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2018年卒就活生の動きはどうなる?その動向を考える【前編】

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あけましておめでとうございます。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

年が明け、2018年卒新卒採用の情報公開となる3月まで、あと約3ヶ月。新卒採用の準備もある一方で、新入社員の受け入れ準備もあり…と、この時期を慌ただしく過ごしていらっしゃる人事採用担当の方も多いかと思います。

そんな今年の2018年卒の学生の就職活動は、どんな傾向があるのか。選考活動が本格化する前に対策が打てるよう、今回も様々なデータを参考にその傾向とポイントをまとめてみました。

 

ポイント➀エントリー段階で志望企業をある程度絞り込む

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2017年卒採用より、新卒採用は「3月情報公開」「6月選考活動開始」というスケジュールとなりました。

短期決戦型のこのスケジュールでは、企業の個別セミナーの日程がどうしても重なります。実際に、株式会社マイナビの「2016年度 新卒採用・就職戦線総括」を見ても、企業の個別セミナーは3月に68.7%、4月に76.6%が開催されました。

この2か月に企業の個別セミナーが集中する状況では、学生はエントリー段階で、ある程度企業を選んで活動しなければなりません。その結果、2017年卒学生の平均エントリー社数は45.7社と、2015年卒の85.9社からこの2年で半減しています。同じスケジュールとなる2018年卒学生でも、エントリー社数は同程度となることが予想されるでしょう。

 

ポイント➁学生の就職活動は「2016年夏」から始まっている?

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エントリー段階である程度社数を絞り込むためには、それまでに企業や業界のことをある程度、知っておかなければなりません。企業も、まずはエントリー段階で学生の選択肢に入れるよう、積極的に情報を発信していく必要があります。

こうした背景から、インターンシップを開催する企業も、参加する学生も増えたのが2017年卒就職活動でしたが、2018年卒学生ではさらに、インターンシップの参加目的にも変化がみられています。

それがわかるのが、株式会社アイデムの人と仕事研究所「2018年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査(インターンシップ)」です。この調査から、学生が夏期インターンシップに参加した目的」のうち、2017年卒生に比べて2018年卒生のポイントが上昇した4つの項目をみてみましょう。

【「2018年卒学生の夏期インターンシップに参加した目的」のうち、2017年卒と比べてポイントが上がった項目】

  • 「企業・業界研究のため」(71.1%) *2017年卒では69.5%で1.6ポイント上昇
  • 「就職活動の空気を知るため」(55.6%) *2017年卒では47.6%で8.0ポイント上昇
  • 「周りが参加しているから」(17.4%) *2017年卒では10.0%で7.4ポイント上昇
  • 「先輩に勧められた」(5.8%) *2017年卒では3.7% で2.1ポイント上昇

このように、夏期のインターンシップから就職活動をはっきりと意識している傾向がわかります。そして、そんな周りに影響され、あるいは先輩から「就職活動に有利になる」などの口コミを聞いて、インターンシップに参加する人が増えているのが2018年卒学生の特徴です。

短期決戦型の就職活動を乗り切るために、2016年夏から就職活動を意識して行動を起こしているのが、2018年卒学生の傾向といえるでしょう。

 

ポイント③複数のインターンシップに参加して応募企業を選ぶように

そして、インターンシップが就職活動にプラスになることも浸透しつつあります。

これはデータからも明らかになっており、株式会社マイナビの「2016年度(2017年卒)新卒採用・就職戦線総括」によると、2016年6月末時点の内々定率をインターンシップ参加の有無で比較したところ、文系・理系、男女すべての属性で、参加経験者の内々定率がインターンシップ未経験者を15~20ポイントの差をつけて、大きく上回りました

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これくらい差が明らかになると、「インターンシップに参加したほうが、就職活動に有利」というのは、就職情報サイトはもちろんですが、先輩など周囲の口コミでも話題になります。

これが前項目で紹介した調査で、「先輩に勧められてインターンシップに参加した」という人が増えていることにもつながっていますが、さらに複数の企業のインターンシップに参加する学生の割合が増加しているのも見逃せません。

2018年卒学生の調査ではありませんが、ProFuture株式会社のHR総研の「2017年卒就職活動動向調査」によると、4社以上のインターンシップに参加した学生の割合は、2016年卒文系17%から2017年卒文系では25%に上昇。

2018年学生は、まさに今冬のインターンシップに応募・参加している状況ではありますが、前述の株式会社アイデム「人と仕事研究所」の調査を参考にして推測すると、2018年卒学生で「秋冬のインターンシップに参加したいと思う・どちらかといえば思う」と答えた学生の割合は85%と、2017年卒学生の84.7%をわずかに上回る結果でしたので、インターンシップへの興味関心度合の高さからしても、少なくとも昨年同様の傾向になると思われます。

インターンシップは1日で終わるプログラムも多く、複数のインターンシップに参加しやすいこともありますが、企業側もインターンシップと採用活動をより結び付けて考える傾向が強くなっていることも一因といえるでしょう。

 

後編ではこうした傾向を踏まえて、中小企業が2018年卒新卒採用を成功させるためのポイントはどこにあるのか、考えてみたいと思います。

※参考データ

株式会社マイナビ「2016年度 新卒採用・就職戦線総括

株式会社DISCO 「2017 年卒・新卒採用に関する企業調査-内定動向調査」(2016.10)

R総研(ProFuture株式会社)  「2017年卒就職活動動向調査」(2016.3)

株式会社アイデム 人と仕事研究所「2018年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査(インターンシップ)」(2016.11)

株式会社マイナビ 「2016年度(2017年卒)新卒採用・就職戦線総括」(2016.9)

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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