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中小企業でも勝負できる!学生にとって魅力的なインターンシップとは?【2】

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第2回 中小企業ならではの1日型のインターンシッププログラムとは?

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

今のインターンシップは、第1回でもご紹介したように、8割以上が1日で完結する内容になっています。多くの企業もそうしているように、1日で完結するインターンシップならば、導入もそんなに負担ではない気がしてきませんか?

1日で自社を知ってもらい、よい印象を持ってもらうためにはどんなインターンシップを企画すればよいのか。第2回は、中小企業でだからこそできる学生にとって魅力的なコンテンツについて考えてみたいと思います。

 

他社はどんなインターンシッププログラムを行っている?

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自社で導入できるインターンシッププログラムを考えるにあたり、他社ではどんな内容のインターンシップを開催しているのかをみてみましょう。

株式会社マイナビによる「2016年度 新卒採用・就職戦線総括」によると、学生が参加したインターンシップで行われたプログラムは、多い順に次のようになっています。

【参加したインターンシップの内容(2017年卒)】

  • 1位:グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど) 60.1%
  • 2位:人事や社員の講義・レクチャー 45.8%
  • 3位:若手社員との交流会 39.2%
  • 4位:会社見学・工場見学・職場見学 30.6%
  • 5位:ロールプレイング形式の仕事体験 23.8%
  • 6位:実際の仕事のシミュレーション体験 19.1%
  • 7位:実際の現場での仕事体験 18.2%
  • 8位:その他 4.9%

これが、他社で一般的に行われているインターンシップのプログラムと考えていいでしょう。

特に、2017年卒は2016年卒に比べて「若手社員との交流会」を実施する企業が増え、2016年卒では「若手社員との交流会」を開催する企業は30.6%だったのに対し、8.6ポイントも上昇。上昇率でみると、2017年卒で最も開催する企業が増えたプログラムとなりました。

グループワークは課題の設定など準備も確かに大変ですが、若手社員との交流ならば、それほどの負担もなく中小できそうな気がしませんか?

では次に学生からみたら、どんなプログラムの満足度が高いのかをみてみましょう。

 

学生の満足度が高いインターンシップとは?

インターンシップに参加した学生の満足度を調べたのが、株式会社ディスコの「【2017年度就活生モニター調査】インターンシップに関する調査」です。

調査を実施した企業が異なりますので、プログラム項目が前述の調査と一致してはいないのですが、「大変満足」と答えた学生が多かったインターンシッププログラムはこのようになりました。

【参加した学生の満足度が高かったインターンシッププログラム】

  • 1位:「実務・実践タイプ」 55.9%
  • 2位:「プロジェクトタイプ」 49.5%、
  • 3位:「見学&体験タイプ」47.2%
  • 4位:「講義タイプ」30.1%

このプロジェクトタイプは、マイナビの調査で最も多くの企業がインターンシップで行っていたグループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど) に該当するといえるでしょう。これをみると、「講義タイプ」のように、一方的に社員の話を聞くプログラムではなく、実務、実践、体験を通して自ら企業を体感できるプログラムの満足度が高い傾向がわかります。

以上の調査結果を踏まえると、実際の仕事を実践したり、体験したりできるプログラム、グループワーク、社内や工場を見学するプログラムが学生にとって魅力的なプログラムということになります。

 

「中小企業でも勝負できる!」という視点からプログラムを考える

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さて、インターンシップの一般的な傾向を踏まえ、次に「中小企業でも勝負できる」という視点から、中小企業だからこそ魅力的になれる内容はどんなものか?を、今年多くの企業が開催したプログラムから検証してみたいと思います。

まず、インターンシップのプログラムとして最も開催された「グループワーク」

多くの参加者が一度に参加でき、説明を行えば各グループが手順にそって学生だけで進行することができるため、事前準備は大変ですが少ないスタッフで多くの学生に対応できます。

グループワークの醍醐味は、他の参加者と意見を交わし、違いを発見して刺激や気づきを得ることにあります。ある程度の人数の学生が集まることが望ましいため、大企業向きではありますが、参加人数が小規模になることが予想される中小企業のインターンシップではあまり向かないといえるでしょう。

次に、「人事や社員による講義」。つまり事業内容や会社説明、仕事の説明などのプログラムです。これはもちろんインターンシップには必要なプログラムの1つですが、参加した学生の満足度はそう高くない内容であり、講義中心にするのではなく、必要最低限にするのがいいかもしれません。

そして「若手社員との交流会」。ここは中小企業が勝負できるところといえるのではないでしょうか。中小企業ならば、大企業よりも参加する学生が少ない分、若手社員が対応できる学生の人数や1人の学生が若手社員と接する時間が大企業よりも充実したものになりえるからです。

さらに最も注目したいのが、参加した学生の満足度は最も高いにも関わらず、2017年卒では実施する企業が少ない「実務・実践型」のプログラムです。

学生に仕事の実務や実践をしてもらう「実務・実践型」のプログラムは、事前準備も確かに大変ですが、当日に学生が業務を実践するのをきちんと見て指導する必要があります。

多くの学生に対して目を行き届かせるのはとても大変ですし人手も必要ですが、参加人数が数人という少人数であればなんとか対応できるのではないでしょうか。

この大企業で実施するのは運営上難しい「実務・実践タイプ」のプログラムこそ、中小企業だからこそ手厚い内容で勝負できる魅力的なプログラムなのではないかと思います。

次回第3回では、この「実務・実践タイプ」のプログラムについて、より具体的にどんなプログラムがあるのかをご紹介させていただきます。

 

※参考データ

株式会社マイナビ「2016年度 新卒採用・就職戦線総括

https://saponet.mynavi.jp/material/saiyousoukatsu/16soukatsu/index.html

株式会社ディスコ 「【2017年度就活生モニター調査】インターンシップに関する調査

http://www.disc.co.jp/research_archive/index.htm?cate=gakusei-report&year=2017

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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