が近い状態から採用活動がスタートできるのですが、冬のインターンシップを予定していない場合、今からその準備をするのは少し難しいでしょう。

そこで、2018年卒生対象のインターンシップ未実施の企業は、インターンシップを開催した企業との差を埋めるべく、合同企業説明会や個別セミナーで学生との距離を近くする施策を考えるのはいかがでしょうか。

インターンシップに参加した学生は、その企業の印象が良くなることが多いのですが、それは

  • インターンシップを通じて企業を理解し、企業との距離が近くなる。
  • インターンシップ中の活動を通じて社員とコミュニケーションを交わし、親近感を持つようになる。

という要素が大きいと思われます。学生がインターンシップに参加した企業に対して持つようになったこのような印象を、これからの採用プロセスで自社に対して持ってもらうためにも、例えば、

  • 個別セミナーや合同企業説明会、あるいは採用プロセスで自社の若手社員と交流する機会を設ける。
  • 有望な学生のフォローに若手社員にも協力してもらう。
  • 飲みやランチなどカジュアルなコミュニケーションで距離を縮める。
  • オフィスや工場見学の機会を設ける。

などの企画を盛り込み、学生との距離が縮められるような情報提供を意識していきましょう。

採用スケジュールが昨年と同じように進む2018年卒採用では、2017年卒採用での経験値は今年に活かしていくことができます。自社の2017年卒採用活動を振り返り、成功した点や反省点を整理し、2017年卒採用での課題を1つ1つ解消していけるような計画をたてて、採用成功につなげていきましょう。

※参考データ

株式会社マイナビ 「2016年度 新卒採用・就職戦線総括

株式会社ディスコ キャリタス就活「2017年卒 採用マーケットの分析-就職・採用戦線総括2017-

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

関連記事

伝わる!採用ページの作り方!

伝わる!採用ページの作り方!

採用担当者だからこそできる!自社の魅力の伝え方

採用担当者だからこそできる!自社の魅力の伝え方

ジモト学生にとって魅力的な企業説明会にするには?

ジモト学生にとって魅力的な企業説明会にするには?

ジモト採用のことなら名大社にご相談ください

採用でお困りでしたら私たちがサポートに伺います

弊社は創業以来クライアント数延べ3,000社、東海エリアのジモト企業と求職者の数々の出会いの場を創出してきました。

ジモトに根ざした名大社だからこそわかる個社の魅力を発見し、求職者に誠実に伝えていく為、全力でサポートさせて頂きます。